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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
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第13話 国王来訪

お待たせしました!

ゴールデンウィーク記念投稿最後の第5回目!

それでは第13話をお楽しみください!

 




「ソフィラスは無事かぁぁぁっっ!!!」



 ドアを蹴り壊した挙げ句1生徒になったエドバを間接的にだが踏み台にして叫んでいる男性にクラス中は唖然とした。それもそうだろう、入学してから全く姿を見せなかった特待生が今日から学院に通うとシルレから知らされた生徒達はその特待生に少なからず期待していたのだ。ある者はその実力に。ある者はその知恵に。ある者は血が滾る戦いに。ある者はその容姿に。ある者は新たなる刺激に。ある者はこれからの生活に。様々な思いを胸に秘め、さぁご対面。シルレの言葉で特待生のエドバがドアを開け、教室に入って来る。その容姿にノックアウトされる者や見惚れる者、他には歩き方などに注視する者などがいたが、エドバがドアを閉めてドアに背を向けた瞬間もの凄いスピードでドアが蹴り壊わされ、その勢いのままエドバにぶつかりエドバはうつ伏せで倒れ、ドアを蹴り壊した張本人を見てクラス中は唖然とした、なにせその人物はーー



 「な、なにをしているんですかっ!国王陛下っ!」



 そう、この国のトップ。国王ラングラット・ソヒィスティア、その人だった。シルレの言葉が聞こえてないのかシルレを無視してラングラットは教室を見回し、目的の人物を見つけ駆け寄ろうとするがその時、倒れていたエドバが立ち上がった。そうすると必然的にドアに乗っていたラングラットは持ち上がり、廊下に転げ落ちると思ったが達人の身のこなしと言うべきか綺麗に着地した。



 「む?誰かを下敷きにしてしまったか。すま…な……い………」



 着地したラングラットは下敷きにしてしまっていたエドバに気付き謝罪をしたがエドバの顔を見て、ラングラットは顔から血の気が引き、エドバに何かを言おうとしたが、立ち上がったエドバは蹴り壊されたドアを元に戻し、ラングラットを閉め出してシルレの方に向いた。



 「お、おぬーー」

 「シルレ教諭。急用ができましたので、アルメリア学院長にお話をしに退室してもよろしいでしょうか?」

 「い、いいです…よ…」



 国王陛下を閉め出した!連帯責任で私、死刑になるんじゃ…などと思っていたシルレはエドバにもの凄い剣幕で話し掛けられ思わず許可を出してしまう。許可を得たエドバはありがとうございますと言って教室からそそくさと出て行ってしまった。残された者達は依然として唖然としている。そんな者達を見回したシルレは苦笑しながらそれでは1時限目を始めますと言うのだった。






 学院長室のドアが3回ノックされて書類整理をしていたアルメリアは時計を見た。時刻は午前8時を回っていた。こんな時間に人が来るなんて聞いてないわよと思いつつどうぞと入室の許可を出す。失礼しますと言って先にエドバが入って来てそのあとにラングラットが入って来た。



 「ラングラット陛下?なぜここに?と言うかなぜエドバ君と一緒にいるのですか?」



 ラングラットを見たアルメリアはなぜ国王であるラングラットが学院にいるのか疑問に思った。なにせ昨日と今日は世界の王達が集まり会議をする国家間会議で本来ならばここにいてはならないからだ。



 「む、それはなソフィラスに危険が及んだと聞いて会議をルンシーネに全部任せて来て我は一早くソフィラスの安否を確認しに来た次第だ」

 「最低ですね」

 「刺されてしまえばいい」



 ラングラットの言葉にエドバとアルメリアは冒涜罪で死刑になるような言葉を言う、アルメリアに至っては反逆罪にも問われるがラングラットは笑って吹き飛ばした。



 「なにを言う、我よりルンシーネは政治を熟知しておる、我に任せるよりルンシーネに任せた方がこの国のためになる」

 「「1国王が胸を張って言っていい言葉ではありません」」



 胸を張って言うラングラットにエドバとアルメリアはすかさずツッコミ、溜め息を吐く。



 「それではなぜエドバ君と一緒なんですか?」

 「そ、それは……な」



 なぜエドバと一緒にいるのかアルメリアはラングラットに聞くがラングラットは気不味そうに頬をかき視線を逸らし中々話さないが隣にいるエドバがアルメリアに説明した。



 「1年Aクラスに乗り込んで来ました」

 「うん」

 「それもドアを壊しながら」

 「へぇ〜」

 「その時ちょうどドアの近くにいた私にぶつかりラングラット陛下は私を間接的ではありますが踏み台にしました」

 「ほう……」



 エドバの説明を聞いていくうちにアルメリアからは途轍もない魔力が溢れ出した。最後まで聞き終えたアルメリアはラングラットを見て言った。



 「ラングラット王、ここにいたのが私で良かったですね。もし他の者であったならば……わかっていますね?」

 「ああ、わかっている」

 「わかっているのなら軽率な行動はお控えください」



 そう言ってアルメリアは魔力を無残させた。その数秒後ラングラットは何かを思い出したのかアルメリアに言った。



 「そう言えばエドバがここにいるということは計画は成功したということだな?」

 「それはもちろん、あ……」



 ラングラットの言葉に頷いたアルメリアだがここにエドバがいることを忘れていた。その話を聞いたエドバはアルメリアとラングラットに向けて目が笑っていない笑顔でこう言った。



 「詳しく話をお聞かせください」

 「「あ、はい、わかりました」」



 その笑顔をしたエドバの言葉を断れないアルメリアとラングラットは一先ずソファーに座り大人しく話し始めるのだった。





ゴールデンウィーク記念投稿はいかがでしたでしょうか?


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次回は5月20日の17時を予定としております。

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