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〇〇であふれる世界

地下に隠された扉。

作者: 雨夜

周りを見渡すと、棚や古びた売り物が目に移りこんできた。どうやら建物の中らしい。人の姿は丸でなく、最近いた形跡もほとんどなく、棚や空な商品のパッケージに上にはほこりが乗っている。

うーる「埃多いな!早く外に出たい…」

アユ「結構放置されてたみたいやんなぁ」

あまだ「おれの部屋と同じくらい埃があるな。」

るみか「いや、おま、どんなところに住んでるんだ!?」

まあ、冗談だけど☆

なな「とりあえず外出てみるかー!」

げん「外は警戒したほうがいい気がするなぁ、強いのが一匹いるぞ。」

わたあめ「あっ、このジリジリ感じるものが気配なの…?沢山あるんだけど…」

らむ汰「周りにも何匹かいるね!」

ちなみにみーくん以外は皆武器の形をしている。みーくんはアユさんの後ろに隠れて覗いている。ふと、目があった。隠れた。かわいい。


なながすでに外に出ていた!やばいやんけ!!今の会話聞いてた!?

後についで急いでうーちゃんが出ていった。武器無いよね!?よく出るね??ハウスダストきついけどね!?あとに続いて急いで出る。

外は眩しく目がなれるのに時間がかかる…と言いたいところだが、かなり曇っていた。暗い。そして、さっと皆が壊れた車の後ろに隠れていた。え?

まっすぐ前を見ると、人と目があった。あ………やっちまった。

らむ汰「あまださん!!見つかっちゃいましたよ!?」

て、てへぺろ…というか、これ一人に見つかったら周りの奴らが集まってくる系だよね!?まずい…

人だと思っていたその生き物は、牙を出して飛んできた!!爪も伸びた…!これアユさん並の速さだな…急いで盾を構える。

感情……戸惑い…?やってみるか…いや、死ぬの怖いから焦りで!!

焦る気持ちを出しながら盾を前に出した。

カキーーン!!

あ、これ別に課金してる音じゃなくて、一応守ったんだよ!ただ、感情が弱すぎてギリギリだった。古びたビルの壁までぶっ飛んだ。痛い…

吸血鬼だな。こっちらへ二回目の攻撃を仕掛けてきた…!

あまだ「やべぇ!!」

ドゴーーン!!

るみかさんの火炎魔法に吹き飛ばされた吸血鬼の表情は、驚きで歪んだ。無音で出すとかるみかさんかっこいい

げん「ぶっww見た?今の顔wwださぁー!」

味方なのに口悪いと思うわ、うん。まあ、確かにあの顔をみたらスカッとしたけど!

うーる「まだ倒れてないですね…逃げることもできないのでかなりまずいですよ…」

あまだ「何!?その俺のせいみたいなパターン!すみませんでしたぁぁあ!!」

なな「まあ、やっつければいいんだよね!よし!」

うん、このメンツ、強かったんだった…!

すると、予想(?)通り、他にも吸血鬼が現れた。4体居るな…剣とか持ってるし!

そのうち一人が、剣を構えてうーちゃんの所まで飛んできた!!ななが急いでバリアを貼る。剣は見事に弾かれた。不意だったのもあるかもしれないが、無性に腹が立った。武器ないやつから狙うのかよ。あ、おれうーちゃんに恋してるのかもしれない。あいつををぶっ殺したいなんて、久しぶりに思った。

らむ汰「あまださん!強く握られると、形が変わってしまいます!」

あっ…!感情隠しててもらむ汰さんには伝わるもんな!ごめん…()

異変を感じた。なぜか盾が、細長く変わっていったのだ。これじゃあ守れないぞ!?

剣をもった吸血鬼は、今度はおれに切りかかってきた。まずい…頭に血が登っているのか、反射的に怒りの感情のまま守ってしまった。

ガシャッ!!


吸血鬼の力強い攻撃を受け止めていた。そう、盾ではなく剣で。

あまだ「え!?剣になれるの!!??」

らむ汰「さすが!」

さすが私って言う事でいいかな!?う!?

いい感じに受け止めたのに、いきなり剣の吸血鬼は距離を取った。ん?なんで

空を見ると、魔法が降ってきた。あ、やばい、と思って剣を構えると…

魔神が上空に現れた。爆発音と共に、魔神は……消えた!?

あっ、わかった。

アユ「ま、魔神さんを出すんや!?」

なな「いやぁ、何か身体が硬そうだったし…!でも2秒くらいしか具現化できなかったな……」

魔神の扱い笑笑ちょっと面白かった!どうやら吸血鬼は、剣の吸血鬼、魔法使いの吸血鬼、爪を尖らせ、飛ばしている吸血鬼、そして、黒いマントを着ながらまったく動かない吸血鬼。なんだろう、怖いなぁ、最後の……

アユ「みーくんから案があったんだけど、るみ嬢は魔法使い、昆布は剣使い、アユさんはあの爪の伸びた変なやつの相手をして、ななさんは主にあまd…昆布をサポートして、状況次第で他への支援もする、でどうかな?」

あまだ「おれ昆布じゃないよ!?言い直してよかったよね、さっきの!?」

るみか「何言ってんだ、昆布で合ってるやろ?」

あまだ「まって!それ合ってないよ!!??」

なな「とりあえず、その案でいいよな?」

案…案か……

あまだ「あぁーん♪」

皆「………」

思いついちゃったんだよ!!しょうがないだろ!!滑った!!わ!

げん「きも」

あまだ「すみませんでしたぁ!!異論はないです!!!はい!!」

飛んできた吸血鬼に、アユさんは待っていたかのように対応する。スピード、パワーは互角くらい??いや、アユさんのほうが少し強いかな…?段々と目で負えなくなるスピードの攻防を繰り広げていく。るみかさんは素早い魔法の打ち合いと回避を続けて戦っていた。吸血鬼の方が魔法に慣れているようで、避け方も、出すスピードも滑らかである。まあ、るみかさんはさっき始めたばっかりだからな……。同じことを考えているのか、ななもるみかさんをじっと見ている。


魔法の気にすることがないと言わんばかりの笑みで、斬りかかってくる吸血鬼。力強さも速さも、判断力も負けてるんだよなぁ、きつい……パワーに耐えられているのは間違いなくらむ汰さんのおかげである。

一撃一撃が重く、守るだけで必死である。

らむ汰(潜伏モード)「あまださん!盾の使い方になってしまっています!それと、怒りをもう少し出さないと押し任されます。」

あっ、と!そうだった。恋しているというのは冗談だけど、怒りがあったのはほんとうだ。性格悪そうな顔してるしなぁ、この吸血鬼。何かイケメンだし、段々腹が立ってきたぞ??

剣が紅く光り、段々と押し返せるようになってきた…!吸血鬼は速さを活かして後ろに回って攻撃するようになった。きついぞこれ……。動きはどうしても勝てない…と。そこでななと目があった。あっ…これは…!!


〜うーる視点〜

それぞれが戦いを始めた。さっき分かったが、ここにいても足を引っ張るだけかもしれない。

どこか隠れる場所はないかと見渡す。ここは、何十年か前に放棄された街なのか…?高いビルがいくつも並んでいるが、すべてボロボロになっていて、管理されていない。お店やその看板もボロボロで、商品もほとんどない。ビルに隠れてもいいな。

こんばんは!!遅くなりました!!るみかさんのせいです!!昨日遅くまで寝かせてくれn…(((おい

まあ、殺されるとあれなので言いますが、いいわけです、て、てへ()


また次回!さてさて、うーちゃんの武器はどんな人でしょう…


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