表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集「人生」

バロメーター

作者: 坂町 小竹

二人きりの放課後、少しだけ話すんだ

多分、好き、お互いがおんなじ

特に変わったこともなく、また明日。

さんにんのかんけいは、かわったこともなく

好きのバロメーター、6


親友だから、って、恋の相談するんだ

彼女を褒めちぎる度、私の心を引きちぎる

期待させて、破って、ただの親友だから。

しんゆうとしんゆう、おんなじはず

好きのバロメーター、7


彼女の姿を見て、そっと、思ったんだ

私とは正反対な、すごく可愛い女の子

その子はきっと誰も好きじゃない、彼さえも。

どちらも、いっしょうかなうことはない

好きのバロメーター、8


澄んだ青い空の中、この雨に気付いたんだ

少し湿った顔が、眩しい笑顔を思い出したんだ

その笑顔に映っていたのが、自分じゃなかったことに。

わたしたちは、どんかんすぎたんだ

好きのバロメーター、9


君と二人で帰り道、大好きって気づいたんだ

君は彼女のことが、大好きって気づいたんだ

好きじゃなくて大好き、うん、頑張ってね。

せいこうしたら、いいね


好きのバロメーターは、

壊れた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