おにぎりパーティー 2 ☆彡
「ティル、僕はカケル! 僕と一緒におにぎり作ろうよ!」
「リブラちゃんはじゃあこっち。わたしと一緒におにぎり握ろう!」
ティルくんにはカケルくんが、リブラちゃんにはゆずちゃんという女の子が一緒におにぎりを作るみたいです。
カケルくんはさっそく、ぱりぱり海苔のしゃけの具のおにぎりを小さな手で一生懸命握っています。
「じゃあ、ボクはー、明太子にしてミルヨ!」
おや、ティルくんはしっとりの海苔の明太子。その横ではリブラちゃんが沢庵を細かく切ったのとゴマを一緒に混ぜたおにぎりに挑戦しています。
二人とも、意外にもおにぎりの具に詳しいのね。
「ワタシタチのお母さん、日本人よ?」
あらら。まほみ先生、舌を出してみんなに謝っています。
先生、舌を出すのは止めなさい。
ゆずちゃんに注意されていますよ?
そんなゆずちゃんは。
「先生、昆布は栄養有るのよ!」
とまほみ先生に言っています。
ぱりぱり海苔の昆布のおにぎりも美味しいものね。
おやおや、その隣のテーブルではまた違ったおにぎりを作っている子が。
ふうちゃんとつきくんの仲良しさんね。
「ふうちゃん。ぼくのしっとりたらこのおにぎりどーぞ!」
「つきくんにも。ふうのしっとりたらこのおにぎりどーぞ♡」
しっとりたらこ同士、本当に仲良しさんみたいです。
せっせとおにぎりを一生懸命作っているのは、なっちゃんですね。
しっとりもおにぎりを贅沢にも三つも!
昆布にしゃけにツナマヨ。
どれも美味しそう!
「なっちゃんの食いしん坊!」
「はるくんは何作ってるのよ?」
「ぼーくーはー。ぱりぱりの天むすのおにぎりだーい! どうだー!」
はるくんの天むすのおにぎり。愛知県の名古屋発祥のおにぎりですね。知ってましたか?
さて、こっちではどんなおにぎりがあるのかしら?
おやまあ。なっちゃんと同じく、まりちゃんも三つ作っていますよ。
まりちゃんはぱりぱりの海苔ね。
しゃけに、たらこに、焼きたらこ。
まりちゃんったら、たらこがとっても好きみたい。
「かなはねー、かなは梅が好きなの!」
「僕も! 梅が好きー」
かなちゃんときょうくんは梅干し同盟を築いたみたいです。
「先生も、梅干しが好きよ」
「「「先生のおにぎりおっきーい!」」」
「てへへ」
まほみ先生は本当によく食べるものね。おにぎりが大きいです。
そんなまほみ先生の服をちょんちょんと引っ張っているのは、けいくんです。
「先生……。オムライスのおにぎりって出来る……?」
「けいくん、手にもうおにぎり持っているわよ?」
「……高菜のぱりぱり……」
「美味しそうね。オムライスのおにぎり、作ってみましょうか!」
あらら。まほみ先生どうやら卵を片手に本気みたいです。上手く作れるかしら?
良い匂いが漂ってきました。
「僕のはね。おばあちゃんが作ってくれた味噌を付けたおにぎりだよ」
味噌がいいアクセントね!
ぱりぱり海苔と相性が良さそう!
窓側のテーブルではさくらちゃんがしょうごくんのおにぎり作りを手伝ってあげています。
「しょうごくんの具はなに?」
「うーんとうーんと」
しょうごくんは一生懸命あるものを指差しました。
「おかかね!」
「おにぎり、ぎゅっぎゅっって握らないのよ。ふんわりと握ると美味しいのよ」
さくらちゃんはまるでおにぎり職人みたいです。
ふんわりと、ぱりぱり海苔のおかかが出来上がりました。
「さくらちゃんはなんのおにぎり作ったのかしら?」
まほみ先生がやって来て聞きました。
「わたしはね、先生笑わない?」
「うん?」
「塩むすびが好きなの! わたし、おにぎり用の味付け海苔の塩むすびがいっちばん好きなの!」
「良いね~。塩むすびもシンプルで」
「でしょ!」
胸を張って言うさくらちゃんの横でまほみ先生は、さっそく塩むすびを作ろうとしています。
……まほみ先生食い意地張り過ぎではありませんか?
そうしてこうして、おにぎりパーティーはとても盛り上がりを見せているようです。
その様子を、お外からジーっと見ている誰かさんたちが居ます。
さあて、次のおにぎりパーティーの始まりの予感ですよ♪
お読み下さり、本当にありがとうございます!




