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霧雨パレット

作者:田中太郎
人は産まれながらに色を持っている。人生を歩んでいく中でこれはとても大事なのだが…
その中でもいわゆる学生時代は様々な人々と時を共に過ごし、色を分かち合うだろう。
いわゆる薔薇色、青春など甘い香りの時代を生きることが多いのではないか。この言葉たちには、様々な感情や葛藤が重なり、不満と喜び、その両方を兼ね備えるものであるものだと言えよう。
彼らは無限にも様々なイロの輝きを放ち、
いつもピカピカ光っている。
俺も初めは同じ道を歩んでいたはずなのにどうしてこうも違いが出たのだろうか?
そう、俺には彼らのような青春という名の花がないのだ。そうだ、ずっと前から全てが黒い。
廊下を歩くにしろ、教室にいるにしろ、遊んでいるときにしろ、全て黒い。黒色だ。
いつも、どんな色を混ぜても結局はクロ【1人】に戻ってきて、人間関係という名のこんな面倒くさいものに俺は日に日に遠ざかっていった。
いわゆる、一匹狼ならぬ、孤独の鴉とも言うべきか、誠社会の底辺を歩き己の信念だけで歩いてきた男が、俺だ。それはこれからも変わらないだろう。
これは究極に卑屈な男を描く、哀れにも美しく、
交わるはずのなかった普遍的な人々の日常に、奇妙な男を取り巻く物語である。
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