表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
28/70

第27話 治療師

お待たせしました!


それでは第27話をお楽しみください。



 




 サイド [氷河の森・南側]




 「【絶えず燃え、焼き貫け】っ!《フレイムランス》」

 「【風の囁き、精霊の御業。なせ、伝承の太刀】!《シルフ・ブレイド》」

 「っ!!!《アースウォール》!きゃぁぁぁぁぁ」



 ララーシェとソフィラス、2人の魔法が土魔法のアースウォールに拒まれるもそれを破り1人の生徒を捉え、結界を壊した。その時結界が破壊された生徒の腕章が輝き、その生徒を転移させる。



 「(1人落とされましたわね。チームの士気が下がってしまう前に私達(わたくしたち)も攻勢に出るべきですわね)」



 瞬時に味方が倒されたと判断したレンスレッテはチームの状態を見つつ向かって来ているララーシェとソフィラスを視認した。



 「サネット、行けますわね?」

 「もちろんです、レンスレッテ様」



 サネットと呼ばれた焦茶色の髪をした女子生徒が詠唱を始めた。



 「【癒しの雫。安寧の(みやこ)。此処は治癒の場と化す】」

 「ララ!ソフィラス様!今すぐサネットの詠唱を妨害して!」

 「「了解 (しました)!」」



 サネットの詠唱を聞いたウェッナは重力に慣れつつあるサネットを除く、黄色チーム6人の相手をしながらララーシェとソフィラスに指示を出した。



 「させるとでも思いまして?《ストーム》」

 「「っ!レンスレッテ(さん)」」

 「【絶えない病魔、悲しき不治の病は今消える】」



 ララーシェとソフィラスの行手を阻む様にレンスレッテが立ち塞がりストームを放った。



 「《演奏暗解》!」

 「甘いですわ!《大嵐刃(たいらんは)》!」

 「くっ!!」



 瞬間転移でサネットの頭上に転移したウェッナは詠唱を無効にする闇魔法、演奏暗解をサネットに放とうとするがレンスレッテがそれを読んでいたかの様にウェッナに向けて大嵐刃を放った。そしてウェッナが別の場所に瞬間転移した時、詠唱が終わりサネットは鍵言を紡いだ。



 「《スピリチュアルフィールド》」



 鍵言が紡がれた事により魔法が発動し、辺りが幻想的な緑色の光によって埋め尽くされた。それを確認し体が軽くなった事を実感したレンスレッテは声高らかに言い放った。



 「さぁ、攻勢に出ますわよ!敵は3人こちらは8人!数の多さで押し切りましょう!」

 「「「「「承知いたしました!」」」」」



 少しずつ下がっていた士気が格段に上がりウェッナ達は一気に不利になった。




 ***




 サイド [ネナ・ダーイヴァエト]




 「凄い…綺麗…」



 そんな言葉しか出て来ない程氷のトンネルの中は美しく、足を止めてしまいそうになるが目の前を進む背中に置いていかれそうになるから、いや、この人は躊躇なく置いて行く。そう断言しても良い。ちなみにアイスロードに入ってから既に3分が経っている。



 「あの〜エドバ様、後どのくらいで着きますか?」

 「もうすぐです」



 恐る恐る聞いた私がバカみたいになってしまう回答をしますね…と最後まで思った時、アイスロードが消え景色が開ける。変わり映えのしない氷河の森があったが目の前の景色だけがエドバ様で見えないので景色が見える様に移動して見た景色は案の定、戦闘状態の青チームが構えていた。



 「まさか開始3分程度でここに来るとは〜、予想してなかったよ〜」

 「ああ、そうだな、しかもたったの2人でなんてな」



 シャバーとガンズはいつも通りね…人数は6人しかいない…他2人は他チームの状況把握に行ったみたい。



 「ネナさん。少しの間私の影に隠れていてください」

 「え?わ、分かりました」



 言われた通りエドバ様の影に言葉通り隠れたすると青チームから微かに「チッ」と言う舌打ちが聞こえて来た。え?なに?なんで舌打ち?



 「《陽光線》」

 「《日輪の鏡》」

 「散開!」



 一気に気温が熱くなり陰から顔を出すとシャバー達がいた場所は陥没までは行かないけどそこそこ大きな穴が溶けた様に空いていた。多分シャバー達は日の光を頭上で集めて一気に私達に浴びせて来てそれをエドバ様が日輪の鏡で相手に返した結果がこの穴が出来たという事ですかね。辺りを見回すとシャバーの指示で散開した青チームの人達が詠唱を始めていた。



 「ネナさん。闇夜回帰(あんやかいき)は出来ますか?」

 「う…それはあれをやれって事ですか?…」

 「いいえ、ただ闇夜回帰を発動させて欲しいだけです」

 「………ハァ〜…やりますよ。後始末はエドバ様がやってくれるんですよね?」

 「もちろんです」

 「…分かりました」



 嫌な名前が出た…でも後始末を気にしないでいいと言うのなら何分か気持ちは楽かな。



 「「《フレイムレイン》!」」

 「「《アイスレイン》!」」

 「《ロックブレイク》!」

 「《サンライト・ブレイド》」



 2種の魔法が迫りシャバーとガンズは近距離戦をするため走って来る。それを見て見ぬ振りをし意識を集中させた。丸腰になるが気にしない、何故なら横にはエドバ様がいるから。



 「【此処は闇、永劫夜明けは来ない世界。光は消え去る定め、それが此処の摂理】」



 そして意識の奥深くに至った私は詠唱を始めた。





いかがでしたでしょうか。


質問や感想、コメント、改竄点などを頂けると嬉しいです!

下の⭐︎を押して評価、応援、ブックマークに追加をして頂けると幸いです。



次回は12月2日の17時を予定としております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