表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/58

レイ シッキム  -5

石は青から緑、黄色と変化して乳白色で落ち着いた、

かと思うと急にピンクになった。レイは夢を見ているのだ。


にこっと微笑みながらお母さんが元気だったころの

ハイキングの夢を見ていたのだ。夕立が来て皆大慌て


石の色もめまぐるしく変わってまた乳白色に戻って落ち着いた。

「まあ、きれいな色になってる」


目が覚めてそう思った瞬間、石はピンク色に輝いた。

「わかったわ。私の心が幸せを感じたらピンクに輝くのね」


その日から自分の心の色が大体分かるようになった。

時々手にしてみると寸分違わずその色になっている。


そうしたある日、

「アンビリーバブルストーン、ドンチュウウノウ?」


ツイッターに日本の学生からだ。じっくりと読んでみて驚いた。

ナムストーン?私の石と同じだ。心のバロメーターというのも確認済みだ。


彼はナムストーンと呼びかけることによって石の色がコントロール

できると言っている。さっそく試してみた。


「ナムストーン、ナムストーン。私に勇気と元気をください。

ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン」


石がピンクに輝きだした。体中にエネルギーが満ちてくる。

本物だぞナムストーン。レイはオサムオサナイにメールを送った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