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没品  作者: 神谷 おぼろ
第1章~始まり~
4/6

第4話~ネタ切れ的なアレ~

 太陽がすっかり上りきった頃、彩は目を覚ました。

「おはよー!お兄ちゃん!!」

「ん。おはよー凜」

「凜、昨日のお礼に朝ごはん作ったの!冷蔵庫にあったもの勝手に使っちゃったけどいいかな?」

「凜が俺に作ってくれたの!?ありがとう、嬉しいよ。全然使ってくれて構わないよ」

 冷蔵庫のものなんてどうせ買えばいいことだ。

「うふっ、よかった。下で待ってるから、冷めないうちに来てね」

「うん。わかった」

 俺はゆっくりと着替えを始めた。


 着替えながら、俺は昨日のことを思い出していた。

「そういえば凜昨日の夜12時くらいに、起きて誰かと話してなかったか?」

 いや、ただの気のせいか。彩は理解出来ていなかった。それと同時に気づかないでいた。凜が意図的に彩に近づいたことに、、、。


 着替えを済ませた彩はリビングへ行き、いつもと違う食卓に驚愕した。

 食卓には、沢山の料理が並べられていた。

 主食はご飯で、主菜は、目玉焼き。副菜は、レタスなどの野菜サラダだった。他にも多々あるが、1番目に入ったのが薬膳スープだった。

 これは昔母が作ってくれた思い出の料理だった。こんなもの作る材料、(うち)にあったか?と思ったが、凜が作ってくれた喜びが勝り気にせず黙々と食べた。


「おいしい?お兄ちゃん」

「あぁ、すごく美味しいよ」

「えへっ、よかった」


 凜の笑顔を見ていると、それだけで心の癒しになる。でも、彩にはするべきことが残っている。


「妹を見つけないと、」

 ボソッと彩は呟いた。それを聞いた凜は手を止めた。

「どうした、凜?」

「! ううん!何でもない。」

「そうか」

 それより、どこにいるんだ。昨日あれだけ電話したのに全然繋がらないし、一体どこで何やってるんだ。


 朝ごはん(...時間的に言うと昼だが)を食べたらすぐに凜と話をした。


「大事な話がある」

「イヤ」


「まだ何も言ってない」

「どうせ、警察行くって言うんでしょ」


「そうだ、このままだと俺は犯罪者になる。それは避けたいんだ」

「警察はいや」


 凜はびっくりするほど、警察に行くことを拒んだ。

「何か行きたくない理由でもあるのか?」

 彩は思い切って聞いてみた。しかし、何も応えてくれなかった。彩はもう半分諦めていた。凜を警察に連れていくということと、、、


 妹を見つけることを

今回話が短すぎてすみません。。。

今後1300字以上を目安にしていきます。

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