適正職業なんですね?
5歳になり、
適正職業の鑑定を受けられるように
なった。
俺とエミリア達は今、会場であるミケロの家に
来ていた。
「到着なさいましたか!師匠!」
「あぁ、あっちであってるんだよな?
会場は」
「はい、エミリアとレイラと
ルサーナも同じ方向です。」
そういって、ミケロを除く
俺達4人は会場へと足を運んだ。
最初うけたのはエミリアだった。
「ただいまー!あのねあのね!私の
適正職業ね!白魔法師だったんだー!」
白魔法師は白魔法に適正のある
人のごく一部が
発生する適正職業である。
この職業は稀で、王宮につれていかれて、
従えなければならなくなることがおおい。
次いったのはレイラだ。
「私、黒魔法師だった。」
黒魔法師とは黒魔法に適正のあるry.
次いったのはルサーナだ、
「私、弓師だった。
弓を専門に扱う職業だ。
これも、才能がないとできない。」
最後に俺だ。
「良く来たね、
さぁこの水晶にてをかざしておくれ?」
俺は
水晶にてをかざすと、
そこに文字が浮かんだ。
剣聖・賢者・調教師・料理人・ダブルソード・武器召喚師
空きスロット:空き 空き 空き 空き 空き 空き
空き
いや、職業ダブルソードってなんだよ、
どうやらこの空きスロットというところに
自分の職業をいれるらしい。
それでもひとつ余るのはいつか埋めよう。
兎に角すべていれて、と、
「空きスロットにいれ終わったかい?大体
ひとつなんだけど君の
操作時間は少し長かったね。
2つとみた。
それじゃ、鑑定させてもらうよ?」
名前、クランシュ
職業、剣聖・賢者・調教師・料理人
ダブルソード・武器召喚師・空き
係員の人は俺にちょっと待ってというと
奥で人と話をしている。
すると、今度は若い男がやってきた。
「君!剣聖に賢者、調教師の
三大偉大職業にあわせ、
まだ未知の職業が二つ、
さらに空きスロット
がもうひとつあるとはほんとうかい!?」
「あ、はい。」
「なんということだ、私も今鑑定したが
信じられない、こんなことがあるなんて、
この子は王宮に連れていって...」
などとぶつぶついっている。
俺はその間にその場を離れたら
エミリアとレイラが俺を見つけてよってきた。
「クーくん!どうだった?」
「エミリアとレイラ。こっちきて。」
「?どうしたの?」
こんなところで堂々と言い張ると
きっと注目されるだろう。
だから人がいない、少し離れたところに
みんなを呼んだ。
「俺の適正職業、剣聖に賢者に調教師に
料理人に武器召喚師にダブルソード。
あと、空き1つ。」
「え?どうしてそんなに多いの?武器召喚師
なんてしらない。ダブルソードも、
初めて聞く。」
「すごい。」
「でも、ルサーナは心配する。
そんなにすごかったら絶対王宮に連れて
かれる」
「4人で行くことはできないのかな?エミリア
とレイラは貴重な職業だし、
ルサーナだって国に従える弓兵にだって
なれるはずだ。俺が3人を一緒に
連れていくのを条件にしたらたぶん
連れてってくれるし。」
「確かに」
「こんな優秀な人材が
てにはいるんだもの、私たちくらい
許容してくれるに違いない。」
「ルサーナも、一緒に行きたい。」
とか話してると、
さっきの若い男がやってきた。
「やぁ!探したよ君!
君には王宮に仕えてもらうことになったよ。
さぁ、こっちに...おや?君らは?
君のお友達かい?職業はなんだった?」
「私は白魔法師で、こっちが黒魔法師です!
それと、この子が弓師です。」
「そうかそうか!
なら、白魔法師さんと黒魔法師さんも
きてもらおうかな!弓師は、残念だけど」
ルサーナが絶望的な
表情をする。
「俺はこの3人と一緒に
行動できないなら行かないぞ。
ここであんたを切り捨ててでも。」
「そうだよ!ルサーナちゃんが行けないなら
私たち絶対いかないから!」
「うん。この4人じゃなきゃ、だめ。」
「みんなぁ」
ルサーナが再び
希望を取り戻す。
「参ったなぁ。
仕方ない。いいよ、君も来て。
その代わり、しっかり弓の訓練を
受けてもらうからね!」
「ありがとうございます!」
俺達は親と別れの挨拶を
すると、王宮行きの馬車に
とびのった。