英語のことわざ け
形影、相弔う(けいえいあいとむらう)
訪れてくる人も付き合う相手もなく、寂しく孤独なこと
Soleness brings sadness.
(孤独は悲哀を伴う)
形影、相伴う(けいえいあいともなう)
夫婦など一組の男女がいつもいっしょで、きわめて仲むつまじい様子
They are clove and orange.
(二人はチョウジとオレンジの仲)
鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもごごとなるなかれ)
大きな組織の末端にいるよりは、小さな組織でもいいからその長になったほうがいい
Better be the head of a dog than the tail of a lion.
(ライオンの尻尾となるよりも犬の頭になるほうがよい)
芸術は長く、人生は短し(げいじゅつはながくじんせいはみじかく)
人の一生は短いが、芸術作品を完成させるには時間がかかる
また、優れた芸術作品は作者の死後いつまでも残るということ
英語のArt is long,life is short. から
※古代ギリシャの医者ヒポクラテスが「医術をきわめるには長い年月がかかるが、人の一生は短い」と言った言葉から転じたもの
蛍雪(けいせつ)
苦労を重ねて学問にはげむこと
It smells of the candle.
(ろうそくの匂いがする)
芸は身に付く(げいはみにつく)
芸と言えるほどのものは、いったん身に付けば一生その人から離れることはない
Art holds fast when all else is lost.
(他のすべてを失っても芸は身を離れる)
芸は身を助ける(げいはみをたすける)
興味や道楽で覚えた芸が、思いがけないときに役に立つこと
Learn a trade,for the time will come when you shall need it.
(技を覚えよ、それを必要とする時が来るから)
下戸の建てたる蔵もなし(げこのたてたるくらもなし)
酒を飲もうが飲むまいが、財産を残すことと飲酒とは関係ないということ
※酒飲みが下戸をあざけったり、自己弁護したりするときの言葉
Who likes not the drink God deprives him of bread.
(酒をたしなまぬ者から神はパンを奪う)
外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつないしんにょやしゃ)
表面は優しく美しく見えるが、内心は邪悪で恐ろしいこと
Beads about his neck,and the Devil in his body.
(首には数珠、腹には悪魔)
犬猿の仲(けんえんのなか)
ひどく仲の悪いことのたとえ
They agree like cats and dogs.
(彼らは猫と犬のように仲が悪い)
喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり)
喧嘩の最中は意気地なくこそこそしていたくせに、喧嘩が終わると、とたんに強がってみせること
All are brave when the enemy flies.
(敵がいなくなれば誰でも勇者)
喧嘩過ぎての棒乳切り(けんかすぎてのぼうちぎり)
時機に間に合わなくて、結局何の役にも立たない
※棒乳切りは「棒乳切り木」の略でこん棒のこと
After meat comes mustard.
(肉がすんでからマスタード)
乾坤一擲(けんこんいってき)
運を天にまかせて思い切りやってみること
The die is cast. (賽は投げられた)
言は簡を尊ぶ(げんはかんをたっとぶ)
話は簡潔に要領よくするのが大切だということ
Brevity is the soul of wit.
(簡潔であることが機知の生命である)