登場人物(1)
一応、一区切りなので季節や人物整理などしておきます。
本文出ていない情報が多々ありますがご容赦下さい。(--;)
●時期
4月中旬~5月中旬
●風俗など
基本的には、江戸時代の時代劇に出てくる家や服装。
貴族街は大名屋敷をイメージ。表札はかかっていないことが多い。屋敷の中には庭園などもある。
武装は一時期流行したために西洋風のものも多い。日本刀や甲冑なども出回っている。
魔法はイメージして発動させるタイプ。基本はなんちゃら流道場のようなところで習うが、自己流の魔法も多い。
一般の読み書きそろばんを教える寺子屋の他に、冒険者学校もある。
冒険者学校では、剣、槍、弓、魔法を教える。卒業すると「師」の冒険者組合資格がもらえ、(新人に教わりたいかは別として)人に教えることも許可される。
●山並運送
山上たちが勤める運送会社。
山村のような歩荷が必要となるようなところが中心の隙間産業を狙った会社。
制服というわけではないが、ほとんどの人は紺の半着に袴だが、ふくらはぎより下は白い布(実際は土で汚れた布)を巻いている。
山上 和人
主人公。15歳。独身。
彼女は更科 薫だが、降って沸いた感があるので、16話時点で一応、結婚したいと思ってはいるものの実は実感が薄く、受身になっている。
田中 厳吉
会社の先輩。44歳。独身。
主人公からは田中先輩と呼ばれている。
靴屋の倅。
奴隷魔法により、ポーター以外には職業を変更できない。
昔は男前だった名残りがあり、今は筋肉隆々でダンディー。
肉体的にはポーターとして数ヶ月分の資材を積んで森を動き回れるだけの腕力、脚力、持久力を兼ね備えた超人だが、実は魔法の方が得意。
新人教育していたころの教え子が実家を継いで社長になったとき、歩荷として雇ってもらった。
ステータス隠蔽のスキルでステータスを低く見せていることが多い。
会社の中で田中先輩だけは鎖帷子を着込んでいる。武装は昔はともかく、現在は小刀のみ。
後藤 博次
勤続10年の会社の先輩。25歳。妻子あり。農家の次男坊。
主人公からは後藤先輩と呼ばれている。
手足も筋肉質でしっかりしており、やや顎がしゃくれた顔をしている。
レベル5(持久力)
春風 千代
会社の飯炊き女(遊女は兼ねていない)。68歳。
主人公からは千代ばあさんと呼ばれている。
元気で開豁だが、お節介が玉に瑕。
痩せていて骨と皮が歩いているような風体だが、背筋はシャキッと伸びており、昔は美人だった雰囲気が残っている。
●冒険者組合
野辺山 剛人
葛町の副組合長。実はバツ2で子供もいる39歳。
元超級冒険者。
ポーターの身分改善運動が評価されて中央の冒険者組合に入ったものの、勢力党争に負けて左遷させられた。
山瀬 和也
受付をよくやっている。23歳。独身だが彼女あり。
沼田 紗季
野辺山さんの秘書。21歳。独身。
15歳からの叩き上げなので、どの業務もこなせる。
更科 薫
冒険者。職業は魔法師。
冒険者として活動している時は、半着にもんぺ袴を履いている。
実家は
藪などに入るときは髪が痛まないように頭巾(黄門頭巾)をかぶっている。
●王立魔法研究所
横山 ♀
横山 実美佳
37歳。バツ1。子供なし。
うっかりやさん。
●山上家
農家
山上 一郎
父。家長。
日中は田畑で作物を作っている。
たまに町内会で持ち回りの班長をしている。
山上 小百合
母。
日中は田畑で作物を作っている。
農家に専業主婦はありえない。
山上 一徳
長男。独身。19歳
主人公からは一兄と呼ばれている
自分が結婚すると次男が家を出ることになるが、次男は無職で路頭に迷うことになるので、結婚話を断っている。
山上 信次
無職。独身。18歳
主人公からは次兄と呼ばれている
週に一度『職探し』と称して小遣いの範囲で飲み屋に通っている他は、家でぷらぷらしているように見える。
●勤務体系
山上の勤める山並運送は基本的には6日間で1ローテーションとなるようにシフトが組まれている。
山上の日程表配下の通り。
1日目(先勝):葛町から平村に荷物を運ぶ 1話 ー 5話 13・14話
2日目(友引):平村から葛町に荷物を運ぶ 2話 ー ー 14話
3日目(先負):書類整理の日 3話 ー 6話 15・16話
4日目(仏滅):葛町から平村に荷物を運ぶ ー ー 7・8話 18話~
5日目(大安):平村から葛町に荷物を運ぶ 4話 ー ー
6日目(赤口):休暇 ー ー 9~12話
※山上さんの2週目は筋肉痛で愚痴る話とかになるのでスキップしている
※17話は「登場人物紹介(1)」。
※18話からは4・5日目が登山研修に変わります。
●地理
平村
山上の実家
葛町
山並運送の集荷場がある。
山上くんや更科さんが登録している冒険者組合がある。
大杉町
葛町の下流にある
大杉藩の藩都
王立魔法研究所のフィールドワーク中心の出張所がある。
取り立てた年貢は一旦ここに集まる。
最後に、今後も引き続き読んでいただけると幸です。