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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
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第62話 休暇日の予定

お待たせしました!


第62話をお楽しみください。



 



 休み時間になり、生徒達は各々で休み時間を過ごしていた。


 友と雑談する者。本を読む者。次の予定を確認する者。次の授業の準備をする者。離れた席の友の下に行く者。筋トレためダンベルを上下に動かす者。様々だ。



「次の授業は《国家と個人の武力について》ですね」



 予定表を手に次の授業内容を読むミレーセ。


 それを聞き、ミレーセの前の席に座っているネナが反応する。



「国関連の続きってことかな?」

「おそらくそうでしょう。明日、明後日は休暇日で学院はお休みですし、明々後日には剪定騎士(プルーニング)大会(トーナメント)の予選が始まり、お忙しくなりますので、その前に先生方は国家関連の認識を再確認して欲しい。とお考えになり、国家関連の授業を今日にまとめたのでしょう」

「あ、ありがとうサネットさん」



 軽い気持ちで呟いたネナはサネットが答えてくれるとは思わず、驚いた。



「休暇日と言えば…エドバさん」



 ララーシェはサネットの話に出た休暇日の事を思い出し、エドバの名前を呼んだ。


 ララーシェから名前を呼ばれ、エドバはララーシェに目を向ける。



「はい、なんでしょうか?」

「エドバさんは休暇日ってなにするんですか?」

『ッ!』



 ララーシェがその質問をした時、教室全体が静かになる。生徒全員、エドバの休日が気になる様だ。



「(え?なんで突然静かなの?魔力はあるし、居なくなってはいないと思うけど…)」



 次の授業の準備をしていたシルレは突然静かになる教室に少し恐怖を覚えた。




 ***




 サイド [エドバ]




「(注文されていますね、私の休暇日の生活を聞いてもなにも楽しくないと思いますが…)」



 一つの質問にクラスの大半がこちらを見ています。見ていない方もいますが聞き耳を立てていますね。



「そうですね…何度か王都アイウィンには訪れた事がありますが、しっかりと見た事はなかったので、休暇日の2日間は王都アイウィンの街を1人で探索しようかと。その方が土地勘も覚えやすいですし、王都に住まう住人の方達と親しい間柄になれるかもしれませんから」



 前来た時と何か変わっているかもしれないですし…ね。ですけど、大元の理由は私自身がただ「街を当てもなく観光したい」と思っているから。なんて言えませんね。



「エドバ様、その探索一緒に行って良いですか?」



 ネナさんが一緒に行こうと提案してくれるのは嬉しいですけど。笑顔でお断りさせていただきます。



「ダメです」

「え〜!?ララちゃんとソフィラス様、あとウェッナも一緒に行きますから〜ね?」

「ちょ!ネ、ネナさん!」

「なに勝手にソフィラス様を入れてるのネナ」

「ならソフィラス様はあたっ、一緒に、あたっ、行きたく、あたっ、ないんですか?あたっ」



 叩かれながら喋る人、ネナさんくらいですよ…



「わ、私は…」



 ネナさんの質問にソフィラス様は恥ずかしそうに顔をほんのり赤らめた。

 ソフィラス様のその反応を見たネナさんはニヤリと笑った。「押せば行ける」と思ったのだろう。けれど実行する前にララーシェさんに止められていた。



「…」

「わかった!やめるから!無心で叩かないでララちゃん!」

「ならわたくーー」

「ふぁ〜街探索か〜」



 隣の2人が騒がしいからか、眠っていたウェッナさんが眠そうに起き上がり、あくびをし、喋り始めようとしたレンスレッテさんの言葉を遮る。

 起き上がったウェッナさんは「あ」と何かを思い出したかの様で私に振り返った。



「ちょっと!ウェッーー」

「エドバ、会長が加入したいなら早めにね〜って言ってたわよ」

『え?』



 ありがたいですね、特待生という肩書きがある以上、スカウトは避けられませんから。



「伝えてくれてありがとうございます。ウェッナさん」

「いいの、いいの、これから同じサークル仲間。よろしくねエドバ」

「こちらこそよろしくお願いします」

『えぇぇぇぇ!?」



 私とウェッナさん、あと昨日聞いていたララーシェさんとネナさん以外、驚き過ぎてチャイムが鳴るまで固まってしまいました。





いかがでしたでしょうか。


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次回は2月8日を予定としております。

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