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夏生詩集2

オリンピック

作者: 夏生

できることが当たり前

できないなら石投げる


きんぎんどう!

きんぎんどう!

きんぎんどう!


失敗許さぬ

四年後待たぬ


きんぎんどう!

取れたものには

光を降らせ

周りはサングラス


歴史的瞬間

さあ、何か言って!

先端けずった槍をつき出す


聞く見る者は

手柄を吸いとっていく

天に突き上げた拳

弾かせ痺れた両手


熱は伝染していく

勝ち得た者の心を置いて

敗れた者を踏みつけて


参加することに意義がある


遠くの遠くそのまた遠くで

誰か必死で叫んでいる




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― 新着の感想 ―
[良い点] すごくテンポが良くて 読んでいて、気分が良かったです。 [一言] オリンピック、そんなに酷いものだったんですね。 楽しく盛り上がる 人間の醜さを見た気がします。
2014/02/12 14:46 退会済み
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