第52話 生徒会室へ
お待たせしました!
それでは第52話をお楽しみください。
タインを引き摺りながらウェッナ、ララーシェ、エドバの3人は魔道具作製サークルの部室を出て、1番始めに目に入ったのは目の前で正座させられているレンスレッテとネナの姿だった。
その周りには生徒会を示す腕章を付けた3人が立っていた。
「魔力は感じたけど、まさか魔法まで使ってたなんてね」
「自業自得」
ウェッナとララーシェは予想していたのかあまり驚く様子はない。
「ララーシェ、私達はさっさと学院長室に行くわよ」
「うん、わかった…」
「またね、エドバ」
「はい、また」
そう言ってウェッナはララーシェとタインを連れて学院長室へ向かった。その時、悲しそうにララーシェがエドバを見るが、エドバは生徒会の3人に話しかけられた時で見ていなかったためララーシェはガックリと肩を落としウェッナに付いて行った。
その頃、エドバは生徒会の面々から挨拶をされていた。
「あ!今話題の特待生くんだ!初めまして!私はフォカ!一様生徒会のメンバーです!よろしくね〜」
「もう、一様。なんて付ける必要無いんですよ?フォカさんは立派な生徒会のメンバーです」
「えへへ!ありがとうございます!」
「初めまして、ボクはムツラ・メイディアン。こう見えて女だ。よろしく」
「フォカさんにムツラ先輩ですね。初めまして、私の名前はエドバです。よろしくお願いします」
生徒会の面々に挨拶をしたエドバはユネセシア達がここにいる理由を聞いた。
「それでユネセシアさん達はあの2人を止めに来たのですか?」
「ええ、そうです。もう沈静化しましたし、騒ぐこともしないでしょう」
「沈静じゃなくて鎮圧だったような…」
「何か言った?フォカさん」
「いえ!何も言って今ません!会長!」
ユネセシアに視線を向けられたフォカはピシッと敬礼をした。それを見てため息を吐くユネセシアは咳払いを1つして話し出した。
「レンスレッテさんから話は聞きました。魔道具作製サークルのあと生徒会はに行く予定だと」
「はい、その予定です」
エドバが頷いたのを確認したユネセシアは話を続けた。
「そうですか、それではレンスレッテさんに変わって私達、生徒会が生徒会の事を紹介いたします」
「それは…」
「大丈夫です。レンスレッテさんも了承済みです」
「なら、私が断る理由がありませんね。お願いします」
エドバは視界の端で肩を落とす1人の姿が見えたが見て見ぬふりをした。
「そういう事だから2人は別々の道で寮に帰りなさい。良いですね?もう一度校内で許可無く攻撃的な魔法を使ったら単位を1つ引きますからね」
レンスレッテとネナに振り返って2人に釘を刺す。
「わ、わかりましたわ」
「は〜い」
そう言って2人は寮に帰って行った。それを見送ったユネセシアは振り返り、頭を抱えた。
「ネナさんは反省しているかわかりませんね」
「明らかに反省してないですよ!」
「同感だな、だが注意はしたのだから次は気を付けるだろう」
生徒会の面々でネナの態度に関して言及されている事にエドバは内心で心配しつつ話し合いが終わるのを待った。
そして数秒後、話し合いが終わったらしくユネセシアはエドバに声を掛けた。
「さて、行きましょうか。生徒会室へ」
「お願いします」
そうしてエドバはユネセシア達に付いて行き、生徒会室へ向かった。
いかがでしたでしょうか。
質問や感想、コメント、改竄点などを頂けると嬉しいです!
下の⭐︎を押して評価、応援、ブックマークに追加をして頂けると幸いです。
次回は9月21日の19時を予定としております。




