英語のことわざ ら-り
来年の事を言えば鬼が笑う
(らいねんのことをいえばおにがわらう)
将来のことなど分かるはずもないのだから、あれこれ言っても始まらない
Fools set far trysts.
(愚か者は遠い先の会合の約束をする)
理外の理(りがいのり)
普通の道理では理解することができない、不思議な道理
No rule without an exception.
(例外のない規則はない)
律義者の子沢山(りちぎもののこだくさん)
生真面目な人は浮気をしないから、夫婦仲がよく、子どもが多くなる
Children are poor men’s riches.
(子どもは貧者の富である)
理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ)
理屈だけで相手を納得させるよりも、相手が喜ぶものでも提供して、
なごやかに話し合うほうが万事、事はうまく運ぶ
The belly has no ears.
(腹は耳をかさぬ)
龍虎相搏つ(りゅうこあいうつ)
いずれ劣らぬ二人の英雄や強豪が相争って戦うたとえ
Diamonds cut diamonds.
(ダイヤモンドがダイヤモンドを切る)
竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
はじめ勢いがすさまじいものが、終わりになると振るわなくなること
Going up like a rocket and coming down like a stick.
(ロケットのように昇って棒のように落ちてくる)
竜の鬚を撫で虎の尾を踏む
(りゅうのひげをなでとらのおをふむ)
きわめて危険なことを冒すたとえ
It is a bold mouse that breeds in the cat’s ear.
(ネコの耳のなかで子を生むネズミは大胆である)
竜馬の躓き(りゅうめのつまづき)
どんなに賢く優れた人でも、時にはまちがいを起こすことがある
※「竜馬」は足の速い駿馬のこと
A horse may stumble on four feet.
(馬は四本足でもつまずくことがある)
猟は鳥が教える(りょうはとりがおしえる)
ものごとは実際にやっているうちに自然に覚え、身に付くものだ
※いわば獲物になる鳥自身が教えてくれるようなものだ、の意
By writing you learn to write.
(書くことによって書き方を学ぶ)
両方を聞いて下知をなせ(りょうほうをきいてげちをなせ)
争いごとに判断を下すときは、不公平のないよう両方の言い分を聞いてからせよ
Hear both sides.
(両方を聞け)
良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
よく聞く薬ほど苦くて飲みにくいもの
ためになる忠告ほど耳が痛くてききづらい、というたとえ
Good medicine is better to the mouth.
(よい薬は口に苦い)
両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)
同等の力量を持つ抜きんでた二人は互いにせり合い、必ずどちらかが倒れてしまうから、共存することはできない
Birds of prey do not flock together.
(猛禽は群れをなさず)
臨機応変(りんきおうへん)
その場その場の情勢や自体の変化に応じて、適切な手段をとること
Circumstances alter cases.
(状況で事情も変わる)