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由佳子と空手(リレー小説)  作者: たつき+ラビリンスコーヒーLv1
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第六話。由佳子、体育館に行く (執筆ラビリンスコーヒーLv1)

 一時間目は体育だった。

「新学期の一時間目が体育かぁ」

 春美が言った。

「本当だね。でもいいじゃん。なんか新学期最初、体を動かして始めるっていうのは」

「そうだね。でも、何をするんだろう」

「うーん、最初だから難しいことはしないと思うけれど。とりあえず体育館に行ってみようよ。春ちゃん」

「うん」

 由佳子と春美はクラスの皆の後について行くように教室を後にした。

 体育館に到着すると、担任の西山先生が竹刀を片手に、体育館の床をビシバシと叩きながら待っていた。

「おい! 遅いぞお前等! 新学期そうそうたるんでいるぞ!」

 由佳子は何で西山先生が体育館にいるのかと疑問に思ったが、西山先生が体育教師だということをすぐに思い出した。

「そういえば、西山先生体育教師だったんだね」

 由佳子が言うと、春ちゃんは「うん。そだねっ」と頷いた。

 西山先生は運動神経は抜群で、筋肉もムキムキだ。だけど、なぜか頭はスキンヘッドだ。さっきのホームルームで、この頭はわざと剃っていると西山先生は言っていたが、理由までは分からなかった。

「あれで、長髪だったら結構イケメンだと思うんだけどなあ」

 由佳子はぼそりと、呟いた。

 西山先生は顔立ちは整っているので、長髪にしたらジャニーズにいてもおかしくないんじゃないか、なんて由佳子は密かに思っていた。

「じゃあ、今日はいきなりだが、体力測定な」

 西山先生が言うと、クラスメイト達が「えーーー!!」と大きな声を上げた。

 由佳子は体育館の中を見回した。すると体力測定ではあまり、というか全然見かけない物が目に入った。

「パンチングマシーン?」

 一体どこから持ってきたのだろうか? それにしても体力測定でパンチ力を測るとは……。

 由佳子は唖然とした。

 そういえば、私昨日の夢の中で熊をも一発で倒せるレベルの空手の極みを体得していたんだわ。

 もしかして本当に体得していたりして……。うふふっ、まさかね。

 由佳子は、一人、誰にも悟られないように思い出し笑いをした。


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