表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

豚公爵と猛毒姫シリーズ

トキ様のパーフェクト悪役令嬢教室

作者: NiO

よくある令嬢ものの焼き直し。


このお話は『豚公爵と猛毒姫』の世界をモデルにしていますが、読んで無くても大丈夫な仕様にしております。

 時魔法使いのトキ様は、一人で世界を滅ぼしたり時空を作ったりできる素敵に無敵な魔法使い。

 あんまり強すぎて人生に飽きてしまった彼の最近の趣味は、『歴史の分かれ道』の傍観、もしくは撹拌です。

 今日も彼は『歴史の分かれ道』を眺めています。


 トキ様の見つめる先。

 そこには、婚約者である王子に捨てられた悪役令嬢の姿がありました。


****************************************


 ストリー王国(キングダム)にある王の城。

 舞踏会が今まさに開かれている大広間のど真ん中に。

 床へ座り込む令嬢の姿がありました。


 長い髪は毒々しいまでの赤。

 全てを見下す様なきつい吊り目と黄金の瞳。

 白い柔肌と豊かな胸元を強調する真っ黒いドレス。

 そう。

 彼女は、どう見ても悪役令嬢でした。


 そして彼女を見下ろすかのように5人の少年たちと1人の少女が立っています。

 中央の少年が、少女の肩を優しく抱きしめると高らかに宣言します。


「ガラクトース・グロテスク嬢。

 貴女にはほとほと愛想が尽きた。

 今ここで、正式に婚約を破棄させて頂く!」


「そんな、ストリーⅡ世王子!

 いったい私が何をしたと言うのですか!」


 王子の宣言に、令嬢が悲鳴にも似た声を上げます。


「今更、言い訳?」


 魔法使い見習いの様なローブの少年がボソリと呟きます。


「いやあ、そういうイケシャアシャアとしたところは、見習いたいですわー」


 商人見習いの様な少年がカラカラと笑います。


「なんと厚かましい!

 この期に及んで白を切るおつもりですか?」


 神官見習いの様な眼鏡の少年が敬語で糾弾します。


「貴様がハニーシロップ・ダイアベーティス様に行ったことは既に聞き及んでいる」


 騎士見習いの様なガタイの良い少年がバリトンボイスで声を響かせます。



 王子に肩を抱かれた少女……ハニーシロップ・ダイアベーティスは声を上げることなく、青い瞳いっぱいに庇護欲をそそる涙を浮かべていました。


「わ……私の言い分は、聞いてもらえないのでしょうか!?」


 令嬢は辛うじて声を上げますが。


「ハニーシロップが嘘を付くはずがない。

 即ち、貴女の言い分を聞くつもりもない!」


 王子は一方的な物言いをして、他の少年たちはそれに賛同しています。


「当然」

「無理ですわー」

「馬鹿ですか?」

「諦めろ」


「ぐ……

 す……ストリー国王陛下……!!」


 鳴り物入りで自分を王子の婚約者にしたその人物……国王陛下に、令嬢はすがるような目を向けますが。


「ガラクトース・グロテスクよ……。

 お前がそんな人間だったとは……。

 私は失望したぞ……」



 ガラクトース令嬢は地面がガラガラと崩れ落ちる様な絶望を感じていました。

 誰も自分の言葉を聞いてくれない。

 しかも、ただ婚約破棄されただけではなく。

 貴族のパーティーでこれだけ大々的に糾弾されたのです。

 もはや貴族令嬢としてまともな生き方は望めないでしょう。


「ぐ、ぐ、ぐぐぐうううう」


 令嬢は土下座の様なポーズでポロポロと涙を零します。


(完全に言い掛かりだ!

 酷い……こんなの……酷過ぎる……!!)


 ……令嬢には、特殊な能力がありました。

 2年の寿命と引き換えに、相手の望む願いを実現させることの出来るというものです。



 魔法使い見習いには、尽きる事のない魔力を。

 商人見習いには、売れる物を見抜ける判断力を。

 神官見習いには、神の声を信者と共に共有する能力を。

 騎士見習いには、戦場にて八面六臂の活躍が出来る腕を。

 王子には、良政を敷くことの出来る頭脳を。

 国王には、健康で長生きするように不老長寿を。

 そして、ハニーシロップ・ダイアベーティスには、人々を惹きつける美しい声を。



 彼女はその能力を惜しみなく使い、皆を祝福したのです。

 それなのに。

 それなのにそれなのにそれなのに!



「ぐ、ぐ、ぐうううう、覚えておきなさい!

