flower*girl
少し前の事です。
花が好きな少女がいました。
彼女の名は花音です。
花音は、毎日花を見て育ちました。
そして、花のような優しく可愛らしい娘になりました。
花音は学校には行きませんでした。
森の奥にある、大きな家でただ花を見ていました。
花音に家族はいません。
お母さんは病気で、お父さんは殺されて死にました。
けれど花音は、頑張りました。
花音はあまり喋りませんでした。
たった一人の友達、未来と喋るだけで、あとは無口でした。
そんな花音はある日、大好きな自分の庭でスノードロップという花を見つけました。
(可愛い花ですね…)
と花音は思いました。
そして花に触れました。
すると視界が曲がり、世界が反転しました。
「きゃっ…」
花音は気持ち悪くて、庭に倒れ込んでしまいました。
それから何時間が過ぎたでしょう。
花音を呼ぶ声がします。
「花音?花音!!」
未来でした。
「未来…」
花音が言うと、未来は嬉しそうに笑いました。
未来は学校に通っています。
未来はとても優しくて美人です。
未来は花音の友達です。
だから、花音は未来を大切にします。
花音も未来の友達です。
だから、未来も花音を大切にします。
「未来…どうかしましたか?」
花音が尋ねると未来は、苦笑いしながら、 「私の友達…会ってみない?」 と言いました。
「はい?」
花音の顔が、緊張しはじめました。
花が好きな少女がいました。
彼女の名は花音です。
花音は、毎日花を見て育ちました。
そして、花のような優しく可愛らしい娘になりました。
花音は学校には行きませんでした。
森の奥にある、大きな家でただ花を見ていました。
花音に家族はいません。
お母さんは病気で、お父さんは殺されて死にました。
けれど花音は、頑張りました。
花音はあまり喋りませんでした。
たった一人の友達、未来と喋るだけで、あとは無口でした。
そんな花音はある日、大好きな自分の庭でスノードロップという花を見つけました。
(可愛い花ですね…)
と花音は思いました。
そして花に触れました。
すると視界が曲がり、世界が反転しました。
「きゃっ…」
花音は気持ち悪くて、庭に倒れ込んでしまいました。
それから何時間が過ぎたでしょう。
花音を呼ぶ声がします。
「花音?花音!!」
未来でした。
「未来…」
花音が言うと、未来は嬉しそうに笑いました。
未来は学校に通っています。
未来はとても優しくて美人です。
未来は花音の友達です。
だから、花音は未来を大切にします。
花音も未来の友達です。
だから、未来も花音を大切にします。
「未来…どうかしましたか?」
花音が尋ねると未来は、苦笑いしながら、 「私の友達…会ってみない?」 と言いました。
「はい?」
花音の顔が、緊張しはじめました。
スノードロップ
2014/11/01 13:15
(改)