英語のことわざ よ
宵っ張りの朝寝坊(よいっぱりのあさねぼう)
夜明けまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること
また、それが習慣になっている人のこと
Loath to bad and loath out of it.
(床に入るのも出るのも嫌い)
酔いどれ怪我せず(よいどれけがをせず)
酔っ払いは、はたから見ると足元が定まらず危なげに見える
しかし、人間は無心になっているときは大きな失敗はしない
A drunken man seldom catches harm.
(酔っ払いはめったに怪我をしない)
よい花は後から(よいはなはあとから)
先走るものによいものはない
すぐれたもの、りっぱなものじゃ後から現れる
The best is behind.
(最上のものはあとから出てくる)
羊頭狗肉(ようとうくにく)
立派なものを囮に使って、粗悪なものを売ること
また、見せかけのものと実際の内容や中身が違うことのたとえ
※「羊頭を掲げて狗肉を売る」の略
羊の頭を看板にかけて、羊の肉を売ると見せかけて実は犬の肉を売ることから
He cries wine,and sells vinegar.
(ワインだと叫んで酢を売る)
よく泳ぐ者は溺る(よくおよぶものはおぼる)
人間、得意とすることでは自信過剰になるので、失敗しがち
Good swimmer at length are drowned.
(泳ぎ上手もついには溺れる)
欲に目がくらむ(よくにめがくらむ)
欲のために理性を失い、正邪善悪の判断ができなくなること
Avarice blinds our eyes.
(欲は目を見えなくする)
よく学べ、よく遊べ(よくまなべよくあそべ)
りっぱな人間になるためには、勉強するときはしっかり勤勉し、遊ぶときはとことん遊ぶべきだということ
英語の成文から
Work while you work,play while you play.
(働くときは働き、遊ぶときは遊べ)
All work and no play make Jack a dull boy.
(勉強ばかりして遊ばない少年は愚鈍になる)
預言者、郷里に容れられず
(よげんしゃきょうりにいれられず)
すぐれた人も、身近な人にはありがたがられず、認められないものだ
英語ではNo prophet is accepted in his own country.
※『新約聖書・ルカによる福音書』のことばから
「預言者」はキリスト教で、神の啓示を受け、これを神託として人々に伝える者
世の中は九分が十分(よのなかはくぶがじゅうぶ)
とかくものごとは、自分の思い通りにいかないもの
だから、望んでいた九分が叶えば十分、満足すべきだ
All complain.
(みんな不平を言う)
世は相持ち(よはあいもち)
世の中はお互いに助け合うことで成り立っている
Live and let live.
(自分も生き、人も生かせ)
予防は治療に勝る(よぼうはちりょうにまさる)
何か問題が起こってから処理をするよりも、問題が起こらないようにするのが大事
英語のPrevention is better than cure. から
夜目、遠目、笠の内(よめとうめかさのうち)
姿かたちがはっきり見えないときは、女性は実際より美しく見える
Hills are green far away.
(遠くの山は青い)
弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
困っているところに、さらに困ったことや災難が重なること
Misfortunes never come singly.
(不幸は単独では決してやってこない)