 きっと、きっと、貴方たちの事を呪って差し上げますわ!!」


 涙と鼻水を垂れ流しながら精いっぱいの虚勢を張る令嬢のその台詞は。

 誰がどう見ても負け犬の遠吠えでした。


 彼女は祝福する事は出来ても、呪う事は出来ないからです。

 少年たちや周囲の貴族たちが失笑していると。




「この悪役令嬢は出来損ないだ、食べられないよ」




 突然、大広間に声が響きました。


 グロテスク令嬢が顔を上げると。




 ……そこには、見たことのない少年が、鳥肉をモギュモギュ食べながら、立っていました。




 見た目は15歳くらいでしょうか。

 真っ黒い髪に真っ黒い目、そしてたった今火斗(アイロン)を当てたような、きっちりとした洋服と半ズボン。

 育ちはよさそうですが、少なくとも舞踏会の時にチョイスする服装ではありません。

 手にはお皿を持ち、七面鳥の丸焼きを食べています。



「だ、誰だ貴様は!」


「僕は時魔法使いのトキ。


 ……暇人だよ。


 今日は『歴史の分かれ道』を見に来たんだけど。

 ……今回も『ハニーシロップ・ダイアベーティス謀略成功END』みたいだね。


 大体9対1くらいの割合かなあ……。

 ……男衆は、本当に馬鹿だねえ」


「「「「と……時魔法使い!?」」」」


 彼の発言に周囲がざわつきます。

 無理もありません。

 時魔法使いと言うのは、最強とイコール。

 次の瞬間に世界を滅亡させることが出来る怪物なのですから。


「そんなバカな話。

 あるはずがない」


 魔法使い見習いがブツブツと呪文を唱えると、火の球を作り出しました。


「焼き尽くせ、“煉獄(プルガトリウム)”」


 トキ様は「おっ」と声を上げます。

 魔力に物を言わせた超高温の火球。

 それがトキ様に届くか否かの距離で。

 ……突然動きを止めました。


「良かった……。

 この七面鳥、半生だったんだ……」


 トキ様は、七面鳥の丸焼きを火球にかざして温め始めたのです。

 鳥の皮から油脂が溶け出し、えも言われない良い匂いが部屋に拡がります。


「……うん、良いくらいかな。

 炎、有難うね……よいしょっと」


 トキ様が炎に指を触れると、火球が、凍りました(・・・・・)

 パーティの参加者は、始めてみる炎の氷漬け(・・・・・)に目を白黒させます。

 全員が理解しました。

 彼こそが、時魔法使いなのだと。


「さて……ガラクトース・グロテスク嬢。

 君のこれからの人生は、悲惨の一言だ……」


 トキ様は、滔々と話を続けます。


「今日から世界が君の敵となる(・・・・・・・・・)


 父親は自殺して、母親は精神を病む。

 兄妹から疎まれて、酷い政略結婚を結ばされる。

 相手は20歳くらい年上の、無能な豚と評判が高いテトロド・トキシン侯爵だ。

 そこで魔力量10と言う、クソみたいな子供を産んで。

 不貞を疑われ、処刑される」


 ガラクトース・グロテスク嬢は、目を見開きます。

 まるで、見て来た様な未来予知。

 でも、確かにそれは、ありそうな未来でした。


「そんな酷い境遇の中でも、君は一度も。


 たった一度も(・・・・・・)彼らに復讐を(・・・・・・)しないんだよ(・・・・・・)……。

 ……僕が繰り返した世界で。

 毎回『呪ってやる』とか何とか、負け犬の遠吠えをする癖にね……」


 令嬢は、ぴょこんと座り込んで此方を見つめてくるトキ様から。

 彼の……どこまでも深く死んで腐りきった眼(・・・・・・・・・)から、目を離せません。


「……僕の知り合いのテンセイシャの言葉を少し捻って借りさせてもらうよ。


 『呪ってやる』

 そんな言葉は使う必要がない。

 なぜなら、僕がその言葉を頭の中に思い浮かべた時には。

 既に相手を『呪っている』からだ。

 ……『呪った』なら、使っても良い」


「……私に……彼らを、呪えと……?」


「呪えよ、ガラクトース・グロテスク。

 君の真っ暗な未来には、何人かの道連れが必要(・・・・・・・・・・)()


 トキ様は死んだ目をしながら笑顔で応えます。

 令嬢も、まるでそれが正解の様な気がしてきました。


「そうは言っても……私には、呪いが使えません……」


「じゃあ、祝福してやれ(・・・・・・)


 例えば魔法使い見習いの子。

 彼は、引きこもりがちな性格で。

 誰とも話したくないという『願い』がある」


 次の瞬間、令嬢は理解しました。

 自分の能力の、正しい使い方を。



 そう……ガラクトース・グロテスクには、特殊な能力があるのです。

 2年の寿命と引き換えに、相手の望む願いを実現(・・・・・・・・・・)させることの出来る(・・・・・・・・・)という能力が(・・・・・・)




「魔法使い見習い様。

 貴方の、『誰とも話をしたくない』と言う願いを実現させましょう。


 貴方の声帯は(・・・・・・)二度と言葉を紡ぐこと(・・・・・・・・・・)が出来ない(・・・・・)


「は?

