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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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たくさん愛して、呪ってあげる

作者: tomato
掲載日:2026/10/28

中学の時に書いたものを大まかな内容は変えずに、リメイクした物語です!

楽しんでくれたら幸いです!

立ち込める香のかおり。女は煙管《きせる》を吸い、その煙が天へと続く。所々から聞こえる三味線の音、それに合わせて歌われる声。女は派手な着物と白粉や紅を顔に塗り、着飾る。男は乱れた服や髪の者もいれば、身なりや髪を整え、金をたんまり持ってそうな者もいる。女たちのきめ細やかな肌が、ぼんやりと揺れる光に照らされ、男たちは、誘惑されていく。

―ここは、嘘と恋が入り混じる遊郭の世界だ―



私は、見習い遊女の響音《おとね》。この鶴乃屋《つるのや》で、衣食住を与えてもらっている。

ここ、鶴乃屋は他の店と違い、人気の売れっ子妓女《ぎじょ》が多く、一晩買おうとすると、一般の男性が血眼になって働いた、半年分の給金が無くなる程の値段が付く。

「響《おと》~、お稽古が始まるわよ~。」

「響《おと》、そこに置いてある物をしまっておいてくれるかい?」

「すぐに行きます、麻美《あさみ》姐さん!…この紅ですね、しまっておきます、瑠奈《るな》姐さん。」

私は、人から『響《おと》』と呼ばれている。『姐さん』というのは、遊郭における地位が自分より高い女に使う言葉だ。

私は身支度を終え、朝のお稽古場へと急ぐ。幸い、間に合ったようで、他の子たちも同じように部屋へ入っていく。私もそれに続いて、部屋に足を踏み入れる。空いている空間に、手をついてから正座をする。

「ほらー!お前たち!お稽古を始めるよ!今日は、舞の稽古だ!稽古を終える前に、皆の前で舞ってもらうから、しっかり励むように!」

勢いよく、遣り手婆《やりてばばあ》が言い放ち、私たちは「はい!」とはっきり返事をした。


私は舞が得意だ。誰よりも上手く舞えると自負している。三味線のベンッという音が、部屋の中に響き渡り、皆それぞれが舞い始める。私も扇子《せんす》を開き、ゆったりと緩急《かんきゅう》をつけて舞う。くるりと一回転して、扇子で顔を少し隠しながら、しゃがみ、もう片方の手を指先まで伸ばしながら、腕を顔へ持っていき、立ち上がる。そして、清流の川のように扇子と自分の体を使いながら、舞う。この一連の動作を繰り返して、三味線の音が消えた。

「よし!じゃあ、名前を呼ばれたら、前に出てきな!まずは…瑠奈だね。」

「はい。」

瑠奈姐さんはゆっくりと立ち上がり、前へ進んで、私たちのほうを見ると、正座をして扇子を置き、手をついて礼をした。

「よろしくお願い致します。」

その言葉と同時に、三味線の音が鳴り、瑠奈姐さんは舞い始めた。真剣に舞っているのが、表情から読み取れる。

瑠奈姐さんが舞い終わり、続々と皆が呼ばれていく。

私は最後に呼ばれた。

皆と同じように、前に出て決まった動作をする。三味線の音が耳を通り、扇子を持って舞い始める。夢中になって舞っていたら、あっという間に終わってしまった。「ありがとうございました。」と正座の状態で、礼をしながら言うと、遣り手婆から元の位置に戻るように言われた。

「今回の舞だが、麻美と響音がより輝いていたと見えるね。麻美は長い手足が舞いに活かされていた。響音は表情管理が良くて、上品に魅えた。…惜しかったのは瑠奈だね。表情がもう少し良ければ、夜見世《よみせ》にも出そうと思ったが…、今回は二人が合格だ、麻美と響音には、夜見世に出てもらおうかね。じゃあ、今日はここまで!皆、夜に向けて準備しな!」

遣り手婆がそう言い放つと、部屋から人がどんどん出ていった。私も同じように部屋から出ると、空には烏《からす》が飛んでいて、橙色の光が体を包み込む。心地よい風に背中を押されながら、私は自分の部屋に戻った。


「響~!良かったわねぇ。」

部屋の襖《ふすま》を開けると開口一番に麻美姐さんがそう言って、抱き着いてきた。

私は驚いたけど、そう言われたことが嬉しかった。

「うん、麻美姐さんも、舞がとても綺麗だったよ。」

偽りのない本心を伝えると、「えへへ。」と麻美姐さんは照れた。それを見て、私は「ふふ。」と笑った。

そんな私たちを妬ましそうに見ている人がいるとも知らずに。



重い太鼓の音が辺りに響く。今日の夜見世が始まった。開店準備を終え、私と麻美姐さんは着物を着付け合い、化粧をして、お互いに褒め合っていた。やっぱり、綺麗に着飾ると、どうしても気分が上がってしまう。

