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電光怪人チェイン〜ヒーローになりたい僕と26のチートな力〜  作者: 蒲竹等泰
第5話 Eは止まらない/奴の名はプロトエンジン
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第5話 その4

3000超えると無理なタイミングでも話を切っています、

なんか想像以上に長い、

(敵は硬く、重い)

(強化してない拳はおそらく効いてない


(………本当にそうか?)

(それは相手が外見の変化による先入観から来る誤りではないか?)


拳を回避しながら考える。

深く、早く、思考速度加速に電力の出し惜しみはしない。

よく見て、確実に回避する。

チェインの動きはゆっくりながらかすめることすらなく避ける。


(なぜ右腕でしか殴らない?)

(そんな重っ苦しい機械を肩に乗せた腕なんて動かしずらいだろ)

(左右非対称だから1発後に体勢を立て直す隙が生まれてる)

(ってことはやっぱり……)




『……!?』


空気を鳴らす速度で放たれたプロトエンジンの拳が空を殴った、

その瞬間、

チェインの拳が腹にめり込んだ。

そして、

よろめくように数歩下がる彼にもう1発腹に拳をお見舞いする。


すると機械らしからぬ、

慌てたような先程以上に大ぶりな拳、


「よっ」


プロトエンジンの拳を避け、足を払い、敵を回して転ばせる。


(おお!柔道……?と言う奴ですね!)

(習ってたんですか?)


「……昔、母から」


チェインは倒れる敵の顔目がけ足を思いっきり踏み下ろす。

しかしそれを転がって回避、

しかし、それを見た瞬間、サッカーボールでも蹴るように彼は横薙ぎに首を蹴り飛ばす。


『………!?』


「さすがに効かないか」


(あ、あの、さっきも言いましたけど相手はエネルギーの塊ですよ?)

(壊したら漏れ出して大爆発なんてことに……)


「む……ならないと思うよ」

「……少なくともアルが思っているほどの規模のものは」


『何?』


ちょうどいいとばかりに答え合わせを兼ねて彼は自身の考察を語り出す。


(どうしてですか?)


「う〜ん、何となく?」

「強いて言うなら、音声かな」


「(音声?)」


アルの声が脳と鼓膜に届く。


「あのとき、何から鳴ったのかは知らないけど」

「『Please charge』って言ったよね」

「ってことは、それ以前はエネルギーを入れてなかったってことにならない?」


「(でも、本体内部からそれ用のアイテムにエネルギーを移した可能性だって……)」


「……それは、どうだろう」

「というかそもそもなんだけどね?」

「エネルギー問題、解決できてるとは思えないんだよね僕」


「(なぜです?)」


「う〜ん、そもそも今この街ってさ高騰してるんだよね電気代」

「それこそエネルギー関連の大臣さんがつい願ってしまうくらいには」


「もし本当に好きなだけ異能使えるほどのエネルギー生成方法があるならさ」

「そこら辺、解決できてると思うんだ」


「(なるほど…‥なんですかねそれは)」


「僕の結論は……」


「アンドロイドの原動力と異能使用の原動力は別物」

「しかも異能使用用にエネルギーはそんなに量があるわけじゃない」

「だって見てよあの大きなメーター」

「明らかに赤のゲージが減ってんだもん」

「どう考えたってエネルギー残量でしょ」


彼はタイヤのように縁の黒い唯一他より大きいメーターを指差しそう言った。


『………正解だ』

『私自身の原動力と異能の原動力は別物、その通りだ』


「つまり、僕はそのゲージがゼロになるまで戦い続ければいいわけだ」

「減りを考えて……あと15、いやもうちょい早いかな」

「それまでなら保たせてみせる」


彼はピシッと、初めて構える。

正児から教えられた付け焼き刃、

まだ拳の奮い方すら教わっていないけれど、

集中のスイッチを入れる方法として、

受け身と共に構えだけはしっかり教えられていた。


それをプロトエンジンはじっと見つめ……


『……いいや、君の相手はこれまでだ』

『目標の回収に向かわせてもらう』


そう、宣言。

後方入口に向け走り出す。


「させるか」


襲いかかるべく彼も追うように駆け出した。


───しかし


「っ!?」


突如、彼は上に飛ぶ。


その瞬間、立っていた場所に無数のヒビが走る。

そして、いつのまにか転がる先の黒い無数の弾丸。

その数、4、3どころじゃない、40、30ほどだ。


「何だ?」


チェインはその弾丸の射手を見る。

そこは先程プロトを殴り飛ばして開けた穴の向こう側、

アルミシャッターの向こうの暗闇に、

青い、3本の光が揺れている。


(出てくる?何だ?)

(カメラ位置が低い、小型戦車?)

(にしては動きが……)


「お〜い、本郷君」


角の班長の内の1人が彼に声をかける。


「何ですかこれ」


『戦場を共にすることもあるだろうから教えておこう』

『………自律思考多変脚戦場補助戦車TACIKAWA-87』

『通称、タチバナだ』


「え、いやそれタチコm『タチバナだ』


断言された。

そして、誰かの間の抜けた声がする。


「気をつけて〜、一応練習用の弾しか折れてないけど……」

「人なら当たれば死ぬからぁ〜」


「やばいじゃん」


ズドン!


明らかに練習用とは思えぬ轟音と共に、

今砲弾は放たれた。

登場人物紹介


コラニ(Kolani)

性別:男

年齢:45歳

身長:175以上

体重:70kg以下

役職:SOCUDO第二開発班班長

好き:レトロゲーム、ラジコン

苦手:女付き合い

嫌い:コーラ


(概要)

会議に参加していなかった班長の内の1人、

暗部所属で得意分野は銃火器及び戦闘車両開発。

黒いスーツを身に着け、その上から白衣を纏った姿をしている。

いつも不機嫌そうな顔をしているが実際はそこまででもなく、

憧れの父を真似した口髭と苦労しわが原因だが本人は気づいていない。

会議室が停電したときラスボスごっこを提案するくらいにはノリもいい。


ステラ(Stela)

性別:女

年齢:37歳くらい?

身長:155cm以上

役職:SOCUD第二開発班副班長

好き:餡子

苦手:紅茶

嫌い:猿


(概要)

見た目以上に老けて見える白髪の女性、

いつも小さな眼鏡と白衣を纏っている。

しかし……本当の年齢がいまいち不明。

顔を知られぬためのマスクを被っていると噂されている。


なんか色々設定していた気がするけど忘れた……

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