 え。

 ちょっと待って」


 温かく優しい祝福の黄色い光が魔法使い見習いを包み込みます。


「良かったですね、魔法使い見習い様。

 貴方は人と話す必要が無くなりました」


「……!!

 ……??

 …………………!!」


 魔法使い見習いは抗議の声を上げ、魔法を使おうとしますが。

 無詠唱呪文を使えない彼は、魔法を使う事が出来ません。


 ……と言うか。


 二度と(・・・)魔法が使えなくなった(・・・・・・・・・・)のです。



「トキ様。

 有難うございます。


 勘違いしておりました。

 私は……私の能力は……こうやって使う物なのですね?」


 トキ様は令嬢の言葉に曖昧に返事をして、死んだ目をニヤつかせます。

 曖昧に返事したのは。

 彼女の能力は勿論、本来そうやって使う物ではないからです。

 死んだ目をニヤつかせたのは。

 彼女がこれからどんな祝福を(・・・・・・)彼らに施すのか(・・・・・・・)、楽しみで仕方ないからです。


「商人見習い様。

 貴方は、商売に対して自信だけではなく臆病さも欲しい、と思ってらっしゃいますね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方には商売が出来な(・・・・・・・・・・)い程の(・・・)病的なまでの臆病心を(・・・・・・・・・・)授けます(・・・・)


「神官見習い様。

 貴方は、父親の様な神官を志す反面、神官になりたくない自分もいらっしゃるようですね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方が教会で働く限り(・・・・・・・・・・)教会には神が(・・・・・・)訪れません(・・・・・)


「騎士見習い様。

 貴方は、命懸けで国を守った騎士たちの様になりたいと考えていらっしゃるようですね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方は戦場に出たら(・・・・・・・・・)必ず死にます(・・・・・・)


 彼女は笑いながら、青い顔をする男たちに片っ端から祝福(・・)を行っていきます。


「なるほど……。

 前回掛けた祝福も逆手にとって、倍率で悪くなるようにしているんだな。

 ……良く考えている。

 流石は、彼女の母親だ(・・・・・・)


 トキ様は感心しながら七面鳥をモギュモギュしております。


 さて、いよいよ大詰めです。


「ストリーⅡ世王子様。

 貴方は、自分に七難八苦を与えて欲しいと考えていらっしゃるようですね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方が行う事は(・・・・・・・)全て悪い方向に(・・・・・・・)裏目に出ます(・・・・・・)


「ストリー国王陛下。

 貴方も、自分に七難八苦を与えて欲しいと考えていらっしゃるようですね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方が生きている限り(・・・・・・・・・・)この国に作物は(・・・・・・・)実りません(・・・・・・・・)


 ストリーⅡ世王子は、生き地獄が言い渡され。

 国王に至っては、国民から処刑される未来が待っています。

 二人がガチガチと震える中。

 トキ様は爆笑しながら涙を流していました。


「さて、最後に。


 ハニーシロップ・ダイアベーティス様。

 貴女は、思ったことを話せる人間が欲しい、と考えていらっしゃるようですね。

 貴女の願いを実現させましょう。


 貴女は今後(・・・・・)思ったことは全て(・・・・・・・・)口に出します(・・・・・・)



 おや、とトキ様は思いました。

 確かにこうすれば、彼女の人を貶める歪んだ性格が露わになるでしょうが。

 改心したら、取り返しがつきます。

 取り返しのつかない他の皆さんに比べていささか罰が軽い様に感じたのです。


そして(・・・)更に(・・)


 令嬢は、付け加えました。

 成程、更に祝福(・・)するつもりの様です。

 トキ様は何も言わずに見守っています。


「貴女は、決して変わらない気持ちを持ちたいと考えていらっしゃるようですね。

 貴女の願いを実現させましょう。


 貴女の性格は今後(・・・・・・・・)決して(・・・)変わる事はありません(・・・・・・・・・・)






 屋敷の中に、絶望する人間たちの悲鳴が木霊します。




 やりきった顔で振り返る令嬢に。

 相変わらずの死んだ目で、トキ様は親指を立てました。



**************************************



 それから、数年が経ちました。


 ガラクトース・グロテスク令嬢はと言うと。


 父親は自殺して、母親は精神を病んで。

 兄妹から疎まれて、酷い政略結婚を結ばされました。

 相手は20歳くらい年上の、無能な豚と評判が高いテトロド・トキシン侯爵です。

 そこで魔力量10と言う、クソみたいな子供を産んで。

 不貞を疑われ、今から処刑されるところです。


 今まさに殺される彼女の最大の未練は、自分の産んだ娘でした。

 彼女を祝福してあげたかったのですが、自我も無い少女の希望を聞いて祝福する事は不可能だったのです。


「最後に、言いたいことはあるか」


 テトロド・トキシン侯爵は鼻を鳴らして問います。

 ちなみに、令嬢は自身の能力を彼に明かしていませんでした。


「それでは、最後に」


 令嬢は凛とした声で、遠くにいる誰かさんに(・・・・・・・・・・)語りかけました。


「トキ様。

 貴方は、世界に退屈していて、面白い人間を御所望ですね。

 貴方の願いを実現させましょう。


 貴方の裏を(・・・・・)掻き続け(・・・・)貴方を楽しませる(・・・・・・・・)力を私の娘に授けます(・・・・・・・・・・)


