夏休みの休日side奈々
夏休みに入ってから私はすごく暇だった、時間がたくさんあるので早起きなんてしない、布団の上でだらだらと過ごす日々だ、暇な時はいつも健の部屋で遊んでたし、ショーパンを履いていくとちょっと目をそらすけどそらし切れない反応とか見て楽しんでた
少し前のあれは踏み込みすぎた、思い返すと私まで恥ずかしくなってしまった、健になら大丈夫かと思ったんだけど私には早かったみたいだ、そろそろ仲直りして、健の部屋でゲームとかして話したいな
そう思って私は携帯を手に取り、健にかけてみた、時刻は10時半、何度かかけてみるも出なかった
まだ寝てるのかな、起きたら返信来るだろう、そう思って私は恭平に電話をかけた
「あ、もしもし、恭平」
「おぉ奈々、朝早くどうした」
10時半で早いのかな、確かに私は朝弱いから朝早くになるかもしれないけどさ
「いやぁもう朝早くないでしょ、そんなことより暇だったら遊ぼうよ」
どうやら恭平も暇らしく、あっさりとOKをもらった、私は準備をすると早速家を出る、夏休みだからと言って特に変わったことはない、ただ休みが続くだけ、いつもより幸せな時間が増えるだけだ
待ち合わせ場所につくとすでに恭平は待っていた
「ごめんね、お待たせ」
「いいよ、じゃあいこっか」
「それにしても奈々が俺を誘うのって珍しいよな」
「ん?あ、確かに、まぁ今日は健が電話に出なくてさ」
今一度かけなおしてみたが出なかった、恭平にその画面を見せたら笑われた
「拒否られてんの?」
「えっ・・・そんなことないと思うけどなー」
「冗談だって、あいつが奈々のこと拒否するわけないじゃん」
そういえば恭平と2人なんて久しぶりだな、クラスでよく話すけども健と3人で遊ぶことはよくあったけど今は2人なんだよね、健みたいにいろいろ振り回すのも悪い気がするしな
「さて、飯でも食べる?それとも映画でも見に行くか?」
「じゃあ映画でも行こうよ」
その後、映画を見に行き、ファミレスで感想を言い合って、ショッピング街を歩いた、洋服とかを見に行くと恭平は少し退屈そうにしてた、いろんな意見をくれる健が逆に珍しいのだろう
ただ遊んでるだけ、一般的にはこういうのデートって言うのかな、そう考えるとなんかいいかもしれない
「ねぇ恭平、これってデートになるのかな・・・」
日が沈みかけた帰り道、恭平に聞いてみた
「デートなんじゃないかな、俺は楽しいデートだったよ」
その答えに安心した、楽しんでくれてたみたいだし、最初は健の代わりにと思ったけども普通に楽しめたし、また行こうかなと思った、私は恭平と別れると健の家へと向かった
今日のことを自慢してやろうと、行く途中に電話しても出てくれなかった、何度かそれを繰り返し、健の家に着くころには上がっていたテンションが下がってた、チャイムを押すと遥が出迎えてくれた
「あ、奈々姉久しぶり」
そう言って飛びついてきた、私は優しく頭を撫でるといつものように健は居るのか聞いた
「お兄ちゃん今日はでかけてるよ、てっきり奈々姉と遊び行ったと思ってた、そろそろ帰ってくると思うよ」
最近、健と仲が良くて遊び行くようなのは麻美くらいしかいない、私が相手しなかったから麻美とでかけたのかな、まぁいいや帰ってきたら聞けばいいか、そう思って私は部屋で待たせてもらうことにした
「おじゃまします」
そう言って玄関をくぐり、挨拶をすますと、健の部屋で待たせてもらった、部屋に荷物を置き座って周りを見渡した
そう言えばこの部屋に来るの少し久しぶりだな、そう思いながら健が帰ってくるのを楽しみに待った




