表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リスタート! 〜最強夫婦の異世界転生記〜  作者: おみこ
子供時代inメートン
5/15

本を買おう

本を買いに街へ行くことになった。

今まで外に出ることは無かったので楽しみだ。

家族全員で出掛ける。

「あれなにー?」

「あれはお肉屋さんよ」

ルイアは元気いっぱいだった。

まぁいつも元気いっぱいだけど。

元気がありあまっているぐらいだからもっと積極的に外に行かせた方がいいと思う。


本屋に着いた。

中に入ると俺たちを拾ってくれた老夫婦がいた。

じいちゃんの方は「キャロル」、ばあちゃんの方は「ダーナ」という名前だ。

2人が本屋をやっているらしい。

他に客はおらず、ウィーテと店内を見て回る。

目標は地図と魔法に関する本だ。

何日かかけて図書室内を探したがこの2種類だけ見つけられなかったからだ。

地図は簡単に見つかったが魔法の本が見つからない……

そういえば本の量はなかなかのもの、製紙技術はそれなりに発達しているようだ。

前世の魔法にも本をまるごと写す魔法があったがそういうものがあるのだろうか?


結局見つからなかったのでじいちゃんに聞くことにした。

「じいちゃん」

「ん?なんだいロウ」

「魔法の本ってどこにあるの?」

「……魔法の本が読みたいのかい?魔法の本は本屋ではなく魔道具屋にあるんだよ」

それにロウにはまだ早いな、と笑われてしまった。

そうか魔道具屋があるのか……行ってみたいな。

「父さん、母さん、魔道具屋に行きたいんだけど」

「魔道具屋かい?ロウにはまだ早いかなぁ」

「魔法は6歳になってからね」

「6歳になると何かあるの?」

「精霊との契約があるんだよ」

精霊との契約!なんて面白そうな響きだ。

その日は魔法の本は断念し、地図だけ買ってもらった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