二人で、お客さまの部屋に行き、舞を披露して、お酒のお相手をする。

「いやぁ、本当に二人共、舞が上手だね。いつまでも見ていたいよ。」

「ありがとうございます!」

「光栄です。」

雑談をしながら、お客さまは、お酒をどんどん飲まれた。帰るころには、もう、その辺で寝てしまうのではないかと思う程だった。



私たちは、化粧を落として、動きやすい着物に着替え、今晩使用された部屋を片付けに行った。

部屋を片付けている最中に、知らない子が話しかけていた。

「あの、ちょっと来て貰って良い?」

「うん、わかった。でも、楼主様《ろうしゅさま》に呼ばれているから、後でも良いかな。」

「…うん、わかった。じゃあ、後でこの部屋に来てね。待っているから。」

少し、声のト-ンが下がったことが気になったけど、「わかったわ。」と言った。



すぅ、と深呼吸をして、声を出す。

「楼主様、響音が参りました。」

部屋の中から、返事が返ってきた。

「どうぞ、お入り。」

楼主様の優しい声が耳を通る。

「失礼致します。」

襖を開け、部屋の中に入る。そこには、本を読んでいる楼主様の姿があった。

「そんな隅に居ないで、こちらへおいで。」

楼主様は手招きをして、私に言った。

「はい、では、失礼します。」

私は隣に座り、楼主様に今日あった出来事を話した。舞を褒められたこと、夜見世に出たこと。

私が話している間、楼主様は相槌《あいづち》をずっと打ってくれている。質問もしてくれる。私は、若いのに、この鶴乃屋を切り盛りしている楼主様を尊敬しているし、いつからか、一人の人間として愛おしく思うようになった。

「もう、響音は夜見世にも出るようになったのか。あの時はまだ、子供だったのに…。」

もちろん、楼主様が恋愛の意味で私を好いてくれる訳がない。それは、わかっているのだ。だけど、この誰かを愛おしいと思う気持ちは無くしたくない。

「まあ、赤子の状態で捨てられていたらしいですものね。私は、覚えていませんが。」

そう、私は、この鶴乃屋で育ったのだ。楼主様が私を気にかけてくれるのは、この理由もあるのだろう。

「そうか、まあ、それはそうだろうな。」

「では、私はそろそろ失礼しますね。」

まだ、楼主様と話していたいけれど、邪魔をしたくはないので、そう言うと、「ああ、また明日もおいで。」とにっこりと笑って返してくれた。


私は、最後に片付けていた部屋に急いだ。あの子に『待っている。』と言われたからだ。廊下は走らないで、できるだけ速く歩いた。

部屋に着くと、あの子がいた。…だけど、様子が何かおかしい。「大丈夫?」と言って、近寄ろうとすると、急に振り返って、私を押し倒して、上に跨った。突然のことで防ぎようもなく、「え?」と間抜けな声が出てしまう。私が仰向けになり、その子が上に乗っかって下を向いたため、必然的に顔が見られる状態になった。その顔は、泣きながら歯を食いしばっていて、目には『恐れ』が映っていた。

「ど、どうしたのよ。」

一生懸命、平静を保とうとする。

「ごめんなさい。本当はこんなことしたくないの、でも、逆らったら、どうなるか…。」

私は、そこで彼女が持っている簪《かんざし》が目についた。嫌な予感しかしない。早く逃げ出さないと、大変なことが起きてしまう!

「誰に命令されたの?お、落ち着いて話をしましょう。だから、降りて欲しいのだけど…。」

そうやって言っても、その子は話を聞いてくれない。ずっと、「ごめんなさい。」と続けている。

あ、もう話が通じない…。

逃げ出そうにも、腕が足で固定されていて、上手く力が出せない。足も、さっき変に倒れたせいなのか、痛くて動かせそうもない。私が抜け出そうと考えているとその子は、簪を握っている腕を振り上げ、「許して。」と短く言い放ち、ガリっという音と共に、鈍い痛みを顔に感じた。


そこからは、あまり記憶が無い。何回も色々な箇所を傷つけられた気がする。結局、大声を出しても、誰一人として助けに来なかった。あの子は「これで、私は…。」とぶつぶつ言いながら去って行ったことは、何となく覚えている。その後、この部屋に来た人が私に気付いて、助けを呼んでくれた。そのまま、私は意識を失った。



私が目を覚ます頃、楼主様が駆けつけてくれた。第一声が「これは…。」という言葉で、哀れに思う視線を同時に送られた。

「楼主様…、あの、私、響音姐さんにいじめられていて、それに耐えられなくて、気が付いたら…。」

その声は、昨夜、私に簪で傷つけた張本人だった。身に覚えのないことを言われて、私は戸惑って、「何を言っているの?」と言った。それに、その子は「ひっ!」と怖がった。私はただ疑問に思って普通に言っただけなのに、何故怯《おび》えているの?意味が分からない。

