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俺ら全員非リア住  作者: 澄麗
居てくれて
49/95

企画案i

私…

恋してもいいのかな


かなり前から気づいていた

私はあの人が好きだということ

でもそれは尊敬というか

男性として

ではないというか、曖昧な境界線だった


その境界線は崩れてしまいそうで、怖い。私が崩してしまったら、あの人を守れなくなる。恩返しがしたい、私はあの人を守りたい。


「はぁ…」

気づけば溜息ばかりついている

でも

あと人に別な好きな人がいたら?

私がそばにいる意味もあの人がそばにいてくれる意味もない


駆け引きだった

あの日の屋上の約束はちょっとした駆け引き。

言い換えれば

告白

でもちゃんと言えなかった

4人で住むようになってから、この家も明るくなった。

私の内面までも明るく色を変えてくれた

それは3人のおかげ。

もっと言えば、黎人くん、あなたのおかげなの。

この思い

どうしても伝えたい


「あっ」

そういえばあと3日ほどで区内の祭りがあるはず

みんなと行ったら楽しそう…!!

よし、そうと決まればすぐに相談しなくては!


「そしてそこで、黎人くんに気持ちを伝えて…つ、伝えて?そ、その後は??あわよくば…お、お、お付き合い???」


声に出ていた

口を押さえると

咲良子ちゃんが


「ひりあるどうした!!?」

と言った

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