表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
33/70

第32話 刻々と迫る時

お待たせしました!


それでは第32話をお楽しみください。



 




 サイド [氷河の森・東側]




 「ネナさん、そろそろですね?」



 飛んで来た氷の槍を剣で弾きながらエドバは後ろに飛び、背中越しにネナに()()した。



 「はい、でも後30分は持ちます」



 冷静に相手の魔法を吸収と闇で相手を自身に近付かせない立ち回りをしつつネナはエドバに返した。



 「わかりまーー」

 「全員退避ッ!」



 了承した事をネナに伝えようとしたエドバだが言い切る前にシャバーが響く声で全員を退避させた。



 「うわぁ、物凄くヤバイですね…」



 周囲を見たネナは冷や汗が頬を伝うのを感じながら状況を確認した。


 エドバとネナを囲うように3方向から莫大な魔力の波動がまるで獲物を狙う獣のように今か今かと待っていた。



 「ネナさんは肩で背負うのとお姫様抱っこどっちが良いですか?」

 「どっちも拒否しますよっ!横に抱えるのも拒否しますっ!」

 「《グラン・ブレイド》ッ!」

 「《フェイムアーツ・フリーズンエッジ》ッ!」

 「《ガイアランス》ッ!」



 戦場に合わない問答をしているエドバとネナを無視し、シャバー、アフニ、ガンズの3人は全力で魔法を放った。



 「飛びますよ」

 「どうやってっ!」

 「こうやって」



 巨大な斬撃、凍てつく氷刃、そして地面が槍のように隆起して足場を奪って迫って来る、それをエドバは。



 「《ウインドブラスト》」

 「ひぃぃ」



 ネナの腰に手を回し、ネナをしっかり掴むと足裏と地面の間にウインドブラストを放ち、エドバとネナはガンズが居る方向に飛んだ。



 「【ーーー、一掃せよ。そして咲き誇り、狂い裂け】《シーク・ブラッド》」

 「ッ!《エアキューブ》ッ!」



 空中にいるエドバとネナに向け、無数の鋭利な斬撃が氷河の森から放たれ、それに気付いたエドバは即座に真空の箱を作った。



 「っと、今の攻撃、誰からのだったかわかりましたか?」

 「ええ、おそらくッ!」



 無事エドバとネナはシャバー達の攻撃を躱し、奇襲にも耐えて地面に着地したが休ませまいと言う様に魔法が飛んで来た。



 「逃さないよ、2人とも!」

 「シャバーさん」

 「【追え】」

 「「ッ!」」



 未だ空中を飛び交っている斬撃は聞き覚えのある声に従いエドバを追って落ちて来る。



 「(展開型魔法?いや、違う。指示型か)」



 自身に目掛けて落ちて来る斬撃を視認し、その魔法に見当を付ける。



 「…詠唱します」

 「っ!わかりました、出来るだけ時間は稼ぎます」

 「ッ!全員詠唱を妨害ッ!」



 何を思ったのかエドバはネナに詠唱する事を伝え、ネナがそれを了承したのを確認して目を閉じた。

 エドバが詠唱すると聞きシャバーは全員に妨害するよう指示を出し、自身も無詠唱で魔法を放つ。



 「ここで貴方を守りきれない事は………《ファントムゾーン・エキソダス》」



 何かを言いネナはエドバの詠唱を邪魔をさせない為、魔法を行使した。


 その直後薄紫のドームが展開し、そのドームに斬撃や魔法が当たると即座に違う位置に移動し、当たった斬撃や魔法は一回ドームに吸収されて、移動したドームから跳ね返って来る。



 「クソがっ!」

 「どうするのよ、これっ」

 「……」



 対処法が浮かばずシャバー達が悪戦苦闘している中、エドバが詠唱を始めた。



 「【一筋の光り、願いの子等。生み出されし武器と共に我は歩もう】」

 「チッ」

 「始まったッ!」



 妨害をするもネナの魔法がそれを防いでいる限りエドバの詠唱は止まりはしない。



 「【蒼天の空に青き花々の草原、その景色の光景を世界は忘れ去った】」



 詠唱が進むに連れ、空中に魔法陣が描かれていく。



 「ガンズ!ガイアランスだ!」

 「ああっ!」

 「【燃える心はもうない。だがその意思は未だ途絶えていない】」



 シャバーは「ドームの真下からの攻撃ならどうだ」と思考しガンズに指示を出した。



 「《ガイアランス》」

 「【眠りし竜は目覚め、厄災となり最後の破片となるだろう】」

 「ダメだ!」



 真下から攻撃するも真下にもドームがあるようで攻撃を受けた瞬間移動した。



 「ガンズ!あのドームを囲うように壁を!全員!ドームが囲まれ次第全力で広範囲魔法!」

 「「「「「了解!」」」」」

 「【この出会いが仕組まれた出会いであるとしても我は超えていく】」



 移動する先を塞げば当たるかと次に思考し、即座に指示を出した。



 「《アース・ウォール》ッ!」

 「《フェイムアーツ・大氷刃》ッ!」

 「「《エクスプロージョン》ッ!」」

 「「《アイシクルブレイド》ッ!」」

 「《エリア・インパクト》ッ!」



 土の壁に囲まれて魔法の数々がネナのドームに降り注ぐ。だが背後から声がして振り返るとドームがあり、エドバが鍵言を紡いだ。



 「【創成せよ。新たなる道を】」





いかがでしたでしょうか。


質問や感想、コメント、改竄点などを頂けると嬉しいです!

下の⭐︎を押して評価、応援、ブックマークに追加をして頂けると幸いです。


周年明けの初投稿がこんなに遅れるなんて……(T-T)


次回は2月3日19時を予定としております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