 そして、もう一つ。


 貴方の孤独を(・・・・・・)癒すだけの(・・・・・)圧倒的な精神力を(・・・・・・・・)私の娘に授けます(・・・・・・・・)

 」



 ある人間の希望を叶える形で、他の誰かの能力値を上げるという事をしたのは。

 彼女にとって、今回が初めてでした。


 果たしてうまく行ったのか、どうなのか。


 彼女は結果を知ることなく。

 侯爵の水魔法で溺死させられるのでした。





 ……それから。

 本当にどうでも良いことですが。

 それから、更に、数年後。


 令嬢に良く似た、毒々しい赤髪と黄金の瞳を持つ少女が。

 意外性と精神力で(・・・・・・・・)この大陸を駆け回る事になるのですが。


 それはまた、別の話。


#################################


どうでも良い補足

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

魔法使い見習い

大量に魔力はあるけど、声が出なくて魔法が使えない


商人見習い

売れ筋が分かるけど、怖くて買えないし、売れない


神官見習い

神の声を共有出来るけど、神様は来ないし、来ないって信者に丸わかり


騎士見習い

戦場で八面六臂の活躍をするけど、死ぬ


仕事を辞めれば多少解決の壁

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

生き地獄の壁


ストリー2世王子

良政を敷く頭脳はあるけど、全部裏目に。

国政を執り行わないとしても、裏目設定は継続。


蜂蜜・糖尿病

美しい声だけど、歪んだ性格思ったままの言葉を吐き続けるし、矯正不能。

人を惹きつけておいて蹴り飛ばすようなコミュニケーションしか出来なくなる。


生き地獄の壁

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

処刑の壁


ストリー王

不老長寿だけど、生きてる限り国に作物が育たない。

国民たちに、速攻で吊るされる。

と言うわけで猛毒姫のお母さんの話でした。

NiOさん的には全然ハッピーエンドの範疇なのですが、如何でしょうか。


長編 『豚公爵と猛毒姫』

http://ncode.syosetu.com/n8014ci/

トキ様登場は76毒、77毒、87毒です。


あと、他のも暇な方は是非。


短編 『凶悪なテロリスト達が中学校の全校集会の最中に乱入して立て篭もりを始めたので、屋上でサボっていた俺とたまたま一緒だったDQNとオタクとで彼らを殲滅する事にした』

http://ncode.syosetu.com/n6987cq/


中長編 『ブレーメンの屠殺場』オススメ!

http://ncode.syosetu.com/n9431ct/




##################################################################


 更に追加。


 実は2016年6月15日20時頃に。

 パラドクス=愚智者様が拙作「トキ様のパーフェクト悪役令嬢教室」の2次小説「 願いの中の忌避 」を投稿してくださいました!


 パラドクス=愚智者様といえば飯テロこと「続・私の飲酒雑記」などを連載中の作家さんで、拙作「ブレーメンの屠殺場」のレビューを書いてくださった方でもあります。


 拙作をサンホラ風にした作品となっております。

 お時間がありましたら是非。


 というわけで、嬉しい記念に画像投稿とかしてみます。



挿絵(By みてみん)

 ガラクトース・グロテスク嬢。

 ぼつりんと一緒で前髪ぱっつんのキノコヘアー。


挿絵(By みてみん)

 ちょっと拡大。

 ……あ、読み直して気が付いたけど。

 そういえば『長い髪』で『豊かな胸元』だった。

 ……まあ、いっか。


挿絵(By みてみん)

 おまけ。

 with ぼつりん。

 幸せの絶頂でございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] もっとエグいバッドエンドが見たいですねぇ。他人の不幸は蜜の味、おっと、ヨダレが…
[一言] ピッグ&ヴェノム123話を読んだ後で読むと 不覚にも涙がちょちょぎれました。(古い表現) こんなに酷い話なのに、こんなにエグい結末なのに へんな爽やかさすら感じるのは、私もかなり 作者様の毒…
[良い点] 自分は悪役が大好きです。何故ならファンタジーに欠かせないから。悪役の魅力はそのままストーリーの魅力だと思っております。 そんな自分ですがすんごい能力を持った、これまたすんごい悪役が。 誰で…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