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異世界で本当にチートなのは知識だった。  作者: 新高山 のぼる
ヒントは常に歴史にあり。だからチートなんです。
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只今領地運営奮闘中。その2

 いつも午後は恒例の書類との格闘だ。鉄次さんに仕事を割り振ってから、書類の数は減っていたのだが、最近また増えだした気がする。

 今日も書類の対応に没頭していると、扉がノックされた。


「将軍。捕虜の代表者たちを連れてまいりました。」


 書類に集中していて約束に時間になったようだ。

 部屋に入って来たのはガルガラと修二郎さん(彼は第1大隊第1中隊長)に挟まれた4人の捕虜達だ。

 3人は見覚えがある。先日の戦いで、初めに前線を飛び越えた3人だ。

 こうして見ると、身軽さとは裏腹に皆がっしりとしている。

 そして最後の一人は俺が捕えた敵将なのだろうが……なんというか。

 女性だった。いや、女子だろうか?10代後半に見える。

 いかに身体能力が高かろうが、1軍を率いる将には見えない。


「そちらの3人には見覚えがある。俺の騎士団の真ん中で暴れてくれた者達だな。

 では、そちらの御嬢さんが、俺に直接攻撃を仕掛けて来た敵将という事か?」


「お、御嬢さんっていうな!」


 見た目御嬢さんの敵将がそう言い返した。


「では、お名前をお伺いしましょうか?

 しかし、まず私からですかね。

 私の事はご存じかもしれないが、私は、五十嵐颯太といいます。将軍職ですが、一応男爵位を拝命致しております。

 では、あなたのお名前をお教えいただけますか?」

「……蓮。尚連。」

「そうですか。尚蓮とおっしゃる。名前から察するに河南人ですか。

 河南人の貴女がなぜ帝国の将に?」

「……国民を守るためだ。」

「国民?帝国の民のことですか?」

「違う!!河南国民だ。」

「しかし、河南国はもうずいぶんと前に亡くなりましたが。」

「国はなくなっても河南人が居なくなった訳ではない!」

「ですが、なぜ、帝国の将になる事が彼らを守る事になるのです?」

「エラブルが将として有能さを示せば、河南人たちの地位が向上すると言ったからだ。」

「エラブルというのは?」

「帝国の南方方面軍団長だ。」

「なるほど、しかし、重京の河南人たちは帝国にずいぶんな目に遭っているようでしたが。」

「くっ……。しかたがなかったんだ。上香の人達だけで手いっぱいで。

 それに、獣人たち相手には大した成果は上げられなかった。」


「なるほど、つまり、帝国の手先として戦勲を上げれば河南人たちは助かるとそう信じていた訳か。利用されただけですね。」

「貴様に何がわかる!!」

「そうですね。敵に騙されて他国の民を虐げる手助けをさせられ、あまつさえ、捨て石にされる様な可哀想な人達の気持ちはわかりませんね。」

「捨て石だと?」

「あれ、気付いていませんでした?

 いくら身体能力が高かろうと、街に籠る3倍の兵力の敵に勝てると、あなた達に命令した人物は考えていたのでしょうか?

