短歌 その二
掲載日:2022/10/23
今どきの
現代短歌
詠んでみる
三十一に
気持ちが弾む
青空に
掃いて撫でる
薄白の
流れる先を
ただただ見入る
旅先の
夜景に瞳
見張りつつ
その地の暮らし
そこにある生
この先の
想い願いに
瞳閉じ
柏手を打つ
新しき年
この夜も
あの日の夜も
明日の夜も
その日の虚無に
そっと息吐く
幾年の
先の世代に
詠まれる謳は
今の時代を
いかに紡ぐか
今だけよ
君が刹那に
軽んじる
僕の気持ちは
そうじゃないのに
言の葉を
拾い集めて
詠む謳は
誰かのもとに
届くだろうか
哀刹那
言の葉紡ぐ
時を超え
吟遊詩人
何を吟じる




