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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
42/70

第41話 魔道具について

お待たせしました!

ゴールデンウィーク毎日投稿第2回目!

第41話をお楽しみください!



 




 「エドバ様、明日の放課後、学院内を(わたくし)にご案内させていただきませんか?」



 服の所々に焼けた跡があるレンスレッテに帰り際、そう言われた事をエドバは身支度しながら順を追って思い出してした。


 丘を後にしてから教室に戻ると、他のクラスの生徒達がAクラスに集まっており、エドバが来るなりエドバに詰め寄った。質問の嵐が起こるがエドバは慣れた様に次々と答えていき、普通の生徒なら逃げ出している状況を数十分で対応し終え、席に着いた。


 エドバが来る前に教室にいた生徒は少なかったが数100人の質問を数十分で終わらしたエドバに賞賛の声が掛けられる。その流れで話は弾み、お互いの好きな物、苦手な物、特技や趣味を話し続け、昼休みから戻って来た生徒も会話の輪に入り、午後の授業が始まるまで話し続けた。


 チャイムが鳴り、午後の授業は27人で始まった。授業内容は魔道具について。魔道具関係はウェッナの専売特許。先程の話でウェッナは滅多に授業に参加する事はないと聞いていたが、授業内容が魔道具と関係がある物なら必ず参加するらしい。そして今回の授業内容は魔道具についてだ。ウェッナは当然の様に参加していた。


 前半は魔道具の仕組みに付いて。魔道具はどうやって作られ、どうやって動き、どんな使われ方をして、どんな望みで生まれたのか。それを聞いた上で後半の授業に入る。


 後半は実際に初歩的は魔道具の作製。ある動作をすれば誰でも魔法が発動する。という物、魔道具になる本体は自分達で選び、各々、魔道具を作り始め、全員が作り終わる頃には授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った。



 「これで今日の授業は全て終わりです。魔道具を持ち帰りたい人は前に来て、私に言ってから帰ってくださいね〜」



 シルレの言葉に生徒達は「分かりました」と言って、前に行く者、そのまま帰る者に分かれた。



 「エドバも持ち帰るんだね」



 エドバはシルレに名前を報告する順番待ちをしていると後ろから声を掛けられて振り返るとそこにいたのは2つのカバンを持ったウェッナだった。



 「ええ、とはいえ出された魔道具とは違う物を作ってしまいました」

 「そんな心配なら、しなくて良いわ、私も自由に作ってるから」



 そう言ってウェッナは持っていた皮のバックと布のバック2つのバックの内、布のバックを持ち上げてニコッと微笑んだ。その時、シルレから「次の人〜」と声が聞こえ、エドバは前を向いた。



 「エドバさんですね、一様ですが、どんな魔道具を作ったのか教えてください」



 ちょうどエドバの番だったらしくエドバはシルレの前に立ち、シルレの質問に「はい」と言って自分が作った魔道具を話した。



 「私が作ったのは合一型術式です」

 「合一型術式…という事は2つですね?」



 その言葉にエドバは頷き、縦5センチ、横3センチのブロックを2つ出した。



 「なるほど、コンパクトに運ぶために半分づつ術式を刻んだのですね。よし、と、書き終わりましたので、うもう行って良いですよ」



 そう言われたエドバはシルレにお礼を言い、後ろのウェッナに軽く挨拶をして、教室を出た。すると服がボロボロのレンスレッテがすぐそこにいて手に持っていた魔道具を見た瞬間、近付いて来て、冒頭の言葉を言われた。まだ学院内も分かっていない場所があるエドバは、その提案に乗った。出来れば今日したかったが、レンスレッテが明らかに無理そうなので明日にした。



 「今、考えると濃い1日だったなぁ」



 そう言いながら身支度を終わらせて、寝巻きから制服に着替える。



 「主、今日はアルミも食べる!絶対!」

 「あはは…分かってるよ」



 昨日、アナイアレイトが終わってからアルミスは眠っていて、昼食を食べられなかったのが不満だったらしく、起きてから念話で訴えてくるアルミスにエドバは苦笑しながら姿見で服装を確認した。



「大丈夫だよ、主」

 「ありがとう、アルミス」



 念の為、自分でも確認し終わったエドバはテーブルに置いてあるバックを持ち、玄関まで行き靴を履た。



 「行ってきます」

 「いってきます」



 エドバが言った言葉を真似してアルミスが言い、それに微笑みながらエドバは玄関のドアを開けて、学院に向かった。





いかがでしたでしょうか。


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次回は明日、5月4日の19時を予定としております。

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