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GOD SOUL  作者: アルマジロ
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運命の出会い

えー…。久しぶりの投稿です。遅れてすみません。まあ読んでくれている人は少ないでしょうけどね(笑)

カイトは、アキラの家で食い逃げしたあと、事件のあった森の奥に行っていた。カイトはそこで一人、母親の死を見つめているのだ。

カイト「はぁ…。あの時俺に力があったらなぁ…。」

長老「またここに来ているのか。」

カイト「長老様。」

長老「辛いことだったが、お前がここに来ても母親は戻ってこない。良い加減に諦めてお前も村の為に尽くせ。」

カイト「ですが、俺はあいつの様な力を使えるようになり、復讐をしたい…。」

長老「良い加減にしないか!もうお前も大人だ。しっかりしなさい。」

カイトはふてくされるように1人もりの奥へ進んで行った。長老はその寂しそうな背中を静かに見守っていた。


一方、カイトの住んでいる村では騒ぎが起きていた。それは森の奥にある川が氾濫しているからだった。その氾濫はかなり大きく、村にまで被害があるだろうと言われていた。

村人「長老様!大変です!」

長老「どうした?」

村人「森の奥にある川で大きな氾濫がおきています!」

長老「な…それはまずいぞ!カイトが川の方に行っている!誰か行ってやってくれないか?」

村人「その氾濫はこの村にも被害がくるだろうと言われています。なので自分たちの事で今は手いっぱいです。」

長老「まずいぞ…。カイトがもし濁流にでものまれたら…。あやつ泳げないから溺れて死んでしまうぞ!」

旅人「なあ、じいさん。困ってんなら俺が行ってやろうか?」

長老「本当か⁉」

旅人「おう。いいぞ。俺水には強いから。」

長老「水に強い?どういうことだ?」

旅人「ま、まあ細かい事は気にするもんじゃないぜ。」(あっぶね〜)

長老「そんな事よりはやくカイトのところへ行ってくれ!えっと…」

旅人「俺の名前はジンだ。」

長老「よし。ジンさん、カイトを頼みます。

ジン「よしきた!じゃあ行ってくるぜ。一応ここまで水が来るかもしれないから避難しとけよ〜」ダッダッダッ…

???「なぜあいつがここにいる…」



ジン「おーい!カイトー!どこにいるー⁉」

カイト「だれか来たのか?おーい!ここだー!川の真ん中にいる!いきなり川が増水して取り残されたんだ!ここだけ地面が少しだけ出てる!」

ジン「もう大丈夫だ!俺が来たからには安心しろ!」

カイト「はやく助けてくれ!もうここ流されるのも時間の問題だ!」

ジン「おとなしくしとけよ!」

ジンはブツブツと呪文みたいなのを唱え始めた。

ジン「…出でよ!シャマシュ!」

呪文を唱え終えたかと思うと、ジンの背後から変な人影のようなものが出てきた。

シャマシュ「なんの様だ?」

ジン「あの子を助けたい。あの子のいるところの少し上の部分に熱を加え続けて水がこない様にしてくれ。」

シャマシュ「わかった。人助けの様だな。

ハッ!」

すると、カイトより少し上流のところが赤く光っていて、そこから水がこなくなっている。赤い光のところからはジュー…という音が聞こえてくる。

カイトは今何が起きているのかが全く理解できなかった。

ジン「おい!カイト!はやくこっちに来い!

カイトはハッとなって走ってジンの方へ行った。

ジン「おー、大丈夫だったか?」

カイト「おー、じゃない!あれはなんだ!何が起こってるんだ!」

ジン「あれ?あれってなんだ?」

カイト「とぼけるな!赤い光の事だよ!」

ジン「あ〜、あれね。あれは俺のシャマシュの能力だ。」

カイト「シ…シャマシュ?なんだそれ?」

ジン「俺の中にいる神の名前だ。」

カイト「神の力って事か?」

ジン「少し違うが、まあそんなもんだな。」

カイト「…(じゃああの事件の時も神のチカラを使える奴がやった可能性は大きいな店員)」

ジン「とりあえずお前も無事だったんだし、村に戻るぞ。」

カイト「わかった。」

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