始業式 side奈々
今回のお話しは三森奈々視点です
すでに健の方でやってる始業式の辺りのお話しです
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気持ちよく寝てると、目覚ましのジリりりというのをうるさく感じる、もう少しストレスにならない目覚ましとかないのかな、そう思いながらベットから起きる
時計を見ると4月5日7時20分、今日からまた新学期が始まった、少しだるいけど、ご飯食べて健のとこ行こう
私はご飯を食べて健の家の前で待つ、いつからだろうか、ここ数年ずっと一緒に学校に行ってる
普通に話しやすいし一緒の登下校もそれなりに楽しみにしてる
「おはよう」
壁によさりかかって待ってるとそう声をかけてくれる
「うんおはよう、いやぁ2年生なったね」
「ほんとにな、今年は赤点とか取らないように頑張ろうな」
「何でいきなりそんな話しなのさ、確かにギリギリなとこあったけどさ、まずは一緒のクラスになれるといいねとかじゃない?」
「ごめん、俺が間違ってた、でも今年もどうせ一緒だろ、今まで通りにな」
クラスなんていつも一緒だった、朝はクラスへ一緒に行き、帰る時は一緒に帰る、良く付き合ってるのと聞かれるがそんなことはない、ただ一緒にいると楽だから一緒にいるだけ
付き合いたいなとか恋人になりたいとかそんな気持ちはない、関係が幼馴染から恋人になったところで特別なことは何もないからだ
「同じ2年2組だな」
「やったね、また、補修受ける時も同じだね」
そこは安心した、健に対して特別な感情は特にないが心強い
「その話やめろってさっき言ってなかったか」
「細かいことは気にしないぃ、あ、恭平も同じクラスだね」
私は跳びはねるように健の腕を抱きしめる、さぁ行こうと健の腕を引っ張った
「おはよう」
教室へ入ると、恭平は先に来ていた、私と健の幼馴染、健より背が高くてかっこいい
健の腕を離して私は席へと着いた、健も恭平も同じクラスだ、しかも篠田さんもいる
「奈々ちゃん、1年間よろしくね」
こちらに気付いた篠田さんが手を振ってた、私は手を振りながら近づいてく
「うんよろしくね、今年は楽しくなりそうだね」
時間が来るまで篠田さんとのんびり話してた、と言っても篠田さんは物静かだから私がほとんど一方的に話してただけだ
時間は過ぎて、体育館で先生の話しを聞いて教室で先生の話しを聞いて、午前中で終わるので午後は自由だ、今日は健の家でも行こうかな、そんなことを考えてた
健は男子にも女子にも人気があるのでどうせ時間かかるだろう、とりあえずトイレ行こうかな
そう思って鞄を持って立ち上がった、もし一緒に帰れなくても、健の家に直接行けばいいだけだし
だがしかし、トイレから戻ると健はいなかった、自分の予想が外れたのは少しショックだ、でも時間は少ししかたってない
きっと追いつけるかな、そう思うと下駄箱へと向かった
「あの、宮永君、一緒に帰らない?」
健は確かにいた、でもその後ろには篠田さんがいて、まるで勇気を振り絞って話しかけた感じだった
健は勢いよく頷いてた、私はただここで2人が歩いてくのを見つめてるだけだった
あの2人意外に仲が良いのかな、そんなふうに思った、なんで私も一緒に帰ろうって言えなかったんだろうと後になってから思った




