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〜第二話〜
どうも趣味で小説を書いている朝比奈です!気軽に見ていってください!
「それでは試験を始めて下さい」
やっぱテスト嫌だな…
『この下線部①の主人公の心情を答えよ』
静まり返った教室の中で一人考えた。
てか何で心情とか察さなきゃいけないの?
現実では自分の気持ちなんて理解されたことないのに…
『下線部①-学校に急いでいるのに声をかけられた-この時の私の心情を答えよ』
親がこの問題を解けると思う?
「はぁ…」
今日も家に帰るのが憂鬱だ。
本当は勉強も嫌いだし、塾になんて行きたくない。
家に帰れば親に説教されて、学校に居ても独りぼっち。
世間体のために子供を道具として使うような親だ。
そのうえ、両親の仲が悪くていつも喧嘩ばかり。
『学校に行けば友達がいて、家に帰れば優しい親がいる』
そんな生活を夢見ていた私にとって大きな出来事が起こった。




