登場人物(5)と閑話?(4)
これで本章も終わりになります。
今回も、登場人物がたくさん増えたというわけでもないので、書くか迷ったのですが、さらっとだけ出しておこうと思います。(というか、後書きに刺股を書きたかっただけだったりしますが。。。)
あと、例によって適当にコピペで作っている関係上、今後登場する予定のない人や、使う予定のない設定なんかもありますが、ご容赦下さい。
●士族
水野 三右衛門
大杉藩の家老。拙者。
花山 十兵衛
大杉藩の藩士。拙者。
農民に変装し、庄屋様に伝言と山上くんへのご祝儀を届けた。
真田 新之丞
大杉奉行所の与力の一人。31歳。拙者。
家老の真田 晴彦とは親戚。
そのうち大杉奉行に出世する
椙田 一之助
大杉奉行所の同心の筆頭。43歳。拙者。
年齢のため、体が付いてこないことが多く書類仕事が中心。
内心は筆頭を返上して、のんびりしたいと考えている。
梨本 仁兵衛
盗賊改の同心。26歳。拙者。
精悍な目つきの端正な顔立の剣士。
捕物に出張ることが多いので、実は刀よりも刺股のほうが得意。
一応、許嫁がいる。
→危険な仕事ですぐに後家になるのも忍びないということで、結婚を延期している。
→外回りを外れたら結婚したいと考えているが、結局30前に親の意向で結婚させられる。
正岡 半衛門
盗賊改の同心。24歳。拙者。
やや面長でややタレ目の剣士。
佳央様がどんな体捌きをするのか予想を立てるために、服の上から分かる範囲で
筋肉の付き具合などを見ていたのだが、目つきのせいもあってか、山上くんには、
佳央様の体をいやらしい目つきでじっくり楽しんでいるように思われてしまった。
長屋では、盆栽を育てている。
〜〜〜
流石にこれだけだと少ないので、短めですが閑話を一つ。
【登場人物】
赤竜 広重:赤竜帝
白石 雲竜:竜の里の大臣。玄翁様
不知火 武:竜の里の武人。警護している。
〜竜帝城にて
【玄翁様が赤竜帝に面会を申し入れて】
赤竜帝:して何用か。
玄翁様:此度、120年ぶりに竜の巫女様をお呼びすることが叶いまして。
赤竜帝:ふむ。
里で舞ってもらえれば、この先100年は邪気が払われ安泰であったか。
玄翁様:はい。
此度は、新しい竜帝城の改築に地鎮をお願いするため、お呼びいたした次第で。
その力を地鎮に使えば、100年聖地になるという話もありますゆえ。
赤竜帝:なるほど。
そう言えばその巫女、解けない呪いはないと豪語しておったな。
玄翁様:おっしゃるとおりです。
それがなにか?
赤竜帝:さぞ、名付けも得意であろうな。
玄翁様:?
各里の竜帝に名付けをするくらいですから、当然ではないかと。
その、赤竜帝の時は別の巫女でした。
改めて、名付けをしてもらいたいという事でしょうか?
赤竜帝:いや、そうではない。
世の中、ポーターから変えられないやつがいてな。
この巫女なら、変えられるのではないかと思ったのだ。
玄翁様:・・・尻尾切りにございますか。
もったいないことですが、興味はありますな。
草子の通り、本当に何人も変えられないのか。
一つ、試させてみますか。
赤竜帝:うむ。
よしなにせよ。
玄翁様:承りました。
次回から、新章になります。
竜の巫女さんは後半で登場予定です。
田中先輩、これでポーターから別の職業に変わ・・・れるのか?
梨本さんが得意とする刺股は、長さ7尺くらいの柄に人の胴が入るように拵えた大きなU字型の金属がついている捕物に使われる道具です。また、江戸時代、消火活動といえば家を壊して延焼を防ぐことでしたが、この時にも刺股が活躍します。
消防署の地図記号があの形なのは、刺股がモデルになっているからなのだそうです。
・刺股
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