楼主様はどうするかを考えているようで、私は静かに待つ。

「楼主様、私は、響がいじめていることを最近この子から聞きましたわ。それは、大変酷く、聞いていた私も、とても苦しい思いでした。」と瑠奈姐さんが部屋に入ってきて、話し始めた。

「そ、そんなこと…。私は身に覚えがありません。」

きっぱりと言い放つと、私を助けてくれた人が、口を開けた。

「この子は、体に痣《あざ》が沢山あったんです。あなたがやっていないなら、なんでこんなにも傷ができているの⁈」

「そ、そんなこと、私は、知りません!」

そうやって、言っているうちに、楼主様が考えをまとめたのか、話し始めた。

「響音、残念だ。君を信じたかったが、信じるための根拠が何も無い。君は、傷物になってしまった。今後、見世に出ることは無いだろう。これからは、鶴乃屋の雑用をして、罪を償ってくれ。」

そう言って、楼主様は部屋から出ていった。

「そんな…。」

口から言葉が漏れる。あんなに頑張って楼主様の役に立とうとしたのに、信じてもらえなかった。流したくない涙が我慢すればするほど零れてしまう。

「信じてもらえなくて、可哀そう。」

笑いながら、瑠奈姐さんが言ってくる。意味が理解できなくて、顔を上げる。

「え、泣いてるの??」

そこには、瑠奈姐さんと助けてくれた人も立っていた。もしかして、仲間だったの?

「全部、計画していたの⁈」

信じられなくて、信じたくなくて声を初めて荒げる。

「「そうよ。」」

「この子に協力して貰ったの。」

あの子の肩を瑠奈姐さんが強く掴む。

「細《・》工《・》は面倒だったわね。」

細工って…。

「もしかして、あなた達が、この子の怪我を?」

二人は不敵な笑みを浮かべ、「私たちだけじゃないわ。」と言った。

「私たちはあなたが邪魔だった。それだけよ。」

「そ、そんな…。」

もう、頭の中は真っ白で、何も考えられない。そこから、何か聞こえたけれど、耳がそれを受け付けなかった。気付いたら、部屋には私一人になっていた。


ここから、私の扱いは随分と変わってしまった。鶴乃屋の皆から嫌われ、毎日雑用をこなす日々が続いた。瑠奈姐さんたちにいじめられることも日常茶飯事になり、皆に『自業自得だ』『ざまあないね』という言葉を浴びせられた。水をかけられたり、わざと掃除した所を汚されたりと、瑠奈姐さんたち以外にも酷いことをされた。私の毎日は地獄と化した。それでも、働き続けたのは、楼主様のため。育ててくれた恩も返したいし、何より楼主様への気持ちを失いたくない。この鶴乃屋で楼主様の姿が見られるのなら、私は此処に居る。それに、こうやって頑張っていたら、もしかしたら、私が清廉潔白《せいれんけっぱく》である、とわかってくれるかもしれない。そんな淡い思いを胸に抱いて、生活を続けた。


ある日の朝、部屋の外が騒がしいことに気が付く。『今日は休みのはずなのに、どうしてこんなにも騒がしいのだろう』と私は思った。適当に髪を結って、着物の上に羽織りを着て、襖を少し開けると、人が右から左へ走って行くのが見えた。襖を開けて、部屋の外へ出ると、先程の人と同じ方向へ走って行く人たちが見えた。私も急いで追いかけると、一か所に鶴乃屋の皆が集まっていて、楽しそうに話をしている。

何かあるのだろうか。背伸びをして前を見ようとすると、急に歓声が起こり、私は、人に押されて、よろけ、尻もちをついてしまった。これは、尋常《じんじょう》じゃない騒ぎ具合だと思い、人の隙間から、前の様子を確認した。それを見て、私は言葉を失った。

「少し前から決まっていたそうだよ。」

「私たちに知らされたのは、確定したときってことかい?」

周囲の人がそう言っているのが聞こえる。

「まあ、お似合いよね、楼主様と麻美さん。美男美女って感じ。」

そう、私が見たのは、正装した楼主様と鶴乃屋に代々受け継がれているお内儀《ないぎ》の着物を着た麻美姐さんが腕を組んで立っていたのだ。

嘘だ…。その事実を受け入れたくなくて、振り切るように、私はその場から急いで立ち去った。


もう、どれくらい時間が経ったのだろう。何も考えられない。私は、幸せになっている楼主様を見れればそれで良いと思っていた。それなのに、こんな気持ちになってしまうなんて。

