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俺ら全員非リア住  作者: 澄麗
夢の現実
34/95

涼しくて

だからもう、私は迷いません。


男の人はちっとも怖くなくなりました。


「黎人くん、片瀬さん。これからも、よろしくお願いいたします!!」


ガタッとパイプ椅子をひいて、立ち上がった


そして深々と礼をする


片瀬さんを横目で見ると微笑んでいた

嬉しんだな


「しゃ!こうなったら、今度みんなを呼んで黎人くんと秋くんを祝うパーティしよう!」


「いいですね!みなさんをお呼びしてなんて!私楽しみです」


なんで、こうなったらパーティになるんだか、俺にはわからなかったが、2人が笑顔になっていてそれでいい。と判断した


「って、待ってください!」


ふと、おもった。もしかして、季村さんと太知さんはお付き合いしているのでは?


「まさか…季村さんは太知さんって…」


はっとした季村さん。

急に顔を真っ赤にしたものだからすぐ察した。片瀬さんもニヤニヤしている


「黎人くんの言う通りよ、私と太知さんは…お付き合い…しているの」


わああやっぱり!それ、すごい


「出会った時から、この人って、思ってしまって…アドレスもその出会った日に交換して…」


恥ずかしながらモジモジと話す季村さんをみて、片瀬さんはソワソワしていた


「つつつ!付き合って、何日なのよ?」


「あ、んーと2週間くらいですまだ。」


へーーそうなんだ。

幸せだろうな


だってほら、顔がこんなに

幸せだって

言ってるようなもんだ


顔に書いてあるんだもん


それから、俺たちは初デートはいつだったんだ、とか

どこに行って何をしたのかを問い詰め、終始季村さんを赤面させた


仕事は…まあ、新刊は出して並べて

片瀬さんはレジ打ちして、時々来る客にはうまい言葉で一冊は本を買わせていた


そうこうしていると4時を回っていた

え?もう?ってぐらい時間を忘れるくらいに仕事に熱中していたのだ


「おつかれ!黎人くん、上がっていいよ、お昼食べないでよくここまで働いてくれたね。予想以上にいい働きっぷりだった。」


なんと、嬉しいお言葉。

もっと頑張んなくちゃ


「来週は、秋くんなんだよね!黎人くんもきたらいいのよ、太知と侑くるからさ。」


5年も働き続けている

太知さん

そして、力仕事が得意な

侑さん


新たな出会いに、胸が高鳴る

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