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大洪水ー6

キーツは夕方にはゲッチンゲンの家にたどり着いた。

両親はさほど心配していなかったようだ。


「どうだったラインは?」

と父が聞いた。


「ああ、少し荒れ狂っていたよ。何か気に入らないことが

あるみたいだ。特にシュバルツバルトのほうにはね」

と言っておいた。


早速みんなからのメールが届いていた。

案ずるなかれキーツカーンは健在なりだ。


オサムオサナイにはもう分かっていた。

ヨーロッパの異常気象でキーツカーンが

何かに巻き込まれるかもしれないと予測していた。


程なく全ヨーロッパに非常事態宣言が出た。

「キーツカーンがこの大洪水に巻き込まれそう

になっている。皆で祈りましょう!」


案の定キーツはナムストーンと叫びながら

危険が一杯のライン川をさかのぼっていたのだ。


テレパシーは感応し共鳴する。

強力なエネルギーを鼓動の中に感じて

キーツはこの難局を切り抜けることができた。


月日を経るごとにメンバーはナムストーンの力を、

とてつもない力を感じるようにになってきていた。

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