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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
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第55話 加入サークル

お待たせしました!


第55話をお楽しみください。



 



 ウェッナ達が学院長室を出る前、生徒会室ではユネセシアが生徒会の紹介を終えたところだった。



「ーー魔法を使ったイジメの防止や剪定騎士(プルーニング)大会(トーナメント)の出場選手を決める予選などの管理、統括があります。これで大まかな生徒会の紹介は以上ですね」

「とても分かりやすい紹介ありがとうございます」

「いえいえ、これも生徒会の仕事ですから」



 ニコリと微笑むユネセシアの後ろでは未だに雁字搦め状態のエクリテとそのエクリテをムツラとミレーセが見張っていた。フォカはというとムツラに「休んでいて良い」と言われ、ユネセシアの隣でエドバと一緒に紹介を聞いていた。



「もし、詳しい事が聞きたいのであれば仰ってください。出来る限りお答えします」



 そう言われたエドバは少し考えた後、「では」と言って続けた。



「1つ質問しても良いでしょうか?」

「良いですよ」



 ユネセシアから了承を得たエドバは一拍置いて、質問を言った。



「なぜ、生徒会は女性だけなのでしょうか?」



 エドバが言った瞬間、部屋の温度が急激に寒くなった気がした、フォカとミレーセは恐る恐るユネセシアを見た。



「…そういえばなぜでしょう?私が聞きたいです」

「「え?」」



 予想外の答えにズコっと体勢を崩すフォカとミレーセ。



「一応、男子生徒も生徒会に勧誘はしてるんですよ?でも、その大半の生徒が「まだ死にたく無いので入れません」って言われて断られるんです」

「…なるほど」

「私、初耳ですよ」

「私もよ、フォカさん」



 体勢を崩した後、フォカはミレーセのところに行き、ミレーセと小声でお互い初耳だと確認し合った。



「エドバさん」

「なんでしょう」



 改めてユネセシアはエドバの目を見た。



「加入するサークルは決まっていますか?」

「はい」

「そうですか、まだ決まってませ……ん?はい?」



 その会話を聞いていた生徒会メンバーは全員「あ、お約束の流れ切った!しかもバッサリ!」と心の中で言った。



「い、一応、その加入希望のサークルをお聞きしてもよろしいでしょうか」

「魔道具作製サークルです」

「そうですか…魔道具作製サークルに…」



 落ち込んだ様に俯くユネセシア。



「生徒会はプルーニングトーナメントの予選を管理されているんですよね?」



 自分て作った雰囲気を変える様にエドバは別の話をした。



「あ、はい、そうですよ。それがどうかしましたか?」

「もし、知っているのであればプルーニングトーナメント本戦の日時を教えていただけませんか?お恥ずかしながら団体戦、出場選手なのに開催日時を知りませんので」



 一切恥ずかしそうにしていないエドバに苦笑いをしつつ、ユネセシアはルーニングトーナメントの日時をエドバに教える。



「なるほど、それは大変ですね。プルーニングトーナメントの本戦は6月の10日に始まります。最初の3日間は個人戦で団体戦は14日からですね」

「そうですか、ありがとうございます」

「いえいえ、あ、あと本戦の場所ですけど…」



 ユネセシアが本戦の場所を言う前にエドバが先に言った。



「それなら知っています。星々が輝く国、エトラーク星天王国ですよね?」

「すでに知っているなら問題無さそうですね。エトラーク星天王国には魔道船を使って行きます」

「分かりましーー」



 エドバが言い終わる前に生徒会室のドアが勢いよく開けられた。



「エドバ君!魔道具作製サークルに入るって本当かな!?」



 開けられたドアの向こうにはタイン、ウェッナ、ララーシェが走って来たらしく、息を切らしながら立っていた。


 そしてこの3人は忘れていた。ここが生徒会室であると。



「ムツラ先輩…」

「わかった」



 エクリテをミレーセに任せたムツラが3人の前に立った。



「「「あ」」」



 その一言を最後に3人は日頃、爆発などの問題や個人的な恨みも含めて、正座させられた。


 完全に巻き込まれたララーシェはエドバの一言によって、正座から解放されるのであった。





いかがでしたでしょうか。


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次回は11月2日の19時を予定としております。

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