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俺ら全員非リア住  作者: 澄麗
居てくれて
41/95

ピンチ

こっ、こまった…ムリ…もう嫌…だ

だから

"ドン"


「はぁっ…」

彼女の両腕をつかみ、そのまま壁へ腕を固定する


そしてまじまじ濃い化粧の顔を見つめる


「あ…その気になってる??」

先輩は甘くその気にさせる顔をした。そんなわけねぇだろ。

だけど顔には出さず

その顔にどんな感情も抱かず

耳元で囁く

「俺、好きな人がいるんです」

できるだけ余裕たっぷりで

本当はそんな余裕ないけど

演技する

「その人は高2なのに僕より何倍も勉強頑張ってる。まっすぐで自分にできることならなんでもするし、思いやりの心を持ってます、僕はその子が好きなんです」


「だから、高3なのに勉強もしないで他人に世話焼いてる奴のことなんて、好きにならないし」


そう言い残し内側から鍵を開けて足早に外へ出た。


秋が待ってる…

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