 時間稼ぎになってくれれば良し、負けても損はない。そんな風に考えていたと思いますよ。」

「な、しかし、我らはあと一歩の所で貴様を。」

「ええ、しかし、結果は全員が投降。こちらの損害も軽微です。」

「くっ……!」

「多分その何とかという軍団長は今出撃準備を急いでいるのではないでしょうか。私があなた達を退けて、油断しているとでも思ってね。」


「違う!あの時確かに、エラブルは私に、敵将を討ち取って帰って来る事を期待していると。」

「では、少しは期待していたのかもしれませんね。私の騎士団に損害を与える事を。

 まあ、私を討ち取れれば僥倖とは思っていたかもしれませんね。」

「そんなはずは……」

「さてと、聞きたい事は概ね聞かせていただきました。ありがとうございました。それでは……」

「ま、待ってくれ!」


 これまで黙っていた3人のうちの1人が俺の話を遮った。


「おじょ、当代を、当代を殺さないでくれ。」

「はて、そんな話はした覚えがありませんが。

 当代と言うのは尚蓮の事でしょうか。なぜ、彼女を殺すと。」

「『聞きたいことは聞いた』と、つまり、我々はもう必要ないという事。違いますか?」

「なるほど、では、あなたは私が、いつ脱走するか分からない身体能力の優れた捕虜に、タダ飯を与える様な無能者に見えますか?」

「いえ、しかし、それでも当代だけは。なにとぞ。」

「ま、待ってください!彼らは私について来てくれただけです。

 悪いのは私です。ですから、彼らの命を救ってください。私はどうなってもかまいませんので。」


 尚蓮が慌ててそう彼の意見に反対する。


「なるほど、すばらしい主従愛です。

 ですが、そんな事に私は興味ありません。

 私が興味のあるのは、私にとって有益な状況とはどうする事かです。」


 そう言って、俺は窓際に移動する。

 窓の外を眺める様子を彼らに見せるためだ。少し芝居がかっているが、そうする事が一番いい様な気がしたのだ。


「な、何でもする。あんたの言う事はすべて聞く。だから当代だけは。」


 俺の意図をきちんと察してくれた3人がそう答えてくれる。


「わ、私も何でもします。ですから、彼らの命を。お願いします。」


 こっちも予想どおりに落ちてくれた。

 少し悪者になった気がするが、思わずにやける顔を必死で隠す。


「何でも……か。では、今からは皇国の為に働いてもらいましょう。

 君たちは一度帝国を裏切っている。二度目はない。

 その意味は解りますね。」


 そう言って、4人を見る。

 4人は青い顔をしてしきりにうなずいていた。



「では、女。こっちへ来い。」


 一瞬場が固まった様に感じる。しかし、言われた通り、尚蓮はこちらに向かって1歩踏み出した。


「ま、待ってくれ。当代には手を出さないはずでは?」


 再び、3人の内の一人が口を開いた。


「そんな約束をした覚えはないですね。なんでもするのではなかったのですか?」

「っく!」


 強く拳を握りしめる3人。


「へ、平気です。皆の為なら、この身をどうされようと。」


 尚蓮は、必死に引きつった笑顔を3人に見せながら、1歩1歩ゆっくりと俺の所までやって来た。

 手が届くところまでやって来たので、その手を一気に掴んで引き寄せる。


「ひぃっ!」


 小さな悲鳴をあげる尚蓮を無理やり引っ張って……、窓の側に立たせた。

 そこからは、政庁前の大通りが見える。


「ここに来る時は箱馬車に乗せられていたそうですね。この景色を見てどう思いますか?」


 目を閉じていた尚蓮が、ゆっくりと目を開け、そしてその目を見開いた。


「……、し、信じられません。これが、あの重京の街?」


 彼女の目にはとても不思議な光景が映っていたことだろう。


 大通りは、俺からしたらまだまだだが、営業している店舗の数が増え始めており、荷馬車を排除した事により、屋台も沢山見受けられる様になった。

 しかし、1番目につくのはその街並みだ。占領してから早半月。この半月でだいぶ街並みは様変わりした。

 街中いたるところにあった瓦礫は、大通り近辺は既に撤去され、新しく建物が建設されている。

 新たにつくられた建物は、河南国時代の木造藁葺わらぶきではなく、建材を再利用した木造、土壁、瓦屋根の皇国風建物だ。

 土壁は山で採れる白い石を砕いたものと、泥を混ぜた物で漆喰に近いだろう。

 彼らはただ「壁土」と呼んでいた。何でも、皇国の北東部では良く使われるものだそうだ。

 瓦はまだ生産が始まっていないので、石材を薄い板状に加工したものが並んでいた。そのうち瓦の生産も始まるかもしれない。

 しかし、この皇国風の建物は、主に店舗兼住宅用に作られた物で、入居が始まっているアパートは総石造りだ。

 そして、何より、ここ2,3日に完成したアパートは近代的な3階建てのビルと呼んでも良い様な建物になって来ていた。


 これは、製造設備大隊に動滑車の原理を伝えた為だ。

 製造設備大隊のドワーフ達は、この原理を正しく理解してくれて、大型のクレーンを造るまでになっていたのだ。

