表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺ら全員非リア住  作者: 澄麗
夏の煌めき
19/95

柔らかく

パスタを美味しくいただいたあと


咲良子は何かを思い出し


あっ!と声を上げた


「あたし、そろそろレッスンだっ!」


「なんのレッスンなの?」


氷莉亜は首を傾げる


「咲良子は、アイドルになるために養成所に通ってるんだ。夏休みもあるんだよね


秋が丁寧に説明した


「わぁーっ!すごい〜咲良子ちゃんならきっとなれるよっ!私、応援するね!いってらっしゃい!」


「ありがとっ!」


咲良子は短く切っていうと

2階に上がり荷物を取りに行った


「じゃあ、5時くらいに帰るから…!」


スニーカーを履いてドアを開けると手を振りながら家を出た


「いってら」

「気をつけてね」

「ファイトー」


家に残った俺たちは片付けることにした


「俺、皿洗うから、かして」


氷莉亜は驚いたのか


「い、いいよ?私がやるのに」


頑張ろうとしなくていいのに


「いったろ?氷莉亜だけになんかさせるのって、氷莉亜はいいかもだけど俺らは帰って気使っちゃうんだ。」


「そうだよーだから、僕たちにも、できることはさせてよ?ね?白沢さん」


秋まじで氷莉亜に甘くね?優男になってね?ま、誰にでも優男か。こいつは


「ありがとう…じゃあ、これからはもっとみんなを頼るね?」


氷莉亜は笑みを浮かべた


その顔が今までのように優しい笑顔とは少し違くて、信じるよ。っていう感じの目がまっすぐ俺たちの方で素直だった



そのあと片付けを済ませて、ソファで休み、氷莉亜が紅茶を入れてくれた


「これから、どっか、行きますか?」


氷莉亜は紅茶を優雅に飲み、ティーカップを小皿にのせた。


「そうだね、家にいても課題しかすることないもんね」


うっ、課題。いやだ。やりたくないな


「あ!そうだ、秋!本屋」


氷莉亜を助けた日、ぜってーこいつに新作買わせるっていった。

秋、忘れたなんて言わせねーかんな?


「あーそっかそっか、大丈夫忘れてはいないから。それじゃ、いく?」


俺は大きく小刻みに何度もうなづいた


「氷莉亜もいくよな?」


「うん!」


嬉しそうに答えた。俺たちは支度をし、近くの本屋へ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