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人に向けて魔法が撃てない俺はニートになろうとしたら底辺クランに入団させられました  作者: いぬぬわん


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第1話 出会い

赤月 陽翔 アカツキ ハルト


18歳 今年19歳の年

175cm

60kg

職業ニート

体は細めだが体術をする過程で意外と筋肉がある

所謂細マッチョ


顔 綺麗系イケメン

目つきが悪いのがコンプレックス


緩めのウェーブかかった黒髪で目にかかる長さ

本人曰く、短髪は似合わないそう。


色白黒目。



枕元で聞き慣れた電子音が鳴り響いている。

寝ぼけながらも音の発生源に腕を伸ばし

静かになった所で夢を思い返す。



「……父さん、母さん」


それはとても暖かい夢。

もう触れることのできない愛。

後悔してもしきれない現実。



「そうだ、もう卒業したんだった」



平日はアラーム設定をしていて

設定を切るの忘れてたな……

せっかくのニート初日なのに

健康的な時間に起きてしまった。



今頃、みんな働いてんのかなぁ。



「まっ、人に向けて魔法が撃てない俺がクランに入っても意味ねーし仕方ないか」



東京魔法学院(正確には千葉にある)を卒業した俺は就職も決めずニートになる事に決めた。



「ハルトー!起きてるー?」


「おはよ、お義母さん丁度起きたとこだよ」


赤月 琴音

あかつきことね


ウェーブのかかった黒髪ボブで

とても40代とは思えないほどの美貌に

スラッとしつつも

出るとこは出たスタイルの美人

そして赤月家特有の真っ黒い目。



両親を亡くした俺を引き取ってくれた

俺の人生の恩人で父さんの妹だ。



「今日は何かするの?」


「いや、特にないけど」


「そう、良かったらこれ頼まれてくれない?」


「これは……」


渡された紙を手に取り目を向ける。




豚肉

人参

ジャガイモ

玉ねぎ

カレールウ甘口 中辛



「なんだ、晩飯の買い物かよ」


「ずーっと家に居ると体も鈍るでしょ

17時ぐらいには買ってきてくれたらいいから」


じゃ仕事いってきまーすと反論の余地も無いうちに

俺の部屋から出ていくお義母さん。

……ったく仕方ないな。


現在の時刻は9時23分。

17時までか……

幸いにもスーパーは歩いて5分の所にある。

30分もあれば充分だろうが個人的には

なるべく早く用事を済ませて

その後ダラダラしたい派だ。



早速準備してスーパーに行こう。

んで、溜まったアニメでも見るかなぁ。



そう決めた俺は早速、寝まぎから着替え家を出るのであった。


赤月家


元東京5大名家 現在は東京4大名家。

赤月流という刀の型があるが当主から

次期当主にのみ相伝する為、現在は失われている。


元五大家と言う事もあり、でかい屋敷を所有。

そして過去の恩賞から正直働かなくても

現在住んでいる4人は楽に暮らせる資産はある。

がそれに甘えず、義父と義母は働いている。


赤月家は特有の特徴があり

黒髪、黒目、色白


現在、ハルト以外に赤月家に住んでいるのは

義父 赤月 宗近 あかつきむねちか (40)

義母 赤月 琴音 あかつきことね (40)

義妹 赤月 雫 あかつきしずく (14)


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