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ジェネラリーナイト  作者: 星芽龍英
第1章 始まりの竜
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第12話 唖然

お待たせしました!

ゴールデンウィーク記念投稿第4回目!

第12話をお楽しみください!

 




 あのあと日も暮れて来たと言うことで解散となり、翌日。午前6時。エドバは自宅にある姿見の前で昨日帰り際にアルメリアから貰ったソヒィスティア王立学院の制服を着た自分を見ていた。



 「白の服か……10年前に着た以来になるな……」



 姿見に映った自分の制服姿を見てエドバは過去に想いを馳せる。数秒そのままでいたが念話でアルミスが話しかけて来たことでエドバは学院に向かう支度を再開した。



 「(その制服似合ってるよ、主)」

 「ありがとう。ところでアルミス。喋り方が流暢になっていないか?」

 「(ん、主から貰った記憶を何度も振り返って勉強してる)」

 「そ、そうか」



 これは寝る間も惜しんで言葉の勉強してるなぁと思いつつエドバは支度を終わらせて学院に向かった。






 昨日とは打って変わってトラブルに巻き込まれることはなく学院の正門に辿り着いた。正門は開いており、両脇に兵士が1人づつ立っていた。その兵士達に挨拶をしながら学院に入り、真っ直ぐに学院長室へ向かう。向かう道中は朝も早いとあって人はいなく、静かな廊下を歩くこと数分。学院長室の前までやって来たエドバはドアを3回ノックした。すると中から「どうぞ」と言う声が聞こえてエドバは学院長室に入った。



 「失礼します」

 「エドバ君か、座って少し待ってて、この書類終わらせちゃうから」



 学院長室に入ると椅子に座って書類仕事をしているアルメリアの姿があった。右側には終わったであろう書類の束が山のようにあり、左側にはあと数枚の書類があった。アルメリアに待っててと言われたエドバはソファーに座りアルメリアの仕事振りを横目で見ながら待つこと数分。



 「ふぅ〜、お待たせ、エドバ君。ここに来たのはクラスを聞きに来たってことであってるかしら?」

 「ええ、昨日聞きそびれてしまいましたから」

 「そうね、レンスレッテさんの相手で大変だったものね」



 書類仕事を終わらせたアルメリアはエドバの向かい側のソファーに座り、エドバの用件を聞いて昨日の解散時を思い出してふふっと微笑んでエドバにクラスを教えた。



 「エドバ君が入るクラスは1年Aクラスよ。担任はシルレ先生」

 「わかりました。では職員室に行ってシルレ教諭にご挨拶をしてきます」



 クラスと担任を聞いたエドバは学院長室を退室しようと立ってドアに歩いて行くがアルメリアに呼び止められてアルメリアの方を向いた。



 「魔法属性はなににするの?」



 その言葉にエドバは迷いなく答えた。



 「炎、氷、風の3属性に無属性を加えて4属性で行きますよ」

 「安定ね……わかったわ、剪定騎士(プルーニング)大会(トーナメント)の予選開始まで学院生活を楽しんでくれたら嬉しいわ」

 「不安ではありますが自分なりに楽しんでいくつもりです」

 「そう……」

 「では」



 そう言ってエドバは学院長室を退室し2階にある職員室に向かい職員室のドアを3回ノックして失礼しますと入った。そこには約40台の机と椅子があり、教員らしき大人達が忙しなく動いていたが近くにいた男性教員がエドバに気付き、用件を聞きにエドバの下まで歩いて来る。



 「おはようございます。見ない顔だけど……あ、例の特待生かな?」



 礼儀正しい先生だと思いつつエドバも挨拶を返した。



 「おはようございます。特待生のエドバです。入学式には間に合わずすみませんでした」

 「気にしなくていいよ、間に合わなかったのは君だけじゃないし。それでどんな用かな?」



 エドバの謝罪を気にしなくていいと言って男性教員はエドバの用件を聞いた。



 「今後お世話になるシルレ教諭にご挨拶をと」

 「なるほど〜、偉いね。それじゃシルレ先生のとこまで案内するから付いてきて。ああ、まだ名前言ってなかったね。僕の名前はボニック。1年Cクラスの担任だよ」



 ボニックと名乗った男性教員はエドバを連れて職員室を進み、薄紫の髪をした女性教員の近くまで行き彼女の名前を呼んだ。



 「シルレ先生。例の特待生が挨拶に来ました」



 シルレと呼ばれた女性教員は自身が呼ばれたことに気付くと立ち上がりボニックにお礼をしてからエドバに挨拶をした。



 「ボニック先生、ありがとうございます。初めましてエドバさん。1年Aクラスの担任をしています、シルレです。お話は学院長からお聞きしています」

 「初めまして、エドバです。今後お世話になる方とどうしても1度会っておきたく、伺わせていただきました」

 「そうですか」



 エドバの言葉にシルレはふふっと微笑み、そろそろホームルームが始まるので行きましょうかとエドバを連れて職員室を後にした。






 歩くこと数分1階にある1年Aクラスの教室のドアの前まで来たシルレはエドバに私が入ってくださいと言ったら教室に入って来てくださいと言って先に教室に入った。



 「それでは入ってください」



 数分後シルレがそれでは入ってくださいと言う声が聞こえたのでエドバは教室のドアを開けた時聞き覚えのある声がしたが気にせず中に入り、ドアを閉めて背中を向けた瞬間廊下からもの凄いスピードで1年Aクラスのドアが蹴り壊されエドバはうつ伏せでドアの下敷きになって、そしてドアを蹴り壊した張本人は蹴り壊したドアの上でこう叫んだ。



 「ソフィラスは無事かぁぁぁっっ!!!」



 クラス中、唖然である。





いかがでしたでしょうか。


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次回は明日。5月7日の17時を予定としております。

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