第22話 その3
『どうして動かない?』
少年の脳に声は響いていた
『あれは間違いなく幻想系の怪物だ』
『君が望み焦がれていたものだ』
怒りでも呆れでもない
まるで教師が問いかけるように声は問う。
それは解は自分で得よと、
そう言っているかのように。
それが
たまらなく今は苦しく思える。
「うるさい」
『震えているぞ』
『逃げてもいいんだぞ?』
「うるさい!」
『どうして動かない』
「うるさいよ……」
『さっきまであんなにも自信満々だったじゃないか』
「わかってるくせに……!」
『君が向き合うべきものだ』
「わかってるよ!」
『………』
「わかったよ、わかっちゃったさ!」
「何度も言わないでよ……!」
「俺は、そうさ、弱い、弱いさ!」
「俺は強くなんてなれてなかった!」
「俺は………あいつに勝てない」
「あんな怪物に俺は……」
「本郷早太のように戦えない!」
『君は何故強くなりたいと願った?』
「俺は………母さんを助けられなかった!」
「俺は逃げた!」
「弱っちくて、何もできなくて……」
『でも、君はもう強い』
『それは間違いがない』
『じゃあ、何故勝てないか』
『それがわからないことこそ、君が弱い理由、そうだろう?』
「…………俺は」
『君に今、与えられた選択は2つ』
『尻尾を巻いて今日のところは逃げるか』
『それとも……』
《Overuse》
尾の大蛇を踏み
細い蛇どもをひっ掴み、撃ち落とし、焼き殺してビルを守り続ける。
「……くそ、使わさせられた」
壁に貼り付いて僕は悔しそうに呟く。
「あと、どれくらい保つんだ……?」
もうすでに体が熱い
雨が降り出せば僕は湯気を纏うことになるだろう。
こっから先、0.1秒であろうと過剰使用を使うのはリスクがある。
「!」
まずい反対側のビルに蛇が突っ込む!
過剰使用………はさっき控えるって言ったばかりだろう!?
「くそっ……アル!」
『はい!』
アルが僕に代わって能力を行使する。
蛇は微弱な電気を纏い、ほんの僅かだが磁力を宿す。
「こっち来いやぁ!」
その瞬間僕は電気で編まれた網でも掴むように
そいつらをもろとも引き寄せる。
………いや、引き寄せたところでどうする!?
上からならともかく横に向けてビームは撃てないぞ!?
この網だってそんな長くは保たない……!
「………って、うぉあ!?」
頭突き!?
「……そりゃそうか黙って見ててくれるわきゃないよね」
体に突き刺さったガラスを抜き
自分の目の前で揺れる毛の塊
オルトロスの頭を見つめて僕はいっぱいいっぱいで頭から薄れてしまっていた当然を認識する。
「………なんでもできるような錯覚で視野と思考が狭まっている気がするな」
悲鳴を上げて逃げる人
恐怖か腰を抜かす人
人々を見る
………だめだなこりゃ
科学にどっぷり浸かって
論理に作ってもらった世界で生きてる
この島で科学者でも発明家でも学者でもない人間からしたら
未知の塊で害の具現化的僕ら怪物には
いかにどうしようと埋められない
亀裂が存在している。
例えば、もし、僕が、この戦いを終え
人に戻ったとしたら
僕は向こう側に帰れるのだろうか
………どうしようもねぇやな
こんな無理して周りを守ろうなんてして意味はあるのだろうか。
『早太君……?』
…………いや、切り替えろ
何を考えている?
例え僕がやりたいことをするとしたって
越えたくない一線が!
そこにはある
「原点回帰だ」
僕は消火器をひっつかみ
間抜けにも刺さりっぱなしな番犬の脳天をぶん殴る。
『!?』
頭がすっぽ抜けると同時に僕はその穴向けて駆け出した。
「逃げんな!」
レールガン·ストライク
自分を音速を超える速度で射出し
蛇の隙間を一直線でくぐり抜け
回避も
防御も!
反射的行動すらさせない!!
その速度のまま消火器のグリップを
その赤い目ん玉向かって振り下ろす。
『OoooooOooッ!?』
「はははははっ!」
もう一方の頭に白煙を巻き纏わせ
動きを止める。
「例えこの島の全員に嫌われようと!」
「友が生きる街のために!」
「僕を頼ってくれたみんなのために!」
「今、僕は!」
乱雑に振り回される頭に腕力でへばりつき
「瞬間完全燃焼!」
その瞬間、
蛇が魔犬が
発火する。
パイロキネシス!
超自然発火能力!
自身に発生する果てしない量の熱と!
相手を選んでたら四方八方から来るかもしれない蛇に反応できないからと、半径5mに原子を分子を、自分も含み自動的かつ無差別で、強制的にプラズマ状態へと書き換えるイメージを実現、その効果を宿す領域を展開!
その両方を使うことで
僕は蛇を近寄らせず
自分への不意打ちを潰し
近寄ろうとも焼き殺すように!
そうやって無理矢理生み出した隙を突いて!
ただ僕が掴むこの怪物を焼き殺す。
「うぉぉぉおぉぉおっ!」
『RoooooOooo!!』
がぶり
しかし、次の瞬間
まるで反射的な行動かのような速度で
僕のしがみついていない方の頭が
僕のしがみついている、
燃えている頭にを
首から
噛みちぎった
「なっ………判断が早い!?」
しかも敵は
その腕燃えることも厭わず
刃のように爪をはやした前足を僕めがけて振り下ろしてくる。
回避……無理!
Overuseなら……?!
いや、だめだ起動が間に合わない
ガード………僕が?
耐久力ないんだぞ僕は
どうすれば………このままじゃ!
『早太君!?』
その瞬間、上空より地面に垂直に
ただまっすぐな高熱の光が一本降り注ぐ。
『OR!?』
腕を不意に射抜かれた狂犬は空を睨む
そこには………
「遅くなりました!」
「恵縁君!」
マキナGX-2
彼がビルを超える上空から
まっすぐと銃身を構えている。
「避難完了、攻めできです!」
「おうさ!」
ここに来ての心強い援軍、
しかも攻めに回る許可!
「おっしゃやるぞ!」
『はい!』
知恵袋って宣伝を含む質問てだめなんですね、
私の作品にこの手法とりいれてみたいんですけどどうでしょうってリンク貼っつけて、宣伝乙とか言われて回答もらえないかもなぁとか思ったから(宣伝の意味も含みます)なんて書いたから思っクソ規約違反してました、
回答者さんに教えてもらってなかったら大変なことになるところだった……
皆さんはちゃんと利用規約読んでますか?
私は良くないことだとわかってはいるんですが面倒くさくってついつい読まなくていいかなぁ、ってなっちゃうんですよね。
というか知恵袋なんかもはや利用規約があることすら忘れてましたし。
こういうのって知らなかったじゃ通らないから怖いですよね、正直私なろうの利用規約すら良く読んでないんですよね、ちゃんと読まないと……
次の日朝起きてみたらアカウントバンされてましたなんて笑い話にすらならないですもんね……
まぁ、実際これを見て読んでくれる人増えないかなぁ……なんて邪念があったのは認めざるおえないんですが。
さて、こんな話題でしてるのもあれなのでなんか他の話題………
そうそう、レジェアル攻略サイト無しでのクリア目前です、
チェリムの一個前なんでたぶんチェリンボだと思うんですけどそもそもなんで進化後は見つかって進化前は捕まえてないかも謎だし、
そもそもどうやって進化後を手に入れたかも思い出せません。
………こういう名前出す系ってどうなんですかね
利用規約で禁止されてるかも
よし、別の話題
仮免受かりました、以上!




