表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
電光怪人チェイン〜ヒーローになりたい僕と26のチートな力〜  作者: 蒲竹等泰
第23話 ゆくとらしく
152/255

第23話 その3

「………やっぱりなんか気になる」


放課後僕は中等部校舎裏、例の花壇へと向かっていた。

残念ながら今回は1人

アルドナープは先生のお手伝いで手が離せず、真司君は……まぁ、わざわざ迎えに行くの面倒だしね。


「怪物の気配がしたあとにあんな不自然な場所にいられたら気になるよなぁ……」


そして校舎裏への角を曲がると


「………さすがにいないか」


例の黒い人物はどこにも見当たらない


「………あれ、来てらしてたんですね」


僕ががキョロキョロしているとスコップなどを持ったジャージ姿の花音ちゃんが現れる。


「何かありましたか?」


「いや、人気スポットって聞いたからどれくらい人がいるのかなぁ〜って思って」

「見に来たんだけど………」


そう言うと彼女は残念そうに眉を垂れさせ


「申し訳なかったです」


「え、なんで謝るの?」


「私の伝え方が悪かったんですね、わざわざご足労をかけてしまいました」


うっ


とっさに嘘をついたことで彼女に謝罪をさせてしまったことに早太は良心を痛める。


(しょうがないじゃん!まさか謝られるとは思ってなかったんだもの……!)

(……別に彼女は怪物のことを知ってるんだから正直に話しても良かったのに)

「………いや、ごめん、嘘ついた」

「実はね不審者を探しに来たんだ」


「不審者、ですか?」


「昼頃に見かけてね」

「真っ黒い格好にフードの、君くらいの身長の人だ」


「そんな方が………あの、そういう格好の子は普通に居ましたよ学校には」


「まぁ、いなくはないよね、やっぱり過敏になりすぎてたかなぁ……」

「君は今日は何をするの、ジャージ姿ってことは水やりってわけじゃぁないんだよね?」


「はい、ちょっと枯れてきた子達がいたのでちょっと手入れをしておこうと思ってたんです」


「ふ〜ん……手伝うよ」


「いいんですか?」

「汚れてしまいますよ?」


「別に構わないよ」

「なんかこのまま何もしないで帰るのもなんというかな、むず痒いというか」

「不審者がいる気配とか格好つけたこと言って勘違いでした〜で帰るのは内心恥ずいと言うか……」


「………あ、なるほど、中二病?ってやつですね!」


「……………………うん、まぁ、そうね」


そう真っ直ぐな瞳で言われるとなんか……辛い


「じゃぁ、お手伝いお願いしたいです」


「了解、何からするの?」


「まずはここらへんのもののこういう茎と茎の間の芽を取っています」


「あ〜、本とかでたまに見るやつだね」


「それが終わったらここらへんの枯れちゃった子を抜きます」

「元気がない子用の肥料も用務員さんから貰って来ました」


「わかった、じゃぁ芽を取る作業から僕はやるね」


「はい、お願いします」


僕は指さされた植物の前に行きしゃがみ込む。


「ねぇ、こういう作業っていつもやってるの?」


「いいえ、私がお世話するようになったのはつい最近だったのでこれが初めてでしたよ」


「そうなんだ………っと、これ?」


「そうです、そういうのを取ってほしかったんです」


「よ〜し」


僕は一応確認を取ってゆっくりとその芽を………


「やめろッ!」


うぉ!?


急な声にビクッとして手が止まる


「何……?」


僕はゆっくりと声がした方を向く

するとそこにいたのは………


「その花壇に手を加えていいのはわたしだけだッ!」

「勝手に触るな!」


黒いフード付きの服装

花音ちゃんくらいの身長、体格


さっきの不審者だ


「植木さん」


ウエキさん?


どうやら花音ちゃんはこの子のことを知っているらしい。

………いや、まぁさっきの言動でなんとなく誰かはわかるけど、一応確認


「花音ちゃん、植木さんってのは?」


「この花壇を、作ってた子です」


「やっぱり………休んでるって聞いてたけど今日から登校してたんだ


「いえ、来てませんでした」

「教室にも相談室にも保健室にも」


「そう、で?」

「なんだっけ?」

「触るな、だっけ………まぁ、言いたいことも無くはないけどここを育ててた人が来たんなら彼女に任した方がいいんじゃない?」


僕は花音ちゃんにそう言おうとした

しかしその言葉は


「ここはわたしの花壇だ!」


植木さんの声がそれを遮る


「………?」


「散々人を見下して、爪弾きにして!」

「最後にはわたしの居場所まで奪うのか、華家来花音!」


奪った?

…………そういう性格じゃないと思うけど彼女

なんなんだ、この子

こう言っては何だけど病んでるんじゃないか?


一旦落ち着いて話を聞いてもらった方が……


そう思った

思ったんだ、だけど僕は彼女がした次の行動に驚き、その動作を思わず止めてしまった。


だって、しょうがないじゃないか!


「わたしの居場所を、帰せぇッ!!」


《Welcome-back/Projection system active》


まさかいち女子中学生が、難攻不落の大金庫から盗まれた代物を使ってくるなんて思わないじゃないか!


「伐採してやる……」


《Projection》

《On your Life-tree……Dryad!》

《Who's Easter today》


「音声ダッサ!?」


「あの先輩、さすがに今はそれどころではなかったように思います」


腕も足も髪も服も、

彼女の全て何もかもが

黒く歪な植物へと変り果てる


「それもそうだ、花音ちゃん悪いけど人が来ないか見張っといてもらえる?」


「わかりました………あの、できるのならば説得で済ませてくあげてくださいね?」


《Natural by Electric》

「もちろんわかってるよ」


アルドナープは今頃先生のお手伝い中

さすがに急に消えるのは不自然だから

チェインIIは使えない


………さぁ、久しぶりの初期フォーム戦だ


「気を引き締めていこうか!」



タイトルは一目見て中身がなんとなくわかるものが良いそうですね、

ここまで読んでくださった方々

あなたならどんなタイトルを付けるか教えて居ただけませんか?

私は今もう一度1話を書き直しています

完成したら投稿したいんですけどこの話ってわりとタイトル詐欺じゃないですか。

思いついた方ぜひ感想欄にお願いします。

どうかご協力ください。


なお、本来今回ここにはとある人の始末書を書いていたのですがセッションエラー?とかいうので白紙化されたので今回は諦めました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