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詞、紡ぐ場所。

エンドロール

作者: 蒼井托都

本当は分かっていたはずと

後になって振り返る

お互い一瞬に近い時間を

重ねてすぐに離れること

ほろ苦い感傷に少し甘えて

向かい合う君を見つめる

僕は君の運命になれずに

君は僕の運命じゃなかった


嘘つくより笑って

傷つけるより笑って

抱き締めるより笑って

泣くよりまず笑って

さよならを告げる前に笑って

これが最後だと思うから


本能は告げていたはずと

思い込もうとしたさ

二人が二人で居ることが

何よりも大事だと信じたかった

すがりたい感傷に甘えて

最後に触れようとするけど

あの日と同じように二人で

同じ熱量ではもう愛せない


認めてただ笑って

受け入れただ笑って

痛いからただ笑って

泣くよりまず笑って

ありがとうと一緒に笑って

苦い終わりを始めよう


何故こんな結末のために出会ったのか

今は分からなくて

ただ目を逸らしたいけど

いつか分かる

何もかもを振り返れたら


嘘つくより笑って

傷つけるより笑って

抱き締めるより笑って

泣くよりまず笑って

さよならを告げる前に笑って

これが最後だと思うから


認めてただ笑って

受け入れただ笑って

痛いからただ笑って

泣くよりまず笑って

ありがとうと一緒に笑って

これで最後になってしまうから






(C)Aoi Tact

何ヶ月か書きかけのものをちまちま書いたり削ったりしながらやっと投稿できました。

ぼんやりと「ああ中田裕二さんに歌ってほしいものってどういうものか」と妄想を暴走させて書いていたりします。完全なる妄想です。

何ヶ月か前から書いてたのでこれは純粋には当て嵌まらないんですが、何故か夏になると切ないものを書きたくなるようです。ちなみに怪談やホラー系が苦手なのでそういう意味であまり切なくはなれないのですががが。

何事も振り返ることができたらそこから本番な気がしています。

そのときには何もかもが過ぎ去っているけれど、今を未来に向かって生きていくために、過去を振り返られたときがリスタート。

終わりと始まりがメビウスの輪のように廻っている~って歌っているチームしゃちほこのプロフェッショナル思春期という曲をふと思い出します。すいません何故かいきなり推してるアイドルグループが頭に浮かびました。

これ以上は脱線し過ぎそうなのでこのへんで。

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