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結局、何かのために生きてしまった

 残念ながら、自分のために生きることができなかった。


体が正直にそのことを打ち明けてしまった。はじめに、を読んだ方であればわかるだろうが、自分のためだけに一人きりで生きようと思ったら、体の調子がおかしくなってしまった。これは危ない、と思って、逃げることにした。結局、他者を必要とした。



 正直に言えば、今まで人間関係がまったくうまくいかなかった。関わろうとしても、決裂する。だから人と関わることに関して、あまり自信がない。そのせいで、いざ関わろうと思っても、うまくいかないのではないかと思ってしまう。だから、遠慮してしまう。他人を恐れているわけではなさそうなのだが、他人のことをどうしても考えすぎてしまう。人間関係に自信がない。


その結果として、もういっそのこと、一人きりで生きていったほうがいいのではないかと思い、自分のために生きることにした。しかし、失敗してしまった。



 どうしてこんなに、自分のために生きることは難しいのだろうかと、思ってしまう。どうしても、生の倦怠を感じる。生きていても、なんだか無意味だ。情けない。


しかし、投稿するために書こうとすれば、気力が湧いてくるような気がする。おそらくこのサイトの多くの人が言っているだろうが、他人から読まれる可能性があるだけでやる気が上がるものだ。この可能性があるだけで、とりあえず、自分のためだけに生きることはなくなり、その分「何か」のために力を注ぐことができる。


その「何か」は、人それぞれ異なっているだろう。しかし、その内容が何であれ、とりあえず、その「何か」を追い求めていれば、どうにかなるような気がする。だから自分は、投稿することをその「何か」だと見据えて、投稿を続けていきたい。

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