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ダメ人間の死んでない日常
「、、、ん?」
目が覚めた。確か俺は大学に行ってたはずだが、、、
倒れ込んでいる俺の周りには沢山の人が取り囲んでいた。
俺の名前は如月空太。普通とは言えない生活を送っている大学生だ。成績はまずまずだが何より影が薄い。大学で誰かに挨拶しても無視されるのは当たり前で、誰かに認識される事自体珍しいと言っても過言では無い。小学生の頃は腐るほど友達なんていたのに中学生になってから急にいなくなってしまった。理由は不明だが今更改善しても変わらないのは目に見えている。毎日を大学とネトゲに費やしているテンプレダメ人間だ。今俺は大学に向かっている。今日は帰ったら何をしようか。何のゲームをして何時にねようか。ずっとそんな事を考えながら大学へと足を進めていた。ぼーっと歩いていた。すると...急に俺の意識は途絶えた。