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英語のことわざ や


焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい)

大損をしたり、浪費したりしたあとで、ほんのわずかなお金をけちること

Penny-wise after a reckless-loss.

(無茶な損失のあとの一つ惜しみ)


焼けたあとは立つが、死んだあとは立たず

(やけたあとはたつがしんだあとはたたず)

火事で焼け出されても家は建て直すことができるが、主人が死んでしまってはもう家庭を元通りにすることはできない

All is lost that is put in a riven dish.

(割れた皿に入れる物はすべて失せる)


火傷、火に怖じる(やけどひにおじる)

一度失敗したがために、それに懲りて必要以上に用心深くなる

英語のA burnt child dreads the fire. から


焼け木杭には火が付き易い

(やけぼっくいにはひがつきやすい)

夫婦とか恋人とか、男女の仲はいったん別れても元の関係に戻りやすい

Wood half-burnt is easily kindled.

(半焼けの木は燃えやすい)


安かろう悪かろう(やすかろうわるかろう)

値段の安いものに、質のよい物はない

Cheapest is dearest.

(いちばん安いのがいちばん高い)


安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)

値段の安いものは安いなりに質が悪くて、すぐに壊れたり使いにくかったり、すぐ買い替える羽目になって、結局は高くつく

A cheap purchase is money lost.

(安物買いは銭失いである)


柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)

一見弱そうでも柔らかくしなやかなものは、堅いものよりむしろ強い

Oaks may fall when reeds brave the storm.

(アシが嵐に耐えるとき、カシが折れる)


柳の下にいつも泥鰌はいない

(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)

一度うまくいったからといって、それはたまたまのこと

同じやり方でいつもうまくいくものではない、ということ

A fox is not taken twice in the same snare.

(キツネは同じ罠に二度はかからぬ)


やはり野に置け蓮華草(やはりのにおけれんげそう)

蓮花草は野原という自然のなかで咲いてこそ、愛らしく美しい

同じように、ものにはそれを置くに相応しい場所があり

人にも適材適所と言われるように名人に適した環境があるということ

Dogs are fine in the field.

(犬は野原にいて映える)


藪から棒(やぶからぼう)

いきなり藪から長い棒をぬっと突き出したように、唐突なこと

a bolt from the blue

(青天から稲妻)


藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)

よけいなことをして、かえって災いを招くこと

Let sleeping dogs lie.

(眠っている犬はそっとしておけ)


病上手に死に下手(やまいじょうずにしにべた)

ちょくちょく病気にかかる人は、なかなか死なず長生きをする

All that shakes fall not.

(ぐらついているもの、必ずしも落ちず)


病は気から(やまいはきから)

病気は気の持ちようひとつで、良くも悪くもなる

Care killed the cat.

(心配はネコさえ殺した)

※ネコは九つの命を持つという考えから


山師の玄関(やましのげんかん)

内容・実質がないのに、見かけだけ立派に飾り立てること

※「山師」は投機的なことで大儲けをたくらむ人のこと

 その山師が人を信用させるために玄関を立派にすることから

Make not the door winder than the house.

(戸口を家より広くするな)


山に躓かずして垤に躓く

(やまにつまずかずしてありづかにつまずく)

人間、大きいことは慎重に対処するから案外失敗しないもの

だが、小さいこととなると油断して失敗しがち

swallow an ox and be choked with the tail

(雄牛を呑み込んで尻尾をのどにつまらせる)


闇夜に烏、雪に鷺(やみよにからすゆきにさぎ)

はっきり判別できないことのたとえ

It is ill to drive black hogs in the dark.

(暗がりで黒豚を追うはよからず)


矢も楯もたまらず(やもたてもたまらず)

ものごとを一途に思いつめて、じっとしていられない様子

be on tenterhooks

(張り枠の釘の上にいる)


やらずぶったくり(やらずぶったくり)

こちらからは何一つ与えないで、相手から取り上げる一方の強引なやり方

He is better with a rake than a fork.

(彼には三つ又よりもレーキのほうが得手である)


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