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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
24/70

第23話 殲滅戦(アナイアレイト)

お待たせしました!


第23話をお楽しみください。



 




 「なにこの人の少なさ」



 水分補給をしたネナが走って来て最初に言った言葉がそれだった。


 何故ネナがそんなことを言うのか。それは勝者であるエドバの周りに人が3人しかいなかったからだ。



 「あ、ネナ!」



 ララーシェが手を大きく振ってネナを呼ぶ。



 「お待たせララちゃん。で何でこんなことになっているの?有象無象が大勢いなくて暑苦しくなくて良いけど流石にみんな酷す…ぎ……あー、なるほど」



 ネナは右前方に3つの集団があるのを一瞥し目の前にいる2人を見て納得してしまった。


 2人の内1人は1年生きっての問題児。ウェッナ・イマジクト。ウェッナは魔力を使わずに魔法発動させる道具、魔法に使う魔力を軽減する道具。すなわち魔道具を作製していて、入学してから今日で21日目だが魔道具作製に失敗し爆発音が響いた回数41回。大凡1日に2回失敗していて学院の建物を半壊や全壊させる事から問題児と言うなが付き、なるべく近づかないようにしている生徒が多い。

 そしてもう1人が問題だった。この国の第3王女ソフィラス・ソヒィスティア。このお方がいる限り平民の生徒はもちろんの事貴族の子息、令嬢もなかなか近付けない。



 「あはは………みんなが避けるのがわかるでしょ?」

 「あの2人が揃うと相当な気合いが必要だね」

 「気合いの問題ではないと思うけど…」



 腕を組みながらうんうんと頷いてるネナを何とも言えない表情でララーシェが見ていた時突然ネナがララーシェの手を握った。



 「よし、ララちゃん。覚悟は出来たね?」

 「え?な、何の覚悟?」

 「それではあの3人の所へレッツレッツゴ〜!」

 「ちょ、ネナ手を引っ張らないで」



 ララーシェの返事も聞かずネナはララーシェの手を取ってエドバ達の所へ走り出した。エドバ達に近づくに連れ話声が聞こえて来た。



 「リブートは予めセーブと言う魔法で貯めた魔法を一気に開放する無属性魔法です」

 「ふ〜ん興味深いオリジナル魔法ね、リブートとセーブ、ふふ、魔道具作製に役立ちそう」

 「それではセーブはいくつ貯めれますか?」

 「魔力制御で決まります。私の場合3つ、無理をして5つが限度ですね」

 「魔力制御なら得意よ。なんたって魔道具作製には魔力制御が重要だから」

 「うっ……魔力制御は苦手です」

 「おっ邪魔っしま〜す、私達もい〜れ〜て」



 案外話が弾んでいた。一種の輪の様なものが作られつつある中そこに足を踏み入れるネナ。ララーシェはその行動力を凄いと思う反面毎回巻き添えを喰らっているのでやめて欲しいと思いながら話の輪に入った。



 「すみません、お邪魔します?」

 「い〜い〜よってネナとララーシェじゃない、どうしたの?ララーシェはまだしもネナが来るなんて、いつもは興味ない〜ってそこら辺でウロウロしてるのに」

 「酷い!ウェッナ普段私のことどういう風に見てるの!」

 「孤高の狼」

 「そうそう、月明かりに照らされてかっこいい1匹の狼って誰が独りぼっちで友達少ないだ!」

 「そうなんですね…可哀想…」

 「ちょっとソフィラス様!?涙流さないで!違うから!」

 「大丈夫だよ、ネナ。私が付いててあげるから」

 「ララちゃんまで!?ウェッナ!散蒔いたのウェッナなんだからどうにかしてよ!この天然2人を!」

 「えーどうしよっかな?どうする?エドバ?」

 「え?こ、ここで私に振ります?」

 「エドバさん、いや、エドバ様!助けて〜」

 「ちょっゾンビに襲われてる様になってますよ!」



 その盛り上がりを見た約3名の生徒は内心「何を話しているのだろう」と気にするのであった。



 エドバ達が一気に騒がしくなった所でシルレの声が響いた。



 「は〜い。皆さん注目してください」



 生徒達1人1人の視線が自分に向いているのか確認してシルレは話始めた。



 「皆さん一度以上は1対1を行いましたね?」



 無言の頷きを生徒全員がするとシルレは「では」と言って指を鳴らした。すると赤、青、黄色、緑の4色の腕章が各生徒達の左腕に付けられた。



 「振り分けは私が決めました」



 それに抗議する者はいなく淡々と話が進む。



 「始めにも言いましたが団体戦を行います。ルールは殲滅戦(アナイアレイト)です」



 その言葉に反応したエドバの事を約2名が見ていた。



 「エドバ様これって…アルメリア学院長と国王様…ですよね?」

 「…はぁ、多分な」



 その1人のネナがシルレを見ながら小声でエドバに話しかけて来た。



 「細かいルールってわかってます?」

 「誰だと思っている?」

 「あ、そうですね。ホントエドバ様ってやりにくい………」

 「………はぁ…」



 「この人何回溜め息するんだろう」と言う視線を感じながらエドバはシルレの話に集中した。



 「では各色のチームリーダーを言います。赤、ローユ・ソブレン。青、シャバー。黄色、レンスレッテ・ヴォルシェーブニク。緑、エドバ。以上が各色のリーダーです。アナイアレイト開始は30分後です。それまでに各自作戦や準備を済ませる様に」

 「「「「「はい!」」」」」





いかがでしたでしょうか。


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次回は10月7日の17時を予定としております。

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