 そのクレーンの扱い方も一部の第3大隊員が習得し、大型建造物が建造可能になったのだ。

 このクレーンの登場により、石材を小さく切り出す必要もなくなり、多くの石材を組み合わせるという手間もなくなった為に、建設時間が大幅に短縮されたらしい。

 大きな重い物を運ぶのに余計に時間が掛かりそうだが、実際は早くなったのだそうだ。

 こうして建てられたアパートは既に3棟完成しており、この窓からはそのすべてが見える。

 また、さらに建設中のアパート2棟もここから見える。

 彼女の目には、重京が一気に発展したように見えるだろう。


「そこの3人も窓の外見てみたまえ。」


 そう言って自分は窓から離れて、執務机の椅子に座り、大きく背もたれに体を預けた。

 窓の外を見た3人の反応も一様に言葉がでないといった感じだ。


「これだけの物をたった半月で?街が発展している。帝国に占領される前よりも。いったいどうしたら……。それとも帝国が?」

「まさか、俺が占領した時は、この街は瓦礫の山だったぞ。」


 尚蓮の独り言にそう答える。


「さてと、約束は覚えているだろうな。確か君たちは何でもすると私に約束したはずだ。

 それでだ。君たちには、この街を守る盾になって貰うよ。

 そうだな、『重京防衛隊』とでも名付けるか。

 鷹ヶ城攻略の時の捕虜とまとめて、この街の防衛と発展に協力してもらおう。」

「!!私達を配下にするつもりか?」


 驚いた表情で4人が振りかえり、尚蓮が代表して声に出した。


「嫌か?なんでもするといったはずだが?」

「い、いや、そうではない。ただ、驚いただけだ。私たちが裏切るとか思わないのか?」

「裏切るつもりか?」

「ま、まさか。そんなつもりはもちろんない。」

「なら良いではないですか。帝国を裏切るんだ。もう君たちに後はない。

 しかし、そうですね。一応保険を掛けておきますか。

 尚蓮。あなたは私の副官として行動を共にしてください。

 そして、当分の間、彼らとの接触を禁じます。

 まあ、私に付いていれば顔は良く合わせる事になると思いますが。」

「人質か……。しかし、私を側に置いて、私がお前を殺すとは思わないのか?」

「人質は互いにです。私に害を及ぼしたなら、私の部下は問答無用で彼らを殺すでしょうから。

 まあ、もしそうなったら、私の部下は死ぬよりも酷い事をしそうですが。」

「なるほど、まあ、それくらいは当然か。それに、この街を見ると協力しない訳にはいきませんね。解りました。」


 尚蓮はそう言って承諾した。


「あなた達はどうですか?」

「もちろん、あなた様に従います。いえ、協力させてください。」

「良いですね。では、後はガルガラにしたがってください。あ、尚蓮はここに残って下さいね。」


 そう言うと、3人はガルガラに率いられて部屋を後にした。

 彼らはこれから、新城門前の天幕で暮らす事になる。

 そして、明後日にはカーラシア村にいる捕虜達と合流するだろう。


 カーラシア村の捕虜たちは既に一部の不穏分子を除いて、こちらに出発しているはずだ。

 残った一部の不穏分子も皇都に戦争奴隷として搬送させている。

 彼らのその後は、気にしない事にしよう。たぶん、ゴールドラッシュの鉱山にでも送られるとは思うが。


 因みに、尚蓮の部屋は政庁内に用意した。明日からは俺の副官として側に居て貰うつもりだ。

 彼女の腕ならば、戦場でも十分にやっていけるし、見た目も良いし、お嬢様らしく教養も高そうだ。良い副官を手に入れた。




「なんで俺なんですか?」


 尚蓮たちを味方に付けたその夜。俺は前々から考えていた計画を実行した。

 場所は大通りに面した一軒の酒場。

 帝国占領時代からあったらしく、店はレンガ造りの四角い建物だ。マスターはもちろん河南人だが。

 そして、俺の横にいる人物は、第1大隊第1中隊長の修二郎さんだ。

 ガルガラ、楓さん、尚蓮に続く腕の持ち主で、今の私の護衛でもある。


「ガルガラじゃあ目立つでしょう?」

「まあ、確かにそうですが。」

「だからですよ。」


 そう言って俺は目の前のグラスに少し口を付ける。

 俺がこの酒場にやって来たのはスカウトの為だ。

 このご時世で、酒をたしなめるのは結構成功した人物たちだろう。

 そんな人物の中で、見どころがあるような人物がいれば文官に登用しようと思って来たのだ。


 『仲間集めの基本は酒場から。』これファンタジーの定番ですよね。

 そう、だから別に酒が飲みたくて来たのではない。

 それに俺は、酒に強い方じゃない。と言うか弱い方だと思う。

 前の世界でも、『とりあえずビールで』でストップだった。

 なので、今飲んでいるのもマスターに「度が少ない果実酒」とオーダーした物だ。

 名前は『ストラチュード』と言うらしい。少し酸っぱいさくらんぼの様な味だ。アルコールもそんなに高く無い。

 修二郎さん曰く、『女郎の飲み物』らしい。

 いいね、人の注目を集めたい俺の目的にぴったりだし、今の身分とのギャップも面白い。何より美味しいしね。

 俺に文句を言える人物などいないのだし、気に入った。

 そう言う修二郎さんは『クックル』という日本酒の様な酒をちびちびやっている。もともと河南国の特産らしい。


「マスター、何かおつまみ頂戴。」


 カウンターに座っている俺達の前をマスター通ったので注文した。


「おつまみね。兵隊さん達が納得するような物は作れないですよ。」

「別にそれでいいですよ。こんなご時世ですから。」

「怒らないで下さいよ。」


 そう言ってマスターは目の前で料理を作り始めた。


「ところで、なんで私たちが兵隊だと?」

「そりゃ、いまどき値段も聞かないで酒を飲めるのは皇国の兵隊さん達ぐらいしか私の店には来やしませんって。」

「なるほど、じゃあ、あまり景気は良くないんだ。」

「まあ、ぼちぼちですかね。帝国の時は帝国兵が結構来てましたが、暴れるわ、酒代踏み倒すわで散々でした。

 皇国の兵隊さん達は、払いは良いし、偉ぶったりしないですが、あまり多く飲んでくれませんからね。

 まあ、先日も帝国が攻めて来たばかりですから、酔っぱらわれても困るんですが。」

「街の住人は来ないのですか?」


 そう思って周囲を見渡す。俺達の他にも何組か客が入っている。


「今は来られるようになりました。昔なじみのお客さんもまた通ってくれる様になりました。

 しかし、そういったお客さんの支払いはお金じゃないんですよ。」

「ではツケで?」

「まさか、それではうちはやっていけません。多くの方はこれで支払ってくれます。」


 そう言ってマスターは今作っていた料理をカウンターに出した。

 それは、バタートーストだった。輪切りにしたバゲット(フランスパン)にバターを塗って結構固めに焼いた物だ。


「このパンって、石運びしたら貰える奴ですよね?」

「他にもいろんな作業で貰えるみたいですね。」

「このパンを代金に?」

「ええ、何でも余分に貰えるみたいですよ。だから、うちらが買い取るんです。」

「買い取ってどうするんですか?」

「私たちが食べる分やこの店で出す分もありますが、お酒や食料と交換してもらう事も出来るんですよ。このパンは結構日持ちしますし。」

「つまり、お金の代わりですか?」

「ええ、一般人はお金を持てないので。」


 そう言い残すと、マスターは新しく入って来た客に呼ばれて離れて行った。

 よく見ると、今入って来た客もパンを持っている。

 なるほど、お金の事は失念していた。


「修二郎さんはお金は何を使ってますか?」


 俺は隣で少し赤くなり始めた修二郎さんに聞いてみた。


「何って、主に銅貨ですよ。銀貨を使うとおつりが来ない事があるから。

 そういえば、部下が金貨が使えないと騒いでいた様な。」

「つまり、皇国の貨幣を使っているのですよね。」

「当たり前じゃないですか。」

「それが、当たり前じゃないんですよ。」


 そう、そうなのだ。

 今この街の貨幣制度はかなり崩壊している。

 単純に考えて、河南国時代の貨幣、帝国の貨幣、皇国の貨幣が混在しているはずだからだ。

 そして、それぞれの貨幣が同じ価値ではないはずだ。

 たとえば、皇国の貨幣は銅貨100枚で銀貨1枚に。そして銀貨100枚で金貨1枚になる。

 間に銅貨20枚分の銅判貨と銀貨20枚分の銀判貨があるが、基本は100枚単位で上がる。

 河南国と帝国の貨幣がどうなっているかは不明だが、それでも『河南国の金貨』=『帝国の金貨』=『皇国の金貨』ではないだろう。

 少なくとも換金レートが存在するはずだ。

 そして、それら貨幣は今、ほとんどその役割を果たしていない。

 理由は多分皇国の貨幣がほとんど出回っていないからだ。

 だから、パンが貨幣代わりに出回る事になっている。


 それから推測するに、河南国の貨幣も帝国の貨幣もほとんど価値を失っているのだろう。

 まあ、現政権と違う国の貨幣だから当然ではあるが。

 しかし、この問題は大きい。早急に対策を立てなければならないだろう。

 代金を支払う時に、マスターに尋ねてみたが、やはり、予想通りだった。

 現在はだいたい『皇国の銀貨1枚』=『帝国の銀貨2枚』=『河南国の金貨2枚』で取引されているようだ。

 因みに配給パンは皇国の銅貨10枚分だそうだ。

 当初の目的とは違ったが、かなり有意義な情報を得る事が出来た。

 やっぱり、市井に下りて情報を集めるのは大切だと実感させられる。

 しかし、1日働いて銅貨20枚程のパンと雑炊とスープという食事だけって、俺って悪どい気がする。

 単純に計算したら、1日1000円くらいかな。あくまで単純に考えただけだけど。



 貨幣の件はとりあえず赤穂将軍に相談する事にした。

 領民からの税を貨幣で調達している場合は、もしかしたら大量の小銭を保有しているかもしれない。

 なぜなら、国に人頭税を払う時は金貨で払うだろうからだ。

 もし、大量に保有しているのなら、両替させて貰いたい旨を手紙に書いて皇都に送り出した。



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