「もう、嫌。」

消え入りそうな声が静かな部屋に響いた。


それでも、日常は続いていく。いつものように、嫌がらせに合う日々。不思議と嫌な気持ちは無かった。むしろ、何も感じなかった。その日は、穏やかだった。次の日も、その次の日も、どれだけ日にちが過ぎても、私の心は穏やかだった。まるで、嵐の前の静けさのようだった。


いつものように、雑用をしていると、私に呼びかけが掛かった。

「楼主様があなたを呼んでいるわ。」

麻美姐さん…、今ではお内儀だから、麻美さんだ。麻美さんが私にそう教えてくれた。

「ありがとうございます。」

そう言って、楼主様の部屋へと向かった。

何を言われるのだろうか。私にはもう、使い道は無いはずなのに。

考えているうちに、部屋の前に辿り着いた。

「楼主様、お呼びでしょうか。」

この部屋に来るのも何時ぶりだろうか。嬉しい気持ちが溢れ出そうになる。

「入ってくれ。」

けれど、楼主様の声は冷たい。「失礼致します。」と言って部屋の襖を開け、中へと入る。

顔を上げると、そこには、知らない男性が立っていた。私は、呆然とその男性を見る。楼主様がその男性に「どうです?」と聞いた。その男性は「いいですねぇ、喜んで身請《みう》けするよ。」と言い、楼主様に大量のお金を差し出した。

「そういう訳で、響音、君を…」

やめて、楼主様の口からそんな言葉、聞きたくない。嫌…!

「この男性が身請けしてくれる。式は早くして欲しいらしく、明日だそうだ。部屋に戻って、荷物をまとめておいてくれ。」

私は、背筋が凍り付いた。好きな人から他の男性と結婚しろと言われるなんて…。

受け入れたくない。これなら、ずっと此処《ここ》に居るほうが良かった。でも、もう、どうにもならない。

私は、部屋から「失礼致しました。」と言って出た。


部屋に戻る道中に、麻美さんが話しかけてきた。

「ねぇ?身請けの話だったでしょ?どう思った?」

「何で、そんなこと…。」

というか、どうして知っているの?

「気になるわよ、だって、私が楼主様に頼んだことだもの。」

「え?」

私の間抜けな声を聞いて、麻美さんは笑い出した。

「ふふふ、随分と落ちぶれたものねぇ。あんなに上品で綺麗だったのに。今では、もう、そんな面影《おもかげ》すらもないわね。良い気味!」

麻美さんの変わりように呆然と立ち尽くす。それを見て、気分が良くなったようだ。

「あなたを傷つけるように言ったのも私。身請けをするよう進言したのも私。全てあなたが邪魔だったの。容姿も技術も教養も全てにおいて、秀《ひい》でていた。あなたの唯一の弱点は、人に優しすぎる所。そこに私たちは漬け込んだのよ。せいぜい、最後まで足掻《あが》いたら?まあ、無理だろうけど。」

そう言って、麻美さんは、笑いながら、その場を立ち去って行った。

私はゆっくりと足を前に出して部屋に戻った。



今日は、私の身請けの日。化粧や着付けを手伝ってくれる人は当然、居る訳は無く、全部一人で終わらせる。化粧のおかげで、顔の傷を誤魔化すことができた。

宴席会場に足を踏み入れる。そこには、昨日の男性と楼主様に麻美さん、瑠奈姐さんたちが居た。私も男性の隣に座り、「こんにちは。」と言う。男性も「これから、宜しくね。」答える。

宴席が始まり、催し物が次々と行われる。皆、楽しそうにしている中、私は大きくはっきりと声を発した。

「最後に、一回だけ舞を披露《ひろう》しても宜しいでしょうか。」

辺りは静まったが、構わず、前へ出る。私は正座をして「よろしくお願いいたします。」と言った。戸惑いの音が三味線から鳴ったが、気にせずに自分の舞をする。今、全員の視線が私に集まっている。皆が、私に魅了されている。音を聞けば、必然とわかる。私は、舞が大好きだ。


ベンッという音が鳴り響き、舞が終わる。私は、「ありがとうございました。」を言わなかった。その代わり、こう続けた。

「あなた達は、後に今までのことを後悔するわ。何故なら、私があなた達を呪うから。愛は最大級の憎しみよ。」

笑いながら、そう言って、私は、青い空が見えている窓へ走り出し、振り返って、そのまま後ろに倒れた。

風が髪の毛を乱し、耳を突き抜ける。窓から見下ろす人の顔が見える。

「楼主様、好きだったよ。」


―ああ、やっと、自由だ―


頭に鈍い音がした。


ありがとうございました!

このお話の番外編を後に書くかもしれないので、その時は、読んでくれると嬉しいです!

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