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ナセル ベックハム  -5

「なるほど分かりました。私についてきてください、ここは危険です」

ナセルは仙人に目で挨拶して狭い路地を大通りへと抜けた。


道路ひとつ隔ててスラム街である。3人の東洋人に、

「チーノ、チーノ」と子供たちがたかってきて、

その数がどんどん増えてきた。


「危険だ、走らずにゆっくりとあそこの車まで。

着いたら大急ぎで飛び乗ってください」


「チーノ、チーノ」は大合唱になりトマトが投げつけられた。

もう少しだ。それっと車に飛び乗る。トマトが窓に当たる。


ぶーぶーと大きくふかして急発進。みんなを振り切った。

かなり大人も混じっていたようだ。

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