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出会い


無機質な空間に真っ暗な視界。

ボクは今…どこにいるのか、、

思考を加速させても尚、頭痛が酷くなるだけだ。

そうだ、あの時頭を殴られて…。

ボクは左手を自分の頭に持っていこうとした時


「いやっ!!こないでッッ…いやっっ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッあ゛ッ─────!!」


女性の甲高い悲鳴が空間全体に鳴り響く

ゾッと寒気がする。

もし … これが夢だったのなら。

早く覚めてくれないだろうか、、そんな事を思っていたらペチャ…ペチャ…と気味の悪い音が聞こえてくる。

いやだ、くるなッ…お願いだから…来るなっっ…。

目隠しをされいて相手には見えない目をキュッと瞑る。

パサッ、、、


「大丈夫か坊主。」

『……は、はい…?』


ボクは目隠しを外され、目の前にいるいかつい男性に最初目が行ったが、脳によぎる数秒前の悲鳴

目を細くし、じっと悲鳴が鳴った方に視線を向ける

そこには女性らしき肉塊が横たわっている。


『っ~~〜~~~!?!?』


その光景を見た直後、瞳孔が大きく開き

ギョロギョロと肉塊になった女性を血飛沫まで隅々と見た。

そして腹の奥底から酸が上がってくるのを感じた。


「無理もねぇな、俺だって突然拉致(らち)られて気が付いたら暗い闇の中だぜ?んであの光景 … 」

「ぁっ、あの“ しげ ”さん。」

「僕たちまだ自己紹介してないです」

「あぁ、そうだったな。すまんな坊主」

「俺は宮町(みやまち) (しげる)だ。しげさんって呼んでくれや」

「僕は咲川(さきかわ) (こう)です。なんと呼んでくれてもかまいません」

「しげさんとは一応初対面という事になります」

『…しげさん、功さんよろしくお願いします』

『ボクは藤咲(ふじさき) ふまと言います』

「あぁ、よろしくなふま」

「よろしくお願いしますね」


ニコリと2人が笑い、ボクはペコリと礼をしたあと

ボクはひとつ思い出したことがあった。


( あの二人は今 ── 。)


そう、僕がここに連れて来られる前。

ボクは久保川(くぼがわ) のの と 北頭(きたがしら) あいら を含む3人で学校を出てその成り行きでファミレスに行き、ご飯を食べてから帰路に着いていたところだった。

刹那、頭を殴られたのだった。


『あの、ボクの友達探しを手伝って貰えませんか…?』


下からしげさんと功さんの2人を子犬のように見上げ尋ねる。


「いいぜ、俺達も仲間を探さないといけねぇしな!」

「はい。協力しますよ。この施設の構造も知りたいですし」

『っ!ありがとうございます!!』


2人がとても優しい人で良かったな。

アイツも見習って欲しいところだが、そんなことを言っている猶予(ゆうよ)などもうないだろうな。

と言っても、アイツ … この状況を楽しんでいそうな気がするが、案外そうでも無いのかもしれないな。

自分が1番だし。


------------------------------------------------------------------------------


一つ溜息を吐いた後ボクとしげさんと功さんの3人で牢屋らしき所にいたボクをしげさんは初め抱えてくれ、

長い長い渡り廊下に差し掛かったところでやっと足に力が入りひとりで歩いていた。


渡り廊下を渡った先には緑と黄色の大きなエレベーターがあった。

そして、緑のエレベーターにはあいらが、黄色のエレベーターには小さな男の子が貼り付けられていた。

どうやらこのエレベーターどちらかを開けないと

この“フロア”からは出られないと言うことだろう。


しかもこれは …


『エレベーターの扉を開けると人が…引き裂かれてしまうということでしょうね … 』


しかも一つの扉には僕の親友が貼り付けられている。

殺す訳には…っ。


「た、拓馬(たくま)…?拓馬なのか…、?」

『しげさん、?拓馬さんって…いったい?』

「 … おれの、俺の息子だ。、わかった、話そう … 俺がここに連れてこられるまでの経緯を … 」


初投稿です。


親友から投稿したら?と催促されたので投稿してみました


更新速度は亀以下ですので、忘れない程度の気長さで待っていただけると幸いです


※p.s:名前等にふりがなをふりました

 少しでも読みやすくなってたら幸いです

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