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キーツ カーン  -4

その後勉強も忙しくなり精神科を専門として臨床、

国家試験、論文、学会とめまぐるしく多忙となり

気がついてみれば大学院も卒業間近26才になっていた。


そうしたある日、

『アンビリーバブルストーン!ドンチュウノウ?』

のタイトルを見つけた。日本発だ。


特徴ある石の形が目に飛び込んできた。

「この石は何年か前に拾ったあの石だ」

急いで秘密の小箱を探した。小箱は


すっかりほこりにまみれて引き出しの奥にあった。

開けてびっくり石は見当たらない。

そのスペースだけがあいている。


「確かピンク色のとても美しい小石だったが、

どこに消えたんだろう?」



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