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記念日シリーズ

敬老の日

作者: 尚文産商堂

高校2年生の井野嶽幌(いのだけほろ)と、双子の姉の桜は、祖父と祖母に手紙を書いていた。

「敬老の日だからっていうのも、こういうきっかけになっていいかもね」

桜が、裏が真っ赤に燃えているように見える紅葉の写真になっている手紙に一言メッセージを書きながら、机の向かいに座っている幌に言った。

「問題は、敬老の日に届くように手紙を出すべきであって、当日に書くようなことじゃないってことだろ」

幌が桜にサインペンを向けて指しながら言った。

「いいじゃない、書くだけマシでしょ」

桜は、軽く幌の発言をいなして、手紙の続きを書く。


「できた」

幌が先に住所も書き終わった。

「こっちも」

それからすぐに桜も幌に言った。

「じゃあ、出してくるよ」

「ありがと」

幌はそう言って、手紙を持って家の外へと出ていった。

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